読切小説
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タクシー運転手、朝のお楽しみ中
俺(56歳)、親方と呼んでる相棒(76歳)と暮らしている。今は在宅の仕事で収入を得ていたが還暦前であるし、何かしら勤めが出来ないかなと思い、タクシー会社など物色しているところであった。そんな時、親方からも似たような話が。。。
親方「ケン坊、ずっと家にいるのはいいが、お前もまだ還暦前だ。たまには外で働いてもいいんじゃないのか?」
俺 『おお、親方すごいな、俺も最近同じことを考えていたんだよ。でもこの年だし働けるところもあまりないんだよねー。ただ、タクシー運転手ならちょっと何とかならないかなと思ってるんだ。最近、希望者は少しだけ増加傾向らしいけど、まだ空きはあるようだし。。』
親方「なんだケン坊、調べてるんじゃないか。」
俺 『でも、もしタクシー運転手になったら、シフトが結構不規則になって夜中も働く時があるらしいけど、いいのかい?』
親方「一日24時間、ずーっとイチャイチャしている訳じゃないし(笑)、構わんよ。」

話はスムーズに進みタクシー会社で働けるようになった。車の運転は嫌いじゃないが、シフトに体を合わせるのがしんどかった。ある夜勤の時、あまりにきつかったので終業時間は近かったがちょっとだけ仮眠を取ろうと少し小高い公園の駐車場に車を止めた。深夜勤務の際は1時間くらいの仮眠は許されていた。まだ夜明け前、駐車場に何台か車はあったが人の姿は全くなかった。春ちょい前の夜明け間近、まだまだ寒かったのでエンジンは切らずエアコンも付けたままにして、シートをフラットに倒して眠りについた。

どれくらい眠ったのだろうか、、時計を見たら40分くらい過ぎていた。昼間、車で仮眠を取っても10分くらいしか眠れないのに、余程疲れていたのだろうか、結構気持ちよく眠れスッキリ目覚めた。辺りも少し明るくなっていた。車中が少しムンムンしていて汗ばんでもいたので、窓を数センチ程開けた。すると、冷たい空気がすーっと入ってきて、それがまたすっごく気持ち良かった。
“疲れマラ”というのを聞いたことがあるが、久し振りの朝立ちで痛いほどギンギンに勃起していた。今一度、辺りをザっと見廻しても誰もいなかったので、ちょっとだけいじってみようとズボンとパンツを下げてチンポをそっと握ってみた。我ながら割と逞しいな、なんて思ったりした。左手の親指と人差し指を合わせ、つまりOKサインの状態で亀頭のくびれだけを触れるか触れないくらいの強さで擦ると大きな快感が走り、我慢汁、先走りが出てきた。それを亀頭全体に塗り付けてこねるとそれはそれですごく気持ち良い。掌全体がヌルヌルしてきて竿までシコシコするようになり、本格的なセンズリになっていった。目は閉じて、全神経をチンポに集中した。

チンポ全体をしごき、その動きに合わせて腰がリズミカルに少し上下する。また、それに合わせ”アアッ、オッ、アッ、アッ”と声も出てきた。いつものように段々と佳境に入っていき、手の動きも激しくなってきた。ズボンは足首までずり落ちていたので少し膝を広げることができ、腰をさっきよりは大きく上下させ、手の動きが更に激しくなった。するとチンポの根元がムズムズしてきて、今にも発射しそうになる。シートを汚すと面倒なので、腹の上に放出しようと考えシャツを乳首の辺りまでしゃくりあげた。その右手で金玉も揉み始めるとムズムズが一気に爆発しそうになり、誰もいないと思っていたので気兼ねなく“うおおおおおおーっ”と大きな叫び声をあげて白液を放出した。腹にと思っていたが胸辺りまで飛び散った。あたかも短距離走をしたかのように息遣いも荒くなっていた。

段々と呼吸も落ち着いてきたのでシートを少しだけ起こしかけた時、まるでエビが暴れるかようにビクッと腰を丸めて全身が痙攣する程驚いた。誰もいないと思っていたのに運転席のドア窓の外すぐ傍に、掃除道具を持って作業服を着た70過ぎの親爺さんが立っていてニコニコしながらこっちを見ていた。時折、うんうんと言っているように軽く頷いていた。いつからいたのだろうか。その様子だと初めから一部始終を見られていたのか、少なくともいくところは見られたに違いない。あっ、シマッター。窓を少し開けたままだった。あああ、あの叫び声も聞かれたに違いない。恥ずかしい。こちらは苦笑いを浮かべるしかなく、無造作にティッシュを5,6枚取ってチンポに被せた。更に数枚取って、今度は上半身に飛び散った精液を拭いた。親爺さんは駐車場の端へ行き、掃き掃除を始めていた。取敢えず、ズボンを上げて車を降り、車の後ろで身だしなみを整えた。そして、くるっと踵を返し、駐車場の分離帯にある椿だかツツジだかの木の上に向かって、残ったであろうチンポの中の精液を洗い出すことも含めションベンを始めた。すると、さっきの掃除の親爺さんが5,6メートル横から覗き込むようにして俺のションベンを見ていた。神出鬼没だなー、何か言われるのかなと思ったが何も言われなかったので、さっさとチンポはしまいジッパーを上げ、そそくさと車に戻って駐車場を後にした。タクシー会社の名前など覚えられてはいないと思うが、とても恥ずかしい、終業間際の出来事であった。
20/03/06 14:44更新 / ケン坊

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