読切小説
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何でも屋2
ひょんな事でお爺さんにいかされてからも細々と”何でも屋”を続けていた。
こうやってみるとサポートが必要な一人暮らしの高齢者は男女を問わずいるもんだな、と改めて現実を目の当たりにするのである。まあ、専ら俺の興味は親爺さんではあるが、、そうも言ってられず、お婆ちゃんからの依頼もちょくちょくあったりする。
お客さんからの依頼内容はやはりゴミや不要物の廃棄処理が多い。中にはゴミの分別作業までさせられることもある。ただ、ゴミというのはその人の生活が垣間見れることがあるので時に面白い場合がある。いつかは60代の退職したばかりの親父さん。ゴミの中からエロ本と恐らくはそれを見ながらセンズリしたであろうカピカピのティッシュの塊が入った袋が出てきた。俺がニヤニヤしながら片付けていると、
親父「ああ、それ、息子が来た時に夜な夜なやってたやつだよ。」と。。。多分、嘘であろう。

あまり忙しくなるのは好きではないが、もう少し注文を増やせないかな、など考えながら仕事をしていたある日、80近くのお爺さんから、壊れた家具の廃棄処理を頼まれた。いつもながらの感じで手際よく作業していると、
お爺さん「あんたんとこは按摩はやっとらんのかい?」
俺『あ、按摩・マッサージの類は商売にすると内容によっては資格が要るとか要らないとかあるので、うちはやってないんですよ。』
お爺さん「何でも屋なのにな。いろいろ制限があるんだな。」
俺『すみません・・』何となく、後味の悪い感じであった。
ただ、このお爺さんのリクエストにヒントを得て、面白いことを考えてみた。今ならキャンペーンで仕事を依頼してくれた人に最後にサービスとして10分程度のマッサージをしてあげる、ということだ。もちろん密かに対象は俺のタイプのお客さんだけ。この”キャンペーン”というのがミソで、万が一、このサービスが他のお客さんに漏れて、俺にはやってくれないのかとクレームされても、キャンペーンは終了したと告げてかわす事ができる。我ながら頭が良い。 

それからしばらく限定的ではあったが何人かにマッサージをした。全く関心がなく無視される依頼人もなくはなかったが、マッサージを受けた人たちには結構喜ばれた。ただ、このキャンペーンの本当の目的は達成出来ずにいた。
そんな折に70代の親爺さんから、買い物とゴミ処理と台所の後片付けの依頼がきた。
親爺「しばらく留守にするので片付けておきたくてな。」
とても礼儀正しく、頭も剥げてなくロマンスグレーな感じ。正に俺のタイプどんピシャであった。キャンペーンのマッサージサービスの話をいつ切り出そうかな、など考えていると、親爺さん、ベッドに腰かけて暫し休憩し始めた。チャンスと思い、
俺『実は今ですね、仕事をくれた方にキャンペーンとしてマッサージのサービスをしているんですよ。10分程度ですがね。まあ、マッサージといっても軽く揉み解す程度ですけど、如何ですか?』
親爺「へー、そんなこともやってくれるのかい、助かるなー。いやー、このところ忙しくてな、凝っとったんだよ。」
俺『あ、じゃあ、片付けは凡そ完了しましたので、そこのベッドに横になってください、うつ伏せで。』
なかなかいい滑り出しだった。首、肩、肩甲骨の裏、背中、腰と少々強めに揉んでいくと、
親爺「くぅー、効くなー。何でも屋さん、上手いなー。免許持ってんの?」
俺『いえいえ、免許などは持っていませんよ。このお尻の頬っぺたのところ、ここもくすぐったい時があるけど効くんですよねー。』と言って、お尻のほっぺの窪みを親指で強く押すと、
親爺「あっ、確かに。くすぐったいと気持ちいいが紙一重だね。あー、でも気持ちいいー。」
俺『だいぶ凝ってますねー。定期的にマッサージ受けた方が良いかもですよ。。はい、上向いてください。』
仰向けになってからは、腕と足を中心にマッサージしていく。で、タイプの人には、
俺『あとですね、ちょっと有料になりますが、今なら、右手のレンタルもやってるんですよ。』
親爺「右手のレンタル? 何、それ?」
これですよ、と右手を軽く握りシコシコシコと上下に動かすと、
親爺「あ、そゆことね・・・」
と、大抵はここで会話は途切れて沈黙が続く。あまり強引にアプローチするとこちらの意図がバレてしまったり、変な噂が流れたりして後々宜しくないので、この話は一度きりにしていた。ただ、今回は太ももから足の付け根辺りを揉んでいると、親爺さんの股間が少し膨らんできた。おや?と思いつつも揉み続けていると、
親爺「そのレンタルは幾らぐらいなの?」 な、なんと、値段を聞いてきた!
