読切小説
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山小屋のお爺さん、凄い
俺は56。学生の頃から女に興味はなく、天涯孤独な人生を決め込んでいた。ただ、男には興味はあったのでサウナや銭湯ではちょいちょい楽しんでいた。昨年、定職の会社を辞め近所の事務所で働いていたが、真面目に仕事をしていたことが評価されて5日程の休暇をもらった。久し振りに富山に住む友人の所に遊びに行くことになり、準備をして家を出た。友人の所は富山の町から二つほど山を越えた田舎である。節約しなければならない状況ではあったし、山を越えるといってもそんなに高くはない。また、兼ねてから運動はしていたので体力には自信があり、結局、自転車で行くことにした。まあ、途中で一晩泊まって2日掛かりかもしれないが、友人とは一晩飲めばいいだろうと考えていた。 レンタルで自転車を借り、出発した。

夕方4時頃、一つ目の山をだいぶ進んではいたがまだまだだった。出来れば、この山だけは越えて次の街で一休みしたかったので、“よし、もうひと踏ん張り、気張るか!”と自転車を漕ぐ足に力を入れた。とその時、ガッシャン、シャー、クルクルクルと足が空回りした。そうである、チェーンが外れたのだ。いや、外れたどころか、チェーンは切れていた。“なんだよあのレンタル屋の親父、俺にボロ自転車を貸したのか?”と怒ってはみたが後の祭り。連絡して状況を話すと、明日であれば車で引き上げか交換に来れると、で引き上げの場合は俺の身柄も富山市内まで送ってもいいと言ってきた。取敢えず、俺は交換を頼んで、場所は追って知らせることにした。”どーするよー”と困り果て辺りを見渡すと、100mくらい先に大きな木の陰ではあるが民家の様な建物が見えた。“あそこでここいら近辺の状況でも聞いてみるか”と自転車を押しながら歩きだした。辺りは段々薄暗くなり小雨が降ってきて、少し腹も痛くなっていた。

