読切小説
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重要プロジェクト
社長「いやー、休日に突然呼び出して、すまんなー。」
俺「いえいえ、プロジェクトの事と伺ったので、何かあったのかなーと思いまして。。」
社長「いやなに、このプロジェクトは我が社にとっては社運を賭けた特別重要プロジェクトという事は知っているな。」
俺「はい、もー、それは重々と。夜も寝ずに取り組んでおります、はは。」と、寝起きの眼を擦った。
社長「ははは、そう気張らんでもいい。そこでだ、ワシもメインで関わることになってな、直接、企画部課長でプロジェクトチーフの君から概要を聞きたいと思ったんだよ。それが、明日からまた海外出張に行かんとならんので、休みのところで申し訳なかったが来て貰ったという訳だ。」
俺「そーだったんですか。でも、社長に直接関わって頂けるととても心強いです。休日とかそんな、関係ないです。」
社長「うん、ありがとう。で、持ってきてくれたかな?」
俺「はい、これが企画書です。そしてこれが、これまでの進捗状況です。」
社長「うーむ、うんうん。今の所、順調には進んでいるようだな。」
 社長は企画書を手に取り、社長室を歩きながらその進捗状況を確認していた。俺は、社長室の入口に背を向けるようにソファに腰掛けていたが、社長の動きに合わせて視線は追っていた。社長は体でブロックして俺に分からない様にとドアをロックしたが、俺はしっかり見ていた。“今日は休日でオフィスには誰もいないのにどういう事だろう?”と思ったが、折角分からない様にしたのだからそのままにしておいた。
社長「ここの経費だが、少々オーバー気味じゃないのかな?」
 一番痛いところを突いてきた。リカバリープランもあるし大きな問題ではないのだが、
俺「あああ、こ、これですね、はい。はい、これはですね、これはちょっと計算ミスがございまして、あ、はい。」
 社長はドギマギしている俺の横にピタッと太ももをくっ付ける様に座ってきて、
社長「そうそう、これね。4割くらいのオーバーじゃないか? あ、ネクタイとか取りなさい。」
 と言って、進捗表を両手で持ったまま、その右手を俺の左膝に乗せてきた。俺は、その時は特に気にしなかったし、鋭い所を突っ込まれていたので、
俺「あ、でも、ご心配は入りません。こういう時の為にバッファーも準備していまして、今回のこれに関しては十分に吸収できます。」
社長「おお、そうかあ。やっぱり君は優秀なんだな。皆の評判もいいし、このプロジェクトも任せていて大丈夫そうだな。」
 ニコニコしながら俺の太ももを擦ってきた。
俺「あ、社長、そっち側、少し狭いですね。すみません、気が利きませんで。。。」
 そのまま身を委ねていても不自然だと思った俺は、少し右にずれて社長にゆったりと座れるようにスペースを取る振りをして、さり気無く太ももの手を退けた。
社長「今日はもともと休みだし、もう少し説明は聞くとして、ビールでも飲みながらやるか。」
 と言って、部屋の冷蔵庫から缶ビールを二つ取り出し、テーブルに置いた。一般社員にはなかなかないシチュエーションである。軽く乾杯をし、それぞれ一口ずつ飲んで、プハーッと息を吐いた。
俺「朝からのビールは効きますねー。でも、すっごく美味しいです。」
社長「そうだろう。俺はこうやって時々休日にここで仕事をしているんだよ。」
 企画書などは自分のデスクに置き、ピーナッツなど持ってきながら、また、俺の横にピタッと座った。で、太ももを擦りながら、
社長「君は何だ、男の人と、あれ、おしっこの飛ばし合いとか、たまには、扱き合って飛ばしっことかしたことはないのかい?」
 いきなり話が飛ぶなー、と思ったが嫌いな話題ではないし、
俺「そーですねー、子供の頃は近所のガキたちと川縁に並んで、おしっこの飛ばしっことかやってましたけどねー。」
社長「そうだろ。飛びそうだもんなあー。」 と、俺の股間をまじまじと見つめた。「エッチは?」
俺「へっ?」
社長「男とのエッチだよ。経験は?」
俺「いえいえ、そんなそんな。」と首と手を横に振った。もちろん、嘘であった。家族・友人や会社には一切秘密にしているが、こっち系のサウナや映画館で結構遊んでいた。
俺「?っていう事は、、社長って、、、あっち系もいける口なんですか?」敢えて、あっちと言って於いた。
社長「まあ、あっち系というか、今はそれが殆どかな。。」
