読切小説
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和楽器に挑戦
物心ついた頃から男も女も好きな、所謂、バイの俺は今年還暦の60歳。女への興味はなくなり、最近は専ら殿方と絡んでばかりいた。65まで働ける外資系企業にいたが、48歳で離婚したバツ1の身。お金はあるに越したことはないが、贅沢しなければ貯金はそこそこはあったので、還暦を迎える前に会社を辞めてしまった。辞めたら辞めたで急に時間を持て余す様になってしまったので、どうしようかな、と。運動系の趣味は以前からもやっていたので、何か別のものをしてみたくてネットで探していたら、「和楽器をやりませんか?」との呼び掛けが目に留まった。学生時代に少しピアノやギターをかじっていたので、また音楽やるのもいいなと思い、その教室に連絡すると、見学および体験が出来ると言うので出掛けて行った。
部屋に入ると手前に受付などの机があったが、奥に座敷の間があり、生徒さんらは座布団に座って楽器の準備をしていた。

俺『こんにちは〜、本日、見学させていただく吉岡と申しますー。よろしくお願いしますー。』
生徒さんは男性ばかり4人いて、8つの目がギョロっと一斉にこちらに向けられた。すると奥から、
先生『いやー、どうもどうも、ようこそいらっしゃいました。この教室の責任者、川口です。皆さん、こちら、入会を検討されている、えー、、、(吉岡です)、あ、はい、吉岡さんです。今日は見学に来られましたので、皆さん、”いつもの様に”(笑) しっかりとお願いしますね。』
おおおおおー、すごい!74歳とは思えない程のナイスミドル的なキリリとした白髪の紳士!この先生に一目惚れしてしまった。。先生は教室の概要や生徒さんの構成など簡単に説明してくれたが、俺はほとんど上の空だった。ただ、
先生『今、丁度、尺八をやっていた方が辞めてしまって欠員が出たとこなんですよ。吉岡さん、尺八は如何ですか?』
俺『あ、はい! 大好きです!』
先生『ん? 尺八、やっておられたんですか?』
俺『あ、いえいえ、こっちのことです。。 和楽器はどれも素人なので、どれから始めてもいいです。』 危ういところだった。。
この教室は、6人で三味線が2人、笙が2人、そして、尺八が先生と俺の2人とのこと。その構成も申し分なかった。尺八の基礎練習は先生と二人なのだが、たまに一つの楽曲を皆でやる合同練習の日もあった。兎に角、先生に惚れてしまったので早速入会した。

まずは基礎練習から。
尺八の握り方(いやいや持ち方)や咥え方(いやいや吹き方)など、手を取って詳しく教えてくれた。俺はどうしてもあっちの尺八と重なってしまって、教えられている間中、股間が半立ち状態であった。少しブカブカのズボンを履いてきていて助かった。時折、合同練習も挟みながら半年の月日が流れ、俺も少しは吹ける様になってきたし、先生とも気心が知れて馴染んできた。ある時は冗談で、
俺『尺八吹いていると、途中で咥えたくなりますよね。』
先生『これは最初から硬いですけどね。』 ん?勃起状態だ、ということを言いたいのかな? 真意が分からなかったが、
俺『そうですよね! がははははっ。』と、合わせるように笑った。

