読切小説
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スパ銭から、、寸止め地獄
今年還暦を迎えた俺、コロナ禍で何処にもいけず、暇さえあれば股間に手が伸びていた。そんなある日、こっち系の仲間の集まるチャットサイトでエロ話に夢中になっていたところ、こんな状況でもスパ銭は通常通り営業している、との話を聞いた。せめてスパ銭の露天風呂で温泉旅行気分にでも浸りたいなと思い、近くはちょっと避けて、車で20分くらいのスパ銭に問い合わせた。確かに営業しているとの事。違う意味での目の保養も兼ね、早速行ってみることにした。

土日は多いかもしれないと思い、平日に休暇を取り行ってみると人はまばらであった。でも、その方がゆったりとできて気が楽でもあった。平日の昼間だからか客の殆どが年輩の親爺ばかりだ。まあ、その方がフケ専の俺には都合が良かったが。。。恥じらいも忘れかけた親爺様達は前も隠さずに露天風呂を闊歩していた。大きいの、小さいの、湯船で温かくなった玉袋はダラーんと揺れている。ホントに飽きない光景だった。
いくつも風呂はあったが露天の一番大きい風呂に入り、ゆったりと足を延ばして寛いでいると、70代後半くらいの少し腹の出た白髪の紳士っぽい親爺がやってきて、プラスチックの椅子を何故だか俺の前にこちら向きにおいて、ドカッと腰を降ろした。タオルは首に巻いて。。。あとで分かったのだが、太陽の位置が俺の後ろにあり日光浴するには椅子はその位置が一番良かったらしい。足も開いて顎を少し上げてリラックスしているその親爺さん。椅子に座っているのでその股間は丁度俺の目の高さにあり、全容が良く見えた。その竿は色といい、形といい、大きさといい、結構、いいものであった。また、大きな金玉が二つ、椅子の上にゆったりと転がっており、存在感があった。チン毛は年相応に白くなっていて枯れ山の如く疎らだった。しばらく観察するかの様に凝視していたが、ふと、親爺さんが薄目を開けて俺を見ているのに気付いた。まずいと思い、目を逸らしてそ知らぬ振りをした。

親爺さん、おもむろに椅子から立ち上がり、こちらの風呂に、しかも俺の真ん前にやって来て、湯には足だけ浸して風呂の淵に腰掛けた。イチ物がもろに俺の目の前に露呈された。俺は、目のやり場にこまりパチクリさせていると、
親爺「ツバメは安全なところを良く知っているな。ほら、軒下に3つも巣を作っている。」まるで昔からの友達の様に声を掛けてきて、露天の軒下を指さした。俺は促される様に親爺さんが指差した方向を見て、
俺「あ、本当ですね。3つとも中にツバメ達がいますね。」と、当たり障りなく答えた。
親爺「そしてツバメがいるところには幸せが来るともいうからね。」
へーと感心しながら目を親爺さんの顔に向けると、結構いい顔をしていて、もろ俺のタイプであった。
親爺「あまり見かけないけど近くの人かな?」
俺「え、まあ、車で20分くらいですかね。」
親爺「俺のこれ、気に入ってくれたかね。」と、目線を自分の股間に落とした。
俺「あ、、いや、ええ、、、はい。いいものをお持ちだなーと思って、見とれてしまいました、、すみません。」
親爺「はっはっは、謝ることはない。裸でゆったりとしていると気持ちが良いもんだよ。」
俺はまた、その親爺さんの股間を凝視する状況になり、段々、自分のチンポが勃起してきた。
親爺「おや、兄ちゃんのムスコさん、元気になってきたんじゃないのかい?」しっかり、バレていた。。
  「うちは車で10分くらいの所なんじゃ。うちに来てお茶でも飲んで行くかい?」
何でも昔からお茶を点てるのも趣味の一つらしい。自分も車だったのでビールとかだったら困ったけれど、お茶だと受入れ易い。
俺「え、お邪魔してもいいんですか? 点てたお茶なんて滅多に縁がないから、行ってみようかな。。。」
親爺「なに、構いませんよ。男ヤモメなんで散らかっているけど、よろしかったら、どうぞ。」
立ち上がった親爺さんのムスコも何気に少し大きくなっていたように見えた。

部屋に入るないなや服を脱いでゆっくりしなさいと言われ、トランクスとシャツ一枚の姿になった。親爺さんも褌にシャツ一枚で身軽になり、手際よくお茶を点て、テーブルに持ってきてくれた。
俺「茶道なんて全くやったことないんで、飲み方とか良く分からないんですよ。」
親爺「まあ、あんまり堅苦しく考えないで。二口くらいで飲み干すといいよ。」
俺「あー、思っていたより全然苦くなくて美味しいですね!」
親爺「あはは、お口に合って良かったよ。これ友達から譲り受けたものだけどゆったり出来るよ、腰掛けてごらん。」と部屋にあったマッサージチェアに座らせてくれた。