 あの、あの社長が、紳士的で体格もがっしりしていて、髪も薄くはなく白髪できまっていて、いつも、“あー、社長っていいなー、ああいいう人といい感じになれたらいいなー”と思い、会社の行事の時に挨拶や訓示を話す時など食い入るように見ていたものだった。
俺「へー、そうなんだあ。。そうなんですね。。」
 何故か膝を付ける様にして股間を閉じ、まるで女子がソファに座る時の様に畏まった姿勢になった。“そうか、社長も男好きなんだ。こっちの人なんだ。”とても嬉しかったが、どうしても『自分も男の人が好きなんです!』とは告白出来なかった。
社長「あのさー、企画部の吉田部長な、来月で辞めるそうなんだよ。で、君んところは課長が3人いるよな。君は優秀だし、次期部長に推薦してみようかなーと考えているんだよ。」
俺「え!本当ですか!?」
 思わず、くっ付けていた足も緩み、膝が開いた。社長はすかさず手を太ももに掛け、続いて股間に乗せてきた。どうしたらいいか分からない風を装い、じっとしていると、俺のズボンのベルトに手を掛けてきた。
俺「あっ、社長。そ、それは。。え?ちょっ。ちょっ。」
 抵抗すれば簡単に出来るのだが、超タイプの社長だし、昇進の話もちらつかされていたので、処女だか童貞だか初心な振りをしてされるがままに委ねた。俺のズボンをスルスルと脱がすと脇へ置いた。勃起してはまずいと思ったが、そう思えば思う程、俺のチンポは大きくなった。
社長「おおー、おっきくなってるねー、興奮してるのかな。」
 ニヤニヤしながらトランクスの上から優しく俺のチンポを触ってそう言い、俺の首に手を回して、ゆっくりソファに横たわる様に促した。俺は社長を見ながらされるがままにソファに横になった。そしたら社長は、俺のパンツをこれまたスルスルと脱がせた。勃起したチンポがピョンっと真っすぐに上を向いた。社長は素早く自分のズボンとパンツも脱いで、俺の横で膝まづいて俺のチンポをゆっくりと咥えた。俺は右手で社長のふっとくズル剥けのフル勃起チンポを握った。
俺「社長のでっかいですねー。ズル剥けだし。」
社長「(モゴモゴしながら)君のもギンギンで美味しいよ。」
 社長はどっちなんだろうと思い、確かめる意味で金玉を経由して社長のお尻に手を回し、肛門をつついてみた。そうすると、あの、大社長がアンッと女の様な吐息を漏らした。ビックリしたがウケだと分かった。そこからは、もう、こちらも開き直っているので、今度は社長をソファに寝かせ、両足方向からアプローチして社長のお尻を上げて、こちらの一物をゆっくりと社長のケツ穴に差し込んだ。社長のアアアアアー、オオオオオー、と唸るような漏れるような声が続いた。小さくなりかけた社長のチンポを扱きながら、こっちも直きに絶頂が来て、今度は強く腰を振って、社長のお尻を何度も何度も突き上げ、そのままケツ穴に発射してしまった。激しく扱いていると社長のチンポも再び硬くなり、ほぼ同時に発射し腹の上に白液をぶちまけた。

あまりに急な出来事であっという間の展開だったので、しばらく放心状態となった。そんな中でも社長はタオルにペットボトルの水を浸み込ませ、一つを俺にくれた。お互いに自分で股間を拭き、互いに黙ったままパンツとズボンを履いた。社長は若干照れながら、
社長「明日から出張で留守にするが、このことは誰にも言うんじゃないぞ。あ、それから、昇進推薦の件もな。」
俺「ああ、はい!もちろんです!」
 それからしばらくはプロジェクトの説明が続き、先程の緊張感などなく、何だか同僚と会議をしているような雰囲気で和気あいあいと時間は過ぎていった。そして、社長室を出て行く時、
社長「良い奴だな。帰ってきたら、またな。」
 と言って軽く抱き寄せ、ウインクした。俺はもちろん否定するわけではないが対応に困惑し、
俺「はい、今後とも、よろしくお願いします。」
 と普通に挨拶をして、社長室を後にした。
後で聞くところによると、とあるサウナで俺を見掛けたらしく、俺が男好きなのは知っていた様だった。なので、話を急に同性愛の流れに持っていけたらしい。ただ、自分の事を気に入ってくれるかどうかが分からなかったし、好みでないと拒否られるのも嫌だったので、昇進推薦の話を持ち出し、取敢えず従うようにさせたのだとの事だった。
でも、自分より何段階も職位が上の、しかも社長との秘密。今後、どんな風になっていくのだろうかと、とってもワクワクする出来事であった。
20/04/13 12:29更新 / 勇介

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