読切小説
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パーフェクト・ゲイ

現在俺は62歳、独身。両親は既に他界しており、まったくの孤独な生活を送っている平凡な親父である。
母親は俺が6歳の時に病気で他界し、それからは父親が仕事と家事を一人でこなし、俺を育ててくれた。今思えば、かなり忙しかったと思うのだが、キャッチボールをしてくれたり、遊園地に連れて行ってくれたり、いつも遊び相手になってくれていた。とても優しく頼りになる父親だった。俺が子供の頃の話になるが・・・

俺が小6、12歳の時。親父は大きなダブルベッドで寝ていたので、時々、潜り込んでは一緒に寝ていた。ある夏の寝苦しかった朝、パンツ一丁で寝ていた親父の股間が大きく膨れていた。性的知識は殆ど無かったがチンポが立つことは知っていたし、自分のも時々勃起していた。
俺:お父さん、ここ、おっきくなってるよ!
父:ああ? そっかぁ? 朝立ちだな。。
と言いながら徐にパンツを下げて、勃起チンポを露わにした。
俺:わっ! すっげーっ、おっきいねー。わーっ わーっ!!
それまで一緒に風呂に入った事もあるので親父のチンポは見たことはあったけれど、他の人も含めて勃起チンポを見たのは初めてだった。
父:立ったの見るの初めてか。触ってもいいぞ。
俺:えっ? いいの? わー、面白そうー。 でも、僕のとちょっと違うね、お父さんのチンポ。
大人の勃起チンポは初めて見るので他と比較は出来ないが、おっきっくて、先っちょが剥けていて、とても硬くてビンビンだった。金玉も触ってみると、これまた大きい。自分のはちょっと大きめのピーナッツくらいだったが、親父のは鶏の卵くらいに思えた。実際はそこまで大きくはないのだろうが、その時はそう思えた。親父の勃起チンポをベタベタ触っていたら、先っちょから透明の液体がたらーっと亀頭を伝っていた。
俺:あ、お父さん! おしっこが出てるよ。
父:ああ、おしっこじゃないよ、それは大人のお汁だよ。おまえ、センズリとかしてないのか?
俺:センズリってなーに?
父:友達とそんな話はしないのか? ああ、まだ小学生か。。  舐めてみろよ、美味しいから。
俺:いやだよー、チンポから出ているのを舐めるなんて。
父:何言ってるんだ。汚いものでも何でもないんだぞ。 おしっこだって飲んでる人もいるくらいだから。 いいから、舐めてみろ。
強く言われたので、取り敢えず、チンポの先っちょを舌先でペロッと舐めてみた。親父はアッと声を上げた。
俺:ちょっとしょっぱい味がするけど、あまり美味しいものじゃないね。
父:ちゃんと味わえるように先っちょを全部咥えて、チューチュー吸ってみろ、出てくるから。
言われるがままにやってみた。父親はアー、オーッと言いながら目をつぶっていた。
俺:やっぱり、美味しくないや。
父:もうすぐ中学生になるんだし、センズリくらい覚えておいた方がいいぞ。どら、見せてみろっ。
俺のパンツを下げようとしたので、
俺:何するんだよー、いいよー。止めてー!
父:いいから、いいから。ほらっ、大人しくして。
俺のパジャマの下とパンツを一緒に脱がし、チンポを触ってきた。包茎のチンポの皮をゆっくりと剥いて、
父:父さん、いつも言ってるだろ、ここのくびれの所はカスが溜まりやすいから、風呂に入った時にはちゃんと洗うように、と。
少ーしチンカスが溜まっていた亀頭のくびれをそっと拭うように指先で掃除してくれた。指が亀頭に当たるとちょっと痛くて、アッと声が出た。
父:おお、すまんすまん。まだ、敏感なんだよな。ほーら、もう立ってきたじゃないか。
俺:そりゃ、触られたりしたら立ってくるよー。
父:こうやってな、チンポを優しく握って、上下にゆっくりピストンみたいに動かすんだよ。どーだ、気持ち良いだろ?
俺:んー、なんか良く分かんない。 あー、だんだんピストン運動が速くなってきたよ。 あー、何だかムズムズするよ。 あっ、止めて!
俺は親父の手を払いのけた。
父:なーに、怖がることはないさ。その内、これが気持ちよくなってくるよ。

