連載小説
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とある老紳士の体験談
仕事は完全にリタイアしたが地元ではそれなりの名士とも呼ばれていて、けっこう多忙な隠居生活をしている。夫婦は円満であり家族仲もよい。それぞれ独立した子供達も皆地元で家庭を持ち、沢山の孫にも恵まれた。これまでの人生で苦労を重ねてきた分、そのご褒美と言ってもよい豊かで充実した老後の生活だ。昔からの付き合いのある仲間たちからも「お前ほど幸せな爺さんはいないぞ、羨ましい奴だ」と言われている。

穏やかに晴れ渡ったある日曜日。広々とした我が家の
庭ではバーベキューが行なわれていた。家族はもちろんだがご近所さんたちも招いての賑やかなパーティーだ。私の家内などはこういう集まり事が大好きであり
活き活きとしながらホスト役で走り回っている。絶え間ないお喋りと笑い声とが
程よく汗ばむ程度のカラッとした快晴の空に響いた。
これを幸せというのであろう。

缶ビールを片手にキャンピングチェアにもたれながら
多幸感に浸っている私のスマホにメールの着信があった。さり気なくズボンのポケットからスマホをとりだし画面をみる。「送ります」とだけ表記されていた。引き続き進めていくと写真が添付されている。添付されている写真を開いてみる。

思わず息を呑んでしまった。生々しくも、なんと言ってよいのか、それこそ妖艶という言葉が自然とこぼれだしてしまう程の男の裸体であった。それは女性化した体とかではなく、男性そのものの体である。しかし、いわゆるビルダー体型でもない。程よい筋肉と脂肪が体を妖艶に引き立ているといった感じである。思わず画面に見入ってしまっう程の魅惑である。

「おじいちゃん、なに見てるの?」孫のその言葉で我に返った。「なんでもないよ」と言いながら慌てスマホをしまい、孫の頭を撫でながら席を立った。

「ちょっとトイレ」と言いってその場を離れると急いでトイレに駆け込んだ。ズボンを降ろし便座に座る。
すでに性器は完全勃起している。本能に突き動かされるように自分の性器を握り扱く。こんな高揚感は何年ぶりなのだろうか。スマホの電源を入れあの画像を出す。筋肉の上に微妙に乗った脂肪でふっくらと見える胸。他の人間より少しだけ尖りがある乳首。僅かに浮き上がる肋骨と、内臓脂肪は無く皮下脂肪だけのくびれのある腹部。皮膚は白く艶やかである。すぐに射精してしまった。でも収まらない。忘れていたものがムクムクと蘇ってくる。気がつくとまた射精していた。







もう一つの感情@26/04/17 14:20
もう一つの感情A26/04/12 17:40
もう一つの感情B26/04/14 09:31
もう一つの感情C26/04/14 11:23
もう一つの感情D26/04/14 14:56
もう一つの感情E26/04/20 21:53

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