メンバーとも仲良くなりイイ感じで練習を重ねていたある日、先生からお知らせがあった。
先生『実は2か月後、青森で発表会があります。』
生徒は少ないながらもワサワサとざわついた。
先生『今、練習している曲をやるので早急に仕上げていきましょう。細かいことはまた日が近くなったら話しますが、今の時点で、スケジュールで都合の悪い方はいますか?』
(大丈夫でーす。Okでーす。)の声が発せられ、全員が問題なくいけそうである。
それからは、合同練習の日が多くなり、個人のパートは自主練習でやるように指示がなされた。まだ、始めて1年の自分はちゃんとできるのだろうかと結構不安であった。聞くと、発表会とは言うものの15チームくらいの参加と結構大きな発表会で、審査員もいて、上位3チームは賞状や景品がでるという。ほとんどコンクールじゃん、と思った。ビビッていてもチーム参加なので一人だけ抜けるわけにもいかなかった。もちろん、尺八のパートは先生が難しいところをやるので、俺のところはとっても優しいパートということで少しは気が楽だった。
あっという間に2か月が過ぎ、発表会は週末に迫ってきた。
先生『発表会が今週末となりましたので、細かなスケジュールをお伝えしますね。前日の土曜日の午前中にここで最後の通しでのリハをやって、午後に新幹線で青森に移動します。前泊して、翌日は朝から発表会です。恐らく、帰りは夕方遅く、夜になるかもしれません。宿泊のホテルは旅館とビジネスホテルのあいの子みたいですが、そこそこ風情のあるホテルですよ。折角行くので夜はちょっとだけ宴会も計画しています。』
おおおーっ、と小さな歓声が上がった。
先生『ただ、遠征費を節約する為に部屋はツインルームとなっています。ま、一晩だけなのでご了承ください。組み合わせは、三味線組、笙組、尺八組それぞれで部屋割りしています。』
それぞれの二人は顔を合わせて、目配せで、”うん”とか”宜しく”とか合図を交わした。先生も俺の目を見て、”宜しく”と小さく合図した。
”やったー!” 俺は天にも昇る気分であった。あの、素敵な憧れの先生と同じ部屋に泊まれるなんて! もう、それだけで十分であった。本番より、そのことで頭が一杯になった。

とうとう遠征の日がやってきた。リハを済ませ、移動し、ホテルに着いた。確かに旅館なのかビジネスホテルかはっきりしない感じだったが、いい雰囲気だった。
先生『チェックインしたら、取り敢えず風呂に入って、それから食事としましょう。ここの大浴場は泉質も良くて、結構、人気があるみたいですよ。部屋の風呂でなく、是非、大浴場に行きましょう。』
我々も部屋に入って、先生は壁側のベッド、俺は窓側のベッドということで話がつき、それぞれ荷物を降ろした。
先生『取り敢えず、風呂に入るだけだから浴衣だけでいいか。』
と言って、先生はシャツもパンツも脱いで全裸になった。
俺『そ、そうですかね・・・』
と、戸惑いながらも先生の方を見やると、先生のズル剥けチンポが目に入り、釘付けとなった。チン毛は年相応に白く疎らになっているが、そこから垂れている男根はずっしりして存在感があった。
ふと先生の顔を見ると、俺が先生の股間を凝視している状態をしっかり見られていた。まずいっと思い、視線を外して、
俺『そ、そうですよね。その方が身軽ですしね。私もそうします。』
と言って、先生に背を向けて、シャツとパンツを脱ぎ、すぐさま浴衣を羽織った。先生はそんなことは気にしていない様子で、
先生『さ、行きましょう。』
と、足早に部屋を出たので、慌てて後を追った。

脱衣所に行くと他のメンバーもぞろぞろと入ってきた。確かに小奇麗でいい感じの浴場であった。俺は脱衣所にあった泉質の説明書きを一通り読んで浴室に入って行った。先生は既にカランの前で髪を洗っていた。隣にいくのはちょっと気恥ずかしかったので、一つあけて2つ隣のカランに座った。無言でいくのも何だったので、
俺『確かに、ここは雰囲気のある浴場ですね。泉質も肌がスベスベになるとかで女性に人気があるようですよ。説明書きにありました。』
髪を洗い終わった先生は、
先生『そーですか。勉強熱心ですねー。』
カランを一つあけて座っているので、真ん中の鏡で先生の顔が見える状況である。その鏡越しに、
俺『あ、私、温泉って結構好きなんですよ。泉質にも少し興味があって、説明書きなんかあると、つい読んじゃうんですよねー。』
俺の話を聞いるのかいないのか、先生は石鹸で全身を洗っていた。そして、股間を洗う時、徐に立ち上がってチンポや金玉、お尻の穴などをゴシゴシ洗いだした。その全容が鏡越しに丸見えで、もちろん俺は凝視するしかなかった。泡の隙間から見え隠れするズル剥けチンポ。俺の心臓は鼓動が早くなってきた。頃合いをみて、シャワーで全身を洗い流すと、チンポ、金玉が奇麗に見えてきた。それをチラチラ見ていると、俺のチンポも段々勃起してきた。隠すのも逆に変なのでそのままにしていたが、立ち上がった先生からは視線を降ろすと俺の勃起チンポは丸見えだろうと思った。髪をかき上げる仕草と共に先生の顔を見ると、やっぱり俺の股間を観察するように見ていた。それでも先生は何も言わず、ザブっと湯舟に浸かって、脱衣場へ出て行った。俺も暫く勃起が治まるのを待って、湯舟に浸かり、脱衣所へ急いだ。