建物に着いてみると民家にしては結構大きめだった。道路脇に[山小屋旅館]とほとんど消えそうな文字で看板が斜めに引っ掛かる様に吊るされていた。“まだやっているのかなぁ・・やっていればここでもいいかぁ?”と半分冗談で思いながら入っていき、
俺「すいませーん、こんにちはー。」誰も出ない、、、「誰かいませんかー。」
 家は昔ながらの造りで土間なんかがあり、なかなか雰囲気の良いところであった。
 すると奥から、元気そうではあるが80になるかならないかくらいのお爺さんが出てきた。
爺「あーい、、、何か用かい?」片手にネギを束ねていた。
俺「あ、いえ、ここはまだ旅館の営業をしてるんですか?」
爺「なあに見ての通りじゃ。何年も前に婆さんをなくしてからは俺一人じゃ何もできん。旅館もその時辞めたよ。」
俺「そーですかー。あ、す、すいません。大変申し訳ないんですが、トイレだけ貸してもらえませんか?ちょっと、腹を壊したみたいで。。。」
爺「ああ、構わんよ。そこの奥上がって、先の廊下を左に行った奥にあるよ。」腹が痛いのを思い出したのだ。
 廊下を通る時にちらっと中を覗いてみると2階もあり全部で2,3組が泊まれるような、そんなに大きくはない旅館だったことが伺えた。しかし今は、2階は使ってなさそうだった。
 用を足して落ち着いた俺は、ここら辺でどこか泊まれるとこがないか爺さんに聞いてみようと思った。そして、土間に戻ると爺さんの方から、
爺「あんたぁ、今夜、泊まるとこないんかい?」
俺「そうそう、そうなんですよ。この辺でどこか泊まる所って知りませんか?」
爺「あんたも来てびっくりしたろうが、ここら辺は田舎じゃからなー。店や旅館もどんどん潰れていきよるわ。。そうじゃ、良かったらここに泊まっていけばいい。ワシも一人暮らしで暇しとるし、昔は旅館をやっていたんで人がいた方が楽しい。ま、婆さんがおらんで、あまりたいしたことはしてやれんけど、そうそう今日友達の爺さんが山で採れたいうて珍しい野菜なんかをたっくさん持ってきてくれて、丁度、鍋をこしらえたところじゃ。」 
 爺さんは大きな鍋の蓋を開けた。中から湯気とともにそれはそれは旨そうな醤油の匂いと野菜の匂いが俺の顔を包み込んだ。思わず、腹がグウゥーっと鳴った。
爺「腹は素直じゃ。金は取らんよ。わっはっはっはー。」と大きな声で高笑いした。
 その笑い声に俺の緊張も完全にほぐれ、よく見ると老け専の俺にはとってもナイスな爺さんだった。そこで、甘えることにして、一晩だけ泊めて貰うことにした。タダで泊めて貰うのも気が引けるので、何か手伝うことはないか尋ねてみたが、爺さんは、旅館じゃないが客は客じゃ、何もしなくていいので右側の部屋を自由に使え、と襖を開けた。
爺「疲れたじゃろうから、まず、風呂に入るといい。風呂は早くから沸いとるんじゃ。」
俺「何か突然なのにすみません。じゃあ、遠慮なく、風呂いただきます。」
 旅館をやっていただけあって、風呂は一般家庭よりは大きく、2つの浴槽があった。でも、今は小さい方の浴槽しか使ってないようだ。いい湯加減で、洗面器でお湯をザバッと全身にかけ、脇や陰部を軽く洗った。石鹸の横にシャンプーらしきものがあり、何故かその横に30cm弱くらいの男性器の張り方が置いてあった。何?と思ったが、一旦忘れて、湯船にザブンと浸かった。すっごい気持ち良かった。すると、爺さんが裸で入ってきて、
爺「ワシも一緒に入ってしまうわい。背中も流してやれるしのぉ。」
 やれるしのぉ 言われてもねぇ、ちょっとドキッとした。
爺「こうやって、すこーし窓を開けるとスーっと良い風が入ってくるんじゃ。」
 と言って、俺の目の前をチンポぶらぶらさせて通り、窓を少し開けた。きっと、年取って、恥ずかしさの微塵もないのだろう。確かに、良い風が入ってきた。
爺「ほれ、こっちこい。背中流してやるよ。」
 促されるままに鏡の前にいき、銭湯にあるような湯椅子に座った。爺さんはタオルに石鹸を擦り付け、俺の背中を上から綺麗に洗ってくれた。後ろから手を回し、胸の辺りまで洗ってくれたが、腹まで下がってくると “えっ?その先はどうするのかな?”と思ったら少しだけ勃起した。
爺「ほれ。立ち上がって、こっち向いて。」
 ちょっと恥ずかしかったがタイプの爺さんでもあるし、ここには二人っきりだし、ま、いっかと思い、立って身体を爺さんに向けた。少しの勃起だったのが、8割くらい大きくなっていた。。そして、爺さんの顔の真ん前に露呈された。
爺「若い人は元気でいいのぉ。母ちゃんも嬉しいだろう?」
 俺の膝から太ももを洗い、足の付け根や肛門辺りを洗う時に爺さんのタオルが金玉に当たり、俺のチンポは完全に勃起した。俺は赤面しながら、
俺「あ、俺はずーっと独身なんですよ。」
爺「そうけぇ、一人もんかい。それじゃー溜っとるんじゃないかー?」と悪戯気な笑みを浮かべ、ビンビンと脈を打っている俺の勃起チンポを横からまじまじと見つめた。 
 その場はそれで終わり、夕飯にさっきの鍋をご馳走になった。とても旨かった。酒もしこたま飲まされて、べろんべろん状態になり、疲れていたせいか、その場に横になった。
爺「ほれ。まだまだ寒いし、そのままじゃ風邪引くぞい。向こうに布団を敷いているから、ほれ、あっちで寝ろや。」
 寝ぼけ眼になりながら移動して、ズボンとセーターを脱ぎ、トランクスとTシャツになって、布団に潜り込んだ。流石に田舎である。深夜になると物音一つせず、シーンと静まり返っていた。風邪引かぬようにストーブを付けたままにして置いてくれたのか、ちょっと暑くなって、掛け布団を半分めくって、右足だけ布団から出した。そしてまた、深い眠りについた。