それから時は流れ、俺が中学生の頃、ある夏の日曜日の昼下がり。親父はシャワーを浴び、バスタオルを腰に巻いただけの状態でソファに座りテレビを観ていた。俺も親父の後にシャワーを浴び、バスタオルを腰に巻いてリビングに入り、親父の隣に座った。
父:今日も暑いなー、でも休みだし、ビールでも飲むか。
冷蔵庫に向かう時、バスタオルが落ち、俺の目の前をふりチンで通って行った。冷蔵庫から缶ビールを持ってきて一口飲んで、
父:プッハーッ、美味いっ!
俺:相変わらず父さんのチンポは太々しいね。
父:そういうお前はどうなんだ。
バスタオルの下から手を入れ、俺のチンポを掴んできた。
俺:あ、何すんだよ! 止めてくれよ。
父:なーに言ってる、親が子供の成長を確認するのはちゃんとした義務なんだぞ。
いつもながら強引で、何言っているか分からないけど、どういう訳か親父には逆らえず最後は言う通りにするのである。
父:おお、中三にもなると結構でっかくなってるな。どら、見せてみろ。(俺のバスタオルを剥ぎ取り)おおおー、皮被ってるけど先っちょ開いててもうすぐ剥けるな。金玉もでっかいじゃないか。何、センズリはしてるんだろ?
俺:ああ、ちょいちょいやってるよ。
父:どら、調べてやる。
俺のチンポを掴んでシコシコしだした。そして、直ぐに勃起した俺のチンポをみて、
父:いいねー、立ってきたよ。ん、どうだ、こういう風にやってるのか? 気持ち良いだろー。
俺:あー、いいよいいよ、気持ち良いよ。あー、だめ。出る、出ちゃうよ。
父:いいぞー。ほら、いっていいぞ。ドバーッと出しちゃえ。
アッアーッ、ウッ ウウッー と派手に自分の腹の上に精液をぶちまけた。
父:おおー、出た、出た、いっぱい出たぞ。お前も十分大人だな。
二人しかいないので、何事も結構開けっぴろげだった。

俺が高校の頃、風呂に入ろうと服を脱ぎ浴室に行ったら親父が先に入っていた。ところが、ドアが少し開いていて座っている後姿が見えた。すると、いっぱいに泡をつけ体を洗っていた親父が立ち上がり体を横に向けた。音を立てずにずっと見ていたら、なんと親父はチンポをシコシコ、センズリを始めた。久し振りに勃起した親父のチンポを見たが、やっぱりでっかっかった。段々、佳境に入ってきた親父は腰を前後させ、オッ オッ と感じている様だった。そして、クゥーッと声を殺して、大きく腰を振り射精した。初めて父親のオナニーの全容を見た俺のチンポは完全にフル勃起していた。親父は俺に気づき、
父:お、なんだ。そこにいたのか。
と、親父は急にこちらに出てきた。俺の股間を見て、
父:なんだお前、どした、立ってるじゃないか。一緒に入るか?
俺:あ、何でもないよ。ま、また、後で来る。
慌てて股間を隠し、浴室を離れた。
(後で聞いた話だと、親父は俺が近づいて来たのを知って、わざとドアを開けたらしい。。。)

そして、大学進学の時期、
俺:親父はもう再婚とかしないの?
父:ああ俺かあ? かーちゃん好きだったしな、もう結婚はいいよ。
俺:ふーん。俺、大学はここから通える所にしようかな。
父:なんだお前、俺に気を使っているのか。そんなこと気にせず、お前が行きたい所に行くのが父さん一番嬉しいんだぞ。
俺:分かってるよ。ありがとう。
自分も親父のことが好きだったし離れたくなかったこともあり、結局、家から通える大学にした。ということで、今までと変わらない生活が続いた。

親父に泊りの出張があったある日、親父の部屋の前を通ったらドアが少し開いていた。何の気なしに部屋に入って電気を付けて、辺りを見回した。へー、結構、小綺麗にしてるんだなと思いながらベッドに腰掛けると、枕の下から雑誌が出てきた。あっ、ホモ雑誌が2冊。え?親父はこれ見てセンズリとかして処理していたのか?? ということは、親父はゲイ?ま、正確に言うとバイ? かくいう自分は女に興味は無く、気になるのは周りの親父達の股間ばかり。完全に男世界の道に進んでいた。親父のそんな発見をしたある休日、