先生『それじゃー皆さん。明日はこれまで練習してきたことを思う存分発揮して、最高の発表会にしましょう。かんぱーい!』
先生の号令で宴会が始まった。40代から70代と年齢は若干離れてはいるものの、趣味やこれまでしてきた仕事など、いろんな話に花が咲いて宴会は盛り上がった。
先生『皆さん、盛り上がっているところ申し訳ないが、明日が本番ですからね。飲み過ぎは禁物です。今日は、これくらいにしておきましょう。』
とのことで、早めの時間でお開きとなった。

我々も部屋に戻り、それぞれベッドに潜り眠ろうと、お休みなさい、をした。暫くシーンとしていたが、俺が咳払いをし、先生も寝返りを打った。
先生『何だか眠れませんね? 吉岡さんもですか?』
俺『そうなんですよ。結構、興奮したせいか、明日が不安なのか。。。ドキドキしています。』
先生『あのね、私、お酒は好きなんですよ。で、夜、眠れない時なんかは、ナイトキャップということで泡盛をストレートでちょっとだけ飲むんです。そうすると、すぐ眠れますよ(笑)。ちょっとだけ、やりますか。』
先生からのお誘い、断る理由なんか全くない俺は、
俺『いいですねー、是非、ご賞味させてください。。。』
お互いベッドの間に足を下ろし、正面に腰かけて、先生は酒をベッドサイドのテーブルに置いて、小さなガラスのお猪口に注いでくれた。
先生は体を横に捻じって注いでいたので、浴衣の前がはだけてチンポがもろ見えになった。
俺『えっ、先生って、寝るときはパンツ履かないんですか?』
先生『あれっ?見えちゃったかな?失敬、失敬。 ええ、そうですよ、ホテルなんかで浴衣で寝るときは履きませんよ。その方が開放的だし。何なら全裸でベッドに潜り込みますよ。宴会の時は流石に猿股くらいは履きますけどね、他の人もいるから。』
俺は他の人とは違う存在なのかな・・・とか、答えのない妄想に駆られながら、
俺『へー、そうなんですか。確かに、ホテルのベッドは裸でも気持ちいいですからね。あ、ありがとうございます。いただきます。』
先生はお猪口に泡盛を目一杯注いでくれて、俺に渡してくれた。浴衣の前も正して、
先生『さっ、明日に向けて、活力の一杯となるように!!』
と、小さく乾杯をした。あーあ、残念。折角、イイものが見えていたのに。。。
でも、その一杯をあけるまで何やかんや話をして、既に夕食でお酒が入っていたせいか、足も広がってきて、先生のチンポがまた露わになった。俺は見えていることは言わずに、チラチラと盗み見していた。ただ、段々、パンツの中の俺の股間も膨らみを増してきていた。それに気付いた先生は、
先生『吉岡さん、何気に元気ですね。ちょいちょい勃起してますよね。最初に尺八の持ち方とかを教えていた時、さっき浴室で隣にいた時、で、今も。。。』
おおお、全部、バレていた。憧れの先生に見透かされて、ちょっと動揺した俺は、
俺『あはは、へへへ。。どうしてでしょうかね・・・』と、口籠った。
先生『ちょっと溜まっているんじゃないですか? モヤモヤしたまま明日を迎えて演奏に支障が出ては困りますから、今、出した方がいいんじゃないですか。ああ、お手伝いしますよ。』
いやいやいや、いいですいいですと遠慮する俺の手を取って、いきなりベッドに押し倒して、スルリと俺のトランクスを脱がしていった。既に勃起していた俺のチンポがピョンッと跳ね上がった。もちろん抵抗すれば難なくかわすことは出来たのだが、憧れの先生とのこれからの出来事を想像すると拒否する筈はなかった。
先生は空かさずその亀頭を手のひらで優しく包み、上下に軽く愛撫した。
