読切小説
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重要プロジェクト その2 -ある休日-
一日ゆっくりということで少し郊外の、それも到底一般の社員では泊まれない豪華なホテルに朝から呼ばれた。ラフな格好でいいからというのでGパンとシャツで出掛けた。
俺「社長!お帰りなさい。ご出張は慣れてるとはいえ、大変だったでしょう?」
 社長は既にバスローブ姿になっていた。体の関係になっても敬語はそのままだった。社長もそれには何も言わないので、このままが居心地が良いのだろう。
社長「いやーなに、大変とかそういうのは、もう考えない様になっているな。」
 と言いながら、巧みに俺の服を脱がせ、あっという間に丸裸にし、自分もバスローブを脱いで二人スッポンポンでベッドに潜り込んだ。向き合い、相手の乳首を指先でコリコリと愛撫する。互いにアッと一瞬力が入る。既に二人ともギンギンに勃起していた。軽くキスをした後、俺は下がって社長の股間に顔を埋め、金玉の裏側からゆっくりと舐め、金玉を一つずつ口に含み転がして、チンポの付け根から裏筋を亀頭までこれもゆっくりと舐め上げる。社長は目を閉じて、その快感にウットリと酔いしれている。そして、亀頭を咥えたまま舌で亀頭全体を舐め回す。も〜辛抱堪らなくなった社長はサッと起き上り、俺の体をひっくり返すとベッドの中央に仰向けに寝かせ、ギンギンの俺のチンポを無心にしゃぶりまくった。で、俺の上にガバッと馬乗りになり、ヌルヌルになった俺のチンポを自分でお尻の穴に宛がった。だが、俺も気を抜いていたせいか、凄い勢いで俺のチンポは社長のケツに挿入され、ズボっと一気に奥まで突き刺さった。痛かったのか気持ち良かったのか分からなかったが、社長はゥオオオッと声を上げ、肛門をぎゅうぅと力一杯締め付けた。その締まりがあまりに気持ち良かったので、俺は腰をピクピクさせ思わず射精してしまった。
社長「おい、い、今、いったのか?」ちょっと不満げだった。
俺「あ、は、はい。あまりに気持ち良かったので。。。」
 合体したまま暫くそのままの姿勢を取っていたが、俺のチンポが縮んで社長の肛門からヌルッと出てきたところで、社長もフゥーッと息を吐いて、横に寝そべった。暫く沈黙が続いたが、シャワーでも浴びようという事になり二人で部屋の風呂場へ行った。流石に一流ホテル、浴室も広くて綺麗である。それぞれ気の向くままに自分の体を洗い、バスローブを羽織った。ツインルームのシングルユースだったので、バスローブも2着あった。
ぼちぼち昼時だったのでランチという事になったが外に出るのも面倒だったのでルームサービスを取ってくれることになった。建前一人だが、パスタ・ピザ・スープ・・・ワインといろいろ、とても一人分とは思えない量だったが、ガッチリ系の社長なので、それもありかな、と思った。
 程なく、パリッとした紳士が料理を運んできた。バスローブ姿の俺がいるのはよくないと思いベッドの後ろに隠れて様子を覗った。ところが、社長のバスローブの前が20cm程はだけて、一物がボロンと見えていた。社長は気付いていないが、その紳士は料理をテーブルに置く間、チラッ、チラッと社長のそれを見ていた。
社長「これ全部平らげるのには時間が掛かりそうだから、夕方くらいに下げて貰えばいいや。」
 部屋を出ようとしていた紳士は振り向いて軽くウインクをして出て行った。完全に勘違いしていた。。
社長「こっち来なよ。食べようぜ。」
俺「しゃちょー、前はだけてー、あの人チラチラ見てましたよ。絶対、社長からのアピールと勘違いしてますよ。」
社長「あー、それでさっきのウインクか。年の割には軽い奴だなーと思ってたよ。俺が原因か、はっはっはっは。」