茶器を片付ける間、沈黙が続き、なんとなく雰囲気が怪しくなってきた。ほどなく、親爺さんがこっちに来て膝まづき、横からそっと俺の肩を抱いた。俺も抵抗などする気もなく、そっと目を閉じた。背もたれが倒され、足置きが上がって、俺はほぼフラットな仰向け状態になった。親爺さんはトランクスの上から俺のチンポに優しくキスをしてきた。俺は、アッと小さな声をあげ、少し体全体に力が入った。そんな俺の反応は無視して、トランクスを降ろそうとしてきたので、少し腰を上げ、脱がしやすくした。まだボロンとしている俺のチンポと金玉を優しく包みながら、何やら奥から取り出してきた。あ、エロビデオなんかで時々目にするバイブレーターだった。テニスボールとゴルフボールの中間くらいの玉が先端に付いていた。それを俺の金玉袋の付け根に押し付けた。俺はバイブなど使ったことがなかったのでちょっと不安げに見ていると、スイッチが入れられ、ブイイイーンという音と共に、激しい快感が股の間に走り、思わず、嗚呼ーッと声を挙げて腰が持ち上がった。それから、亀頭、竿、金玉と満遍なく刺激して、俺のチンポはほぼほぼ完全勃起してきた。我慢汁で亀頭がヌルヌルになるとバイブを置いて両手で俺の亀頭を包み込み、そっと優しく愛撫してきた。その柔らかい触られ心地が堪らなく気持ち良かった。今度はゼリーを上から垂らして、亀頭から竿全体、金玉まで広げて、両の掌で纏わりつく様にやっぱりゆっくりと優しく撫で回した。その何とも言えない微妙な快感でこちらはまたまた全身に力が入り、足はピーンと伸び、身体がクネクネと、、、少しもじっとしていられなかった。時折の亀頭攻め、時折のピストン運動、もう、いくのは時間の問題の様だった。俺も親爺さんの物が触りたくなって股間に手を伸ばした。すると座っていたのに腰を上げてくれて、こちらも手が届いた。まだ、半立ちだったがやっぱり太くて握り涯があった。親爺さんは手を休めずずーっと俺のチンポを愛撫していた。こちらもいきそうでいけない状態が何度も繰り返され、それは親爺さんの仕業だと気付いた。所謂、寸止めである。辛いので止めて、いやでも気持ちいいから止めないで。そのどうしようもない状況の繰り返しである。
俺「ね、あの、あっ。親爺さん、、、いきたい。。。」
親爺「えー? まだ早いでしょ。」
膝を軽く曲げて広げると少しは長くなるよと言われてそうしたが、意味はよく分かっていなかった。でも、そのいきそでいけない何ともどうしようもない快感で体は相変わらずクネクネ、全身に力は入ったまま、アッ、ウッ、アーンッ、アッ、と繰り返し繰り返し、声にならない吐息を漏らしていた。
俺「ね、ね、ね、いかせて、いかせて、お願い、、い、か、せ、て、、、、」懇願に近いささやきの様に言ってみるも、完全に無視され、果てることのない愛撫は続いた。親爺さんのチンポを握っていたはずの俺の手は、反対の手と共に椅子の手すりを握りしめていた。途切れることのない快感に打ちひしがれていたが、ダメもとでまた懇願してみた、
俺「ね、ね、いかせて!、いかせて!いきたいー!! あーー、アッ、もうダメッ、アッ、オッ、ああああーー。」
目を閉じて仰け反ってみせたが状況は変わらず、でも親爺さんの手の動きが少し早くなってきた、かと思った時、親爺さん俺の乳首をコリコリッと刺激した。それまでずーっとチンポや金玉だけを攻められていたので油断していた訳でもないが、全身性感帯と化していた俺の身体にはそれはもう途轍もない快感となって全身に稲妻が走り、あああああああああーーーーーと長い唸り声を上げ、全身の力がふっと抜けた。次の瞬間、精液がチンポの根元に集まってくる感じが分かり、更にその塊が尿道を貫いて駆け上がっていくのも感じた。そしてそれらは亀頭の先端から勢いよく飛び立った。一回目、二回目、三回目までは腹の上に落ち、四回目以降はドロッと亀頭にまとわり付き親爺さんの手に流れていった。今までに無いくらいの勢いと量だった。俺はしばらく目を閉じたまま、100m走でもしてきたかの様に汗びっしょりで息も荒かった。親爺さんをみるとニコニコして、引き続き、俺のチンポを優しく握っていた。

親爺「シャワーでも浴びるといい。」
俺「え?親爺さんはいいの、出さなくて?」
親爺「俺はもう役に立たんのでいいよ。。」少し寂しそうだった。
2人で風呂場へ行き、お互いの身体を洗った。俺はどうしても納めきれずに、親爺さんの股間を洗っている時にしゃがみこんでチンポをそっと咥えてみた。親爺さんは抵抗もせず、軽く上を向いて感じている様だった。少し大きくなってきたので洗い場に寝かせた。一坪風呂ではあったが大の大人が横たわると少々狭かった。それでも膝を立たせ、俺は足の間に膝まづき親爺さんのチンポをしゃぶった。
親爺「あー、良い気持だー。」しっかり感じている様だったので嬉しかった。程なく、8割くらい勃起してきた。
  「ああ、気持ち良い。出そうだよ。」
口で受けるのは少し抵抗があったので、手コキに変えて愛撫を続けた。アッと小さな吐息を漏らして、親爺さんのチンポから精液が少し飛び出した。
俺「いったじゃないですか! 気持ち良かったですか!」
親爺「ああ、気持ち良かったよ、ありがとう。もうだめかと思ってたけど、お陰で元気になったよ。」
俺「いやー、さっき受けたあの快感は、初めての事だったし、もの凄かったので。。絶対、お返しがしたいと思いましたよ。」

ほんとはシャワーの後のビールといきたかったが、車だったので、今度は冷たいお茶を戴き、部屋を後にした。ちょっと気晴らし目的でスーパー銭湯に行ったのだが、思わず初体験をしてしまった。。。。
21/05/13 10:27更新 /

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