俺「今はキャンペーン中で1,000円でやらせて頂いてますよ。」
親爺「そんなに高くないんだ。。。なら、、、ちょっと、、、や、やって貰おうかな。。」恥ずかしげである。
俺「あ、じゃあ、マッサージは殆ど終了ですので、このまま続けますね。じゃ、ちょと失礼して。。」
と、親爺さんのズボンのベルトを外した。
親爺「え?そこまでやってくれるのかい?」
俺「そうですよ。親爺さんは何もしないで僕に委ねてくださいね。はい、ちょっとお尻を上げてください。」
ズボンをパンツごと脱がせた。
親爺「なんかちょっと恥ずかしいな。」
既に半立ちしていて期待だらけと思うのだが。。(笑)
ズル剥けの亀頭には若干のシミがあり、チンポのサイズはごく普通だった。玉袋は緊張しているのか引き締っていた。
俺「体の力は抜いてリラックスしててくださいねー。」
と言いながら、亀頭を優しく包む様に持ち上げた。”アアー”親爺さんの吐息と共に少しお尻に力が入った。亀頭を中心に愛撫しながら親指と人差し指で雁の部分を軽く上下にこすった。親爺さんは更に”アアアアーーッ”と全身に力が入った。とても感じている様だった。親爺さんのチンポはほぼフル勃起してきた。今度は手のひら全体で握り亀頭から根本までゆっくりと上下に摩っていった。親爺さんは声をかみ殺して全身で快感を感じていた。鈴口から我慢汁がツツツーッと亀頭を垂れた。それを素早く親指に取り、亀頭全体に広げた。そのヌルヌルっとした感触には親爺さんも耐え切れず”アアアアアアアー−ッ!”とまた大きな声をあげた。こちらがずっと黙っているのも不自然だったので、
俺『元気いいですねー。気持ち良いですか?』
親爺「ああー、いいよ、いい。人にやってもらうのって気持ちいいねー。」
俺はダブダブのズボンを履いていたが、勃起を隠すのがやっとだった。親爺さんの勃起チンポをしゃぶりたい衝動に駆られたが、あまりにやりすぎるとこちらの本当の意図がバレてしまいそうなので、そこは我慢してピストン運動の速度を速めた。ふと金玉に目をやるとリラックスしてきたのか玉袋が緩んでいた。左手で両方のタマを握ってみると、親爺さん、“アンッ、アッ”と言いながら両足を大きく開いた。“えっ?スポットだったの?”これには俺の方が驚いた。ただ、足を広げ腰を突き出した先にそそり立っているいやらしい勃起チンポ。俺はもう我慢の限界を超えた。親爺さんの許可も得ず、その亀頭をパクッと咥え込んだ。“アァッ!”より一層大きな吐息が漏れた。特に驚く様子もなく俺のフェラを自然に受け入れている親爺さんにこれまた驚いた。
親爺「あああーーー、そんな事されたら、いっちゃう、いっちゃう。いっちゃうよっ!」
でも、ここでいってしまわれてはマズいと思い、一旦、チンポから口を外した。そして、金玉をしゃぶっても射精はしないだろうと2個を同時に咥えた。“ちょっ、ちょっ、ちょっ”と親爺さんは腰を引いて俺から離れた。金玉も余程感じるらしい。
親爺「いや、ちょっと、あまりに感じすぎて・・・はぁー、はぁー。。。 あ、何でも屋さん、股間がこんもりと。。」
確かに、俺のチンポもギンギンにフル勃起していて、先走り汁がズボンにまで染み出ていた。
俺『いや、親爺さんがあまりにもいやらしすぎて、僕も興奮しまくりです。』
親爺さん、何も言わずに俺の股間に手を伸ばしてきたので、俺も股間を親爺さんに近づけていった。俺はダボダボのズボンの上からチンポを掴まれた。もうギンギンであった。親爺さんは俺のズボンのベルトに手を掛け、パンツと一緒にするりと下ろした。ギンギンのチンポがピョンッと跳ね上がった。
親爺「おおおー、凄い。立派ですねー。」
俺は親爺さんの顔の前にチンポを近づけると親爺さんは俺のチンポを優しく咥え込んだ。俺は足首に落ちたズボンとパンツを右足で払い、腰を突き出した。
俺『ああー、いいー。親爺さん、、上手い。。。』