父:かずあきー、おまえ英語は得意だったよな。
と言って、珍しくノックも声掛けもせず、会社か何かの書類を持っていきなり俺の部屋に入ってきた。俺はというと、出掛ける予定もなく、やっと買って貰ったパソコンでホモ動画を観ながらセンズリに没頭していた。
父:なんだお前、またセンズリしてるのかっ! 彼女はおらんのか彼女はっ! センズリが悪いとは言わんがな、、、なんだ! お前、こんなもの観てるのか?!
パソコンの動画を見られてしまった。
俺:ノックぐらいしろよっ! これだって父さんと一緒だよ。父さんもホモ雑誌見ながら、夜な夜なセンズリしてるんだろ!
父:お前、無断で俺の部屋に入ったのか?
俺:この前いつだったか、泊りの出張があっただろ。あの夜、親父の部屋の扉が開いていたんだよ。別に詮索するつもりもなかったけど、何となく誘われるように入ったんだ。そしたら、ベッドの枕の下から雑誌が顔出していたんだよ。
父:で、お前、男が好きなのか? 女は? 女とやったことはないのか?
俺:彼女なんかいないよ。童貞だよ。だって、俺、、、俺、、、父さんのことが、、、好きなんだ。
親子の愛情だけとは違う意味を受け取り返答に困った親父は、俺の顔をじーっと見つめ、書類を落として俺に近づき、下半身裸の俺をそのまま抱き寄せた。そして、ゆっくりと俺をベッドに仰向けに寝かせ、足の間に入って、完全に萎んでいた俺のチンポをゆっくりと頬張った。俺はもう何も抵抗することなくそれを受け入れた。
親父はチンポを咥えたまま、俺の上着を脱がそうとしたので、自分から脱いで全裸になった。そして、親父の上着を剥ぎ取った。親父は俺の金玉を包むように優しく揉んで、半分被っていた包皮を唇でこれまた優しく押し下げ、亀頭を露わにした。そして、ゆっくりと亀頭全体を舌で包み込むように咥えた。大学生とはいえ半包茎だった亀頭への刺激は大きく感じ過ぎたが、とても気持ち良かった。すぐにフル勃起し、親父はチンポ全体を口に含んで上下運動を始めた。俺は完全に親父に身を委ねて、体全体で快感を味わっていた。すると、親父がチンポは咥えたまま、体を180度回転させるように足を俺の顔の方に持ってきた。俺の目の前に親父の股間がきた恰好である。まだ、ズボンを履いていたのでベルトを外し、パンツ毎一気に脱がせた。既にチンポはギンギンにフル勃起していた。俺はそれをゆっくり唇で受け、少しずつ少しずつ喉の奥へ飲み込んでいった。初めての69である。気持ち半分、自分のチンポの快感を味わい、もう半分は親父のチンポに釘付けになった。俺は段々発射が近づいてきて、親父のお尻を両手で強く引き寄せた。俺の状況が分かったのか、親父は俺のチンポから口を外して、手でゆっくりと全体を愛撫した。親父のチンポは俺の口の中でビクンビクンと脈を打っている様だった。親父はオオオッと言って、また俺のチンポを咥えた。親父も佳境が近づいた様だ。ただ、親父のフェラはとても上手く、俺はもう耐えきれずにいく寸前だった。
俺:あ、いっちゃう、いっちゃう、出ちゃうよ。
父:いいから、そのままいっちゃえ。
俺:え? 口の中にいいの? あー、もーだめ、ああああーーー! クゥーーーッ!あああああーーー。
父:ウグッ、ウグッ、ゴクンッ。。。おー、いっぱい出たな。
俺:え? 父さん、俺の、、、飲んだの?
親父のチンポを手で扱きながら、聞いてみた。
父:お前が小さい頃言ったかもしれんが、おしっこや精液は汚いもんじゃないんだぞ。センズリの時、精液はティッシュで拭いてゴミ箱に捨てるから汚いイメージはあるけど、全然奇麗なんだぞ。
俺:そーなんだ、じゃあ、俺もやってみる。
再びギンギンの親父のチンポを咥えて、ピストン運動を再開した。親父もほぼほぼ佳境にきているらしく、直ぐに、オーーーッ、 アーーーッと声をあげた。
父:オーッ、そろそろいくぞーっ。イイかーッ。
と言うやいなや、腰をビクつかせ、ドクドクドクと射精した。それをこぼさないように口で受け止めた。。口の中に青臭い匂いが充満して、どうしようか迷ったが、吐き出すわけにもいかず、心して飲み込んだ。
俺:あーーーっ、飲んじゃったよ。
親父の射精より精液を飲み込んだ方が気になってしまった。
父:おお、飲んだか、どうだ、美味いか? 栄養はあるんだぞ。
俺:美味いかどうかなんて分かんないよ。青臭いし。。

父:でも、あれだな。俺がいけなかたのかな。初めはセンズリ教えるだけのつもりだったのに。いつの間にかお前をこんな風にしてしまったのかな。
俺:趣向なんて本人の成り行きなんだから、親父が責任感じる必要なんてないよ。
父:いい奴だな、お前は。

お互いの気持ちが分かってからは、俺は時々、親父のベッドに裸で潜り込んではチンポをしゃぶりあう日々を過ごした。
やがて俺は就職し、結婚しないままいると、親戚の叔母さんが次から次と縁談話を持ってくるが、親父が上手いこと断ってくれていた。
そんな親父も俺が32歳の時、ガンを患い他界してしまった。本当の意味で天涯孤独になってしまった。
それからというもの、親父との思い出を再認識したくて発展場を渡り歩き、行きずりのセックスに明け暮れた。完全なるパーフェクト・ゲイである。未だに心に大きな穴が開いたように日々ボーっとした生活を送っている。

ここまで話を聞いてくれて、ありがとうございました。
これからどうしようかボーっとしながら考えています。
(完)
22/10/08 08:08更新 / カズ

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