 まあなんとも呑気な社長である。ワイングラスは一つしかきてないから冷蔵庫の所に行ったら、まあ、ブランデーグラス、ワイングラス、ロックグラス、普通のグラスにコーヒーカップ、何でもござれだ。料理を適当に取り分け、ソファに二人並んでまるで恋人同士の様に仲良く座り、ワインで乾杯して食べ始めた。社長の趣味の釣りやゴルフ、俺のやっているテニスなどの話から、初めてのセンズリや初めて男の人に触られた時、初めてこっち系のサウナに行った時の事など所謂男遍歴の話もあり、結構盛り上がった。ワインも進みまったりとしてきて、コクッと船を漕ぎかけたところで社長が、
社長「眠くなってきたな。ちょっと、寝るか。」
 殆ど体を覆っていないバスローブそのままに二人でベッドに飛び乗った。社長は社長業、俺は例の特別プロジェクトで連日の様にハードワーク続き、互いに一言も話さず、即眠りに就いた。
 
 1時間位眠った様で俺が先に目を覚ました。寝覚めは悪くなかったが、まだワインが頭に残っていた。社長はというとデーンと仰向けに眠っていた。バスローブは殆どはだけており、股間のチンポと金玉は、これまだデーンと息遣いに合わせて揺れている。社長の片方の乳首だけをそーっと触れてみた。ピクッとしたがまだ眠っていたので、今度は指の先でコリコリコリと左右に弾いてみた。
社長「ウッ、アー、ンンーッ。良く寝たー。」両手を上げて伸びをしながら目覚めた。「もう起きていたのか?」
俺「はい。ちょっと前に。」社長の金玉袋にのの字のの字を書く様にそっと触れて愛撫しながら、「今度のプロジェクトが上手くいったら、多分上手くいくと思うんですけどー、僕の評価を上げて貰って給料アップとかして貰えると嬉しいんですけど。。それと多めのボーナスとか・・・」
社長「うーん、それはどうかなー。」俺の乳首をコリコリしながら「うちのビジネスは順調にいってはいるが、大盤振る舞いできるほど余裕がある訳でもないんだよ。」
俺「大盤振る舞いって、適正な評価だと思いますけどお。」
社長「分かった分かった、考えとくよ。それより何だって、初めて男に触られた時は包茎だったって?今じゃこんなにズル剥けで立派になって!」
 真面目顔から急に顔を皺くちゃにしてニコニコしながら俺のチンポを弄ってきた。なんだかはぐらかされた感じではあったが余り追及もできないし、こっちも興奮してきた。互いにチンポをいじりあったが、俺は40代、社長は60代、二十歳の頃の様な勢いはなかった。二人ともボワーッと半立ちにはなったが、恐らくアルコールの影響もありそれ以上には進まなかった。
社長「ちょっと待ってな。」机の横に置いてあるカバンから何かを取り出した。「これ、半分でも効くんだよ。」と言って、割った片方を俺に渡した。
俺「これ、、バイアグラですか? え?こんなの持ち歩いてるんですか?」
 薬とゴムは出張時の必需品らしい。俺はそれまで薬は使ったことはなかった。しかし、興味はあったので若干抵抗もあったが社長も飲んでいるし、一気に飲みこんだ。薬が吸収される20分か30分したら、何とアルコールの影響とか全く関係ないのか、ギンギンと脈打つ様に勃起してきた。痛いくらいである。
俺「社長、これ、凄いですね。ギンギンになりました!」
社長「そーだろう。もしもの時に頼れる奴なんだよ。」
 そう言って自分もギンギンになっていたがそれは置いておいて、ゆっくりと俺のチンポと金玉を愛撫して、亀頭を優しくしゃぶってきた。舌先を亀頭の裏にレロレロされると、思わずアッアーと声が出た。一頻りしゃぶったら、馬乗りになってきて俺のチンポをケツ穴に宛がった。今度は失敗しない様に互いに気を付け、ゆっくりと挿入した。社長のケツの上下運動と俺の下からの腰の運動のリズムが合い始めて、社長はそのリズムに合わせて、アッ、オウッ、アッ、オウッと声を漏らした。俺も気持ちよくなって、時折声が出る。ただ、騎乗位も悪くないがこちらでコントロールしずらく不用意に射精してはいけないと思い、チンポは外さず社長の両肩を掴んで社長を寝かせ、正常位で続けて掘った。しばらくすると、息切れしながら