親爺さんのフェラは最高に上手かった。実は俺は何やかんやあってここ2週間くらいセンズリもしてなく結構溜まっていた。”あー、まずい、これだと直ぐにいってしまう。” そう思った俺は、親爺さんに抱き付き、そのままベッドに倒れ込んだ。親爺さんの口から俺のチンポは外れ、下半身だけ裸の親爺同士が重なり合う形になった。お互いのチンポがお互いの腹に押し付けられ、顔は今にもキスしそうな距離感で見つめ合った。お互いに言葉が出ず、沈黙に包まれた。俺はこのままじゃ良くないと思い、すぐさまスススッと下がって、親爺さんのチンポを咥えた。
今なら、いってもらっても良いと、必死に舐めまわした。親爺さんは腰を突き出し、”アア、アッ、ウッ、クゥーッ”と再び体全体に力を入れ、足を突っ張っていた。
俺『思いっ切り出しちゃっていいですよ。』俺は促した。
ところが親爺さんは、上着を脱ぎながら体を反転させ69の形になった。俺も成り行き上、上着を脱ぎお互い完全な全裸になった。二人はお互いにお互いのチンポを貪り合った。相手のチンポから口を外し、アアアッ、アンッと言いながら感じ、またしゃぶりにもどった。お互いに限界は近かった。アッ、アンッ、クゥーッ、と言いつつ、お互いの腰から尻を抱きかかえ、相手のチンポをしゃぶりまくった。アンッ、アッ、アッ。そして、お互いに限界を悟った。
俺『親爺さん、一緒にいきましょう!』
と言うな否や、お互いに相手のケツをぎゅっと抱え込んで、チンポを口の中奥まで咥え込むと共に、二人同時に腰を突き出して射精の体制に入った。”アアアアアアアーーッ!!” ”ゥグググーッ” ”ハッ、ハゥ、ウッ、ウーーッ” “ゥオオオオオオーーーッ!” 共に相手の口に目一杯の精液を放出した。”フンッ、フッ、フンッ!” ”ハァーッ、ハァーッ、ハァーッ” 
69でお互いのケツを抱きしめて、一緒に射精する、何と至極の幸せである。最高の絶頂だった。と、俺のチンポを咥えたまま親爺さんは俺の精液を飲んだ。俺も成り行き上、初めての経験だったが親爺さんの精液を飲んだ。あまり旨いとは言えず、なんか青臭い感じではあったが何とか呑み込んだ。。最高の絶頂と初めての精飲、ちょっと放心状態になった。
あっ、俺は仕事で来ているんだった、と気を取り直して、
俺『親爺さん、凄かったですねー。超気持ち良かったですよー。ところで、親爺さんってもしかしてこっち系のお仲間さんですかね?』
親爺「いやー、気持ち良かったねー。でも、ははは、バレちゃいましたかね。」
俺『だってー、尺八は上手いし、精液は飲むし、、、で、やっぱ、そう思っちゃいましたよ。私は初めてでしたよ、精液飲んだの。』
親爺「ははは、そう。美味しくもなかっただろうけど。いや、コロナ前は時々サウナとか行って遊んだりしたけど、コロナからは全く遊んでなくて。久しぶりだったよ、殿方との絡みは。良かったよー。」
そう言って貰えるとなんか嬉しかったが照れくささもあった。
俺『また、何かあったらお手伝いさせて頂きたいけど、しばらく留守にするんでしたっけ?』
親爺「そうなんだよ。娘がニューヨークで旦那と仕事していて、ちょっと、手伝いに行くことになってな。」
俺『そうなんですかー、残念だな。折角、こうやって知り合えたのに。。でも、向こうはゲイの本場だから気を付けてくださいね。』
何やら的を得ないコメントだったが、兎に角、寂しい気持ちを伝えたかった。 
親爺「いや、今日は楽しかったよ。良かった。ありがとう。帰ってきたら連絡するよ。」
俺『はい!また、是非、お会いしたいです!』
本当は、親爺さんのチンポを手コキできればいいかなと思っていたくらいの目的が、なんと69で同時射精などという最高の結末に少々酔いしれてしまう俺であった。。   (完)
24/06/06 08:03更新 / 勇介

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