俺『あっ、先生っ、ダメです!ダメですよ、そんなことっ!』
と言いつつも、足を広げ、腰を突き出していた。俺のは長くはないが、太い方であった。
先生『おー、いいねー。ビンビンだ。』
先生の目が輝いていた。やっぱり、先生もお仲間さんだったんだ、と思うと恥ずかしさが薄れた。先生は俺のチンポに顔を近づけ、舌先で鈴口をペロッと舐めた。アッと腰が浮く。そして、ゆっくりと亀頭全体を咥えこみ、舌でまったりと亀頭を包んだ。
俺『あああー−っ、先生! 流石、先生、こっちの尺八も上手いですね!』
急な展開についていくのがやっとだったが、上手い事を言うなー、と俺は自分で一人ほくそ笑んだ。でも、何という幸せ。憧れの先生が今俺のチンポをしゃぶってくれている。入会した時にこのような展開を想像できただろうか。
はて、、先生はどうなんだろう、とベッドサイドに跪いている先生の股間を見ると、74歳とは思えないくらいギンギンに上を向いてフル勃起していた。
その太っといチンポに手を伸ばそうとしたら、先生もベッドに上がってきて、腰を俺の顔の方に持ってきた。69プレイのサインの様だ。俺は先生の身体を上において、下から先生の勃起チンポを咥えこんだ。先生もアアアーッと俺への尺八が一瞬止まり、感じている様だった。でも、下からだと顔が動かせないので、横向きになり、お互い同時に相手のチンポにむしゃぶりついた。やっぱり先生の尺八は上手くて、直ぐ様絶頂が近づいてきた。
俺『ああー、先生っ!いいー、いいですー!あああー−、あっ、いっちゃう、いっちゃう、いきそうですぅぅうー−!!』
先生『まだまだ、まだでしょー。』
と言いながら、チンポから口を外して、俺の金玉を両方いっぺんに口に頬張った。アアアー。やっぱり金玉は頬張られると全身でその状況も含め感じてしまう。アンッ、アンッと言っていると、じゃあ、ドバーッといっちゃいましょうか。と、再びチンポを咥えて、激しく上下運動を始めた。俺は、もう、快感を感じながら、我慢しながら、どうしようもない状況になり、いつの間にか先生のチンポからは口を外していた。俺は仰向けになり、先生は俺の両足の間に入って、両手で金玉を揉みながら、チンポを口でピストンした。それにはもう辛抱堪らず、
俺『ああああー−−−、先生ー−−、いきますー−っ!』
先生は口からチンポを外し、手コキで激しく扱いた。俺はアアアアアーー、アッ、アンッ、アッ、アッと腰を使って、自分の腹の上に大量の精液を放った。先生は、おおおおおおー、出たー!凄い!大漁だあーっ!!と目をキラキラさせて、俺の放った白液を見ていた。先生はいかなくていいのかなど先生の事を考える余裕などなくて、一人、ハアハアと息を切らして余韻に浸っていた。
落ち着いてくると、あの、憧れの、先生にしゃぶられて射精したことが、何故か急にとても恥ずかしくなり、浴衣を丸めて股間を覆った。
先生『はあー、どうでしたか。気持ち良かったですか。一杯出ましたね。』
俺『はい。。俺、大好きな先生に、、して貰って、、最高です。嬉しいです。でも、ちょっと恥ずかしい・・』
顔を赤らめて恥ずかしそうに言った。
先生『じゃあ、サッとシャワー浴びて、明日に備えましょう。』

先生に先にシャワーを浴びて貰って、俺は後で浴びた。風呂から出てくると、先生はもう眠っていた。明日の朝起きたら、どんな風に顔を合わせたら良いんだろう、などあれこれ考えると暫く眠れなかった。。。(終)
24/02/18 08:05更新 /

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