社長「バックからやってみてくれないか?」との依頼。
 一旦チンポは抜いて、社長を裏返しワンワンスタイルになって貰い、ケツ穴に突っ込んだ。
俺「これでいいですか?」
社長「アッ、アア。いいよ、凄くいい。」
 俺は手を回し、薬のお陰かまだギンギンの社長のチンポを扱いた。社長はアアアーッと快感に耐える様に枕に顔を埋めた。ふとベッドを見るとシーツを汚さない様にバスタオルが2枚敷いてあった。“いつの間にやったのだろうか・・。ま、だったら思いっきり発射してもらってもいいな。”と思った俺は社長のチンポを激しく扱いた。社長は仰け反る様にして、オオオオオオオオオーッとたっぷりの精液をぶちまけた。出張などで忙しく暫く出してなかったのだろう、結構な量だった。社長の射精のタイミングで肛門が締まるのに合わせ俺も社長のお尻を何度も何度も突き上げて、背中に抱き付きフンッフンッフンッと射精した。部屋は暖かいので二人とも汗びっしょりだった。バタンッと同時に仰向けになり、キスをして離れ、それぞれ余韻を噛み締めた。
社長「いやー、今度はタフだったなー。チンポだかおしりだか、まだ、ジンジンしてるよ。」と満足そうだった。
俺「また、シャワーですかね。今度は背中、流します!」
 二人で浴室に行き、社長を湯椅子に座らせ、おっきめのスポンジにソープをたっぷり付けて背中を洗い始めた。
社長「若いっていいよなー。君、確か独身だったな。結婚の予定とかないのか?まさか、完全に男だけってことはないんだろう?」
 一生懸命洗う振りをして、社長の問い掛けは無視し、社長の体を回転させこちらを向かせた。股間部分はスポンジではなく、両手にソープを取り、優しく洗った。でっかい金玉がぶらぶらしているのを見たら、つい悪戯心が出て、玉一個を強く握ってみた。
社長「あっ、痛い痛い!おいおい、そこはもっと優しくしてくれよおー。」
俺「あ、すみません。必死になっていたら、つい力が入って・・・」軽い言い訳である。
 社長の背中流しが終わったら、今度は俺の体も洗ってくれるようで、俺を横に立たせてソープを掌に取り、いきなりチンポから扱く様に洗い出した。
俺「社長、社長!そこ、洗い方がおかしいです。それじゃあ感じ過ぎて、また、立ってきますよ。」
社長「一日に3回くらい、どうってことないんじゃないか?目の前で発射するとこ、見せてくれよ。」
 確かに、2回とも俺は社長のケツ穴に射精していた。そして、恐らくバイアグラ効果のせいで、また、俺のチンポは勃起してきた。社長はここぞとばかりに、左手で俺の金玉をグリグリ揉みながら、右手でチンポを扱き続けた。俺は少し足を開き、膝を緩め、社長の扱きを感じていた。しばらくすると、完全にフル勃起し、金玉が競り上がり、射精の態勢となる。俺のチンポと金玉は社長の顔面のすぐ前、恥ずかしさを通り過ぎて、それも快感の一つになった感じである。アッ、アーーッ、フンッ、フンッとお尻を突き出しながら、これまた派手に射精した。
社長「おおおおー、凄い凄い。飛ぶなー、元気いいなー。」
 俺はぐったりしてその場に座り込んだ。お疲れ様、後は自分で洗いなさい、と言わんばかりにシャワーを俺の頭から掛けて、自分は浴室を出て行った。何とも我儘な社長だなと思った。

 それぞれに服を着て普段に戻り、俺も帰り支度を始めた、“これって、俺が女だったら、不倫ってことだよな。社長もやるよなあー。”とか思いながら、
俺「それじゃ、帰ります。今日はありがとうございました。社長、あれ、例の件、宜しくお願いしますよ。」
社長「あ、ああ、あれな・・・考えとくよ。今日はお疲れさん、ありがとう。またな。」
 “ほんとに覚えてくれているのかなー。でも、これ、いつまで続くのだろう?”と考えながら、ホテルを後にした。
20/04/17 13:39更新 / 勇介

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