 襖がすーっと開き、爺さんが入ってきた。小さな声で、
爺「寒かぁないけえ?」
 心配して見に来てくれた。一瞬意識はあり、爺さんが入ってきたのは分ったが、眠気の方が勝った。ううーん、と小さな吐息だけ、再び落ちそうになっていった。爺さんは、静かに俺の横に来て座り込み、俺のチンポをトランクスの上から触った。俺は直ぐには状況は飲み込めず、夢を見ているのだと思った。それは気持ちのいい夢だった。爺さんの手が今度はトランクスの脇から中に入り、直接俺のチンポを握った。更に気持ちよくなった。眠り込んではいなかったせいか、俺のチンポが反応して少しずつ脈を打ちながら大きくなっていった。すると、爺さんはトランクスを膝まで下げ、チンポを咥えてきたのだ。流石に俺は完全に目が覚め、びっくりして、
俺「お、おいおい、爺さん! どっ、どうした、何、何?」
爺「いや、なに。一人もんだと聞いて、どーせ溜まっとるんだろうと思うて、これも一つのサービスじゃあ、ははは。」
 また、しゃぶり始めた。何だかよく分からなかったが、俺は男好き、しかも老け専でこの爺さんはタイプ、跳ねのける気持ちは更々なかった。潔く、チンポを爺さんに預けた。
 爺さんは調子が乗ってきて、しゃぶったままトランクスを全部脱がせ下半身は裸、Tシャツも乳首の上までずり上げて両手で乳首を揉む。その手で金玉を揉む。俺は自分でTシャツも取った、全裸である。酔っていたせいか、体はあまり動かせず、爺さんにされるがままであった。爺さんはしゃぶっている口を一旦外し、自分の手を口に入れて何かを取り出した。入れ歯であった。 “え?ということは歯茎で俺のをしゃぶるのか?” それまで歯茎フェラは経験がなかった。唇が亀頭から竿全体を滑る。その後から歯茎が追いかけるように全体を滑る。特に歯茎が亀頭のくびれを通る時に途轍もない快感が走った。俺は、オオオッと声をあげ腰を浮かせた。もう爺さんのそれはオナニーマシーンの域を遥かに超えていた。俺はチンポ全体に押し寄せる快感に全身が震え、爺さんが触っている掌で金玉が縮みあがっていることを感じた。そして、熱いものが込み上げてきた。
俺「爺さん、いくっ、いくっ。いっちゃうよお。あああー、いいいいーーー。爺さん、本当だって。いくよ、いくいくっ。」
 相変わらず、フゴフゴモゴモゴしゃぶっているので、このままいってもいいと解釈し、
俺「あああああああーーー、おおおおおおおおーーー。」と、腰を震わせ、大声でわめきながら、大量の精液を爺さんの口の中へ放出した。その時の、歯茎の感触が堪らなく凄かった。
 はあ、はあ、はあ、と息遣いも荒く、何となく爺さんに抱き付いた。爺さんも、子供をあやす様に背中を摩ってくれた。

 俺はチンポを洗おうともう一度風呂に入った。“爺さんって何者?もしかして男も好きなのか?そうそう、こんなのがあるしなー”と張り方を手に取って考えた。そして、
俺「爺さーん、すっごい気持ち良かったー。」いつの間にかタメ口になっていた。「あのさぁ、風呂場にこんな物があったんだけど、これ、爺さんの? 何かいつも使われているように綺麗だよ。」
 と言って、張り方を見せた。爺さんは年柄もなく恥ずかしそうにキョロキョロして、
爺「ああ、それは、あれだで。婆さんの形見じゃ。」 もうバレバレだった。
俺「爺さん、もしかしたら、男の人、好き?」
爺「ワシャーもう立たんし、今更、男の人とは遊べんわ。」
 少し俯いてぼそりと言う爺さんがとても可愛くて、傍に行って、爺さんの股間を触ってみた。爺さんは受け入れる様に後ろに手をついて足を広げた。俺は、少しだけ大きくなった爺さんのチンポを優しく取り出し、ゆっくり摩って、口に含んだ。それ以上は大きくならなかったが、気持ちよさそうな顔をして上を向いた爺さんを見ると、俺も幸せな気持ちになった。その夜は、裸同士で一つの布団でお互いのチンポを握り合いながら眠った。

翌朝、気持ちのいい晴天であった。出がけに土間で、俺は爺さんを抱きしめて、
俺「突然の訪問であれだったけど、ありがとございました!」
 と礼を言って、友人のところへ向かった。初めての歯茎フェラの感覚が、まだ亀頭やチンポに残っている感じである。。。。
20/03/17 11:37更新 / 勇介

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