読切小説
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お隣が!☆第二弾☆
あれからしばらくはお互いに接触することもなく日が流れた。その間に一二度自分でやってはみたが、やはりあの時の感動と快感が忘れられず、全くやった気がしない。このままセンズリが物足りなくなってしまうのだろうか。。。その事が段々頭を占領し始めていた。彼と会えば必ずこの間の事が話題になるはずである。まだ、心の整理が付いてない自分はどう対応していいか分からない。何をどう整理付けるのかさえも分かっていないが・・・ 兎に角、竹山さんに会うことは避けていた。ただ、自分でやっても物足りない、だけど、ああいう薬物をいつも使う事への抵抗感もあり、悶々としながらひと月が経過していた。

会うことは避けるとは言ったものの、そこはお隣さん、いつまでもそういう状況が続くわけでもなく、庭で草木の手入れをしていたある日のこと、
竹山:「おや、横田さん、こんにちは。久し振りですね。」
俺:『あー、どうもどうも。こんにちは。先日はありがとうございました。ちょっと、照れますがね(笑)』 なんと、自分からこの間のネタを出してしまった。
竹山:「いやー、私の方こそびっくりしましたよ。あんなに効果があるとは。でね、バイト先のオジサンに聞いたんですよ、あの薬の詳しいこと。」
といろいろ説明してくれた。何でも最近開発された薬物だそうで、服用し易く身体には極力悪影響は無いように出来ているらしい。
竹山:「ただですねー、オジサンが言うには入手しずらいらしく、次はいつ手に入るか分からないそうです。つまり、当面は今あるのが最後なんですよ。」
そんな大事な物を貰えるオジサンとの関係も気にならないではないが、そこは置いとくとして、
俺:『そうなんですか。そんな貴重な物なんですね。』
そうか、あの薬は永遠にあるわけではなく無くなったら終わりなんだ。いつまでも出来る訳じゃないんだったら、今、あるだけで楽しめば良いってことだよな。ちょっと、考えが前向きになってきた。
竹山:「今度、またやりますか。お互いの日を合わせて。」
俺:『なんかドキドキしますね。でも、そんな貴重な薬を私なんかと使ってもいいのですか。』
竹山:「いやいやー、私なんかより効果抜群の横田さんに使ってもらいたいですよ。ははは。」
俺:『あ、ありがとうございます。嬉しいです。』
と言って、お互い妻のいない日を打合せて、竹山さん家でやることになった。

俺:『こんにちはー。』
竹山:「いらっしゃい。今日はゆっくりベッドで楽しみましょう。何があってもいいようにビニールシートを敷いておきますから。」
俺:『あ、はい、ありがとうございます。って、なんか、私、やる気満々ですね。はは、恥ずかしい。。。』
今日もお互いの妻が一日居ないということで、すっかり気持ちはやる気満々である。
竹山:「いいじゃないですかー、そうこなくっちゃ。もう全部脱いじゃいましょうか。」
我々は風呂にでも入るかの様にサッと全裸になった。もうお互い全裸になることには抵抗はなくなっていた。俺の顎を下から少し持ち上げて、
竹山:「じゃあ、いきますよ。私が入れてあげますね。」
と言って、薬を俺の鼻にプシュッ、プシュッと注ぎ込んだ。そのまま、ベッド上で仰向けに寝かされた俺は前回同様、少し視界がぼやけてきて体の力が抜けてきた。ただ、股間だけは段々大きく硬くなっていくのが感じられた。
竹山:「おー、いいねー、早速立ってきたよ。いい、いい。」
ほとんど動けなくなった俺は硬くなってきたチンポだけを認識していた。何で薬吸っただけで勃起してくるのか不思議ではあった。俺ってそんなにいつもいやらしい事ばかり考えているのだろうか??ま、いいや。すると、彼は何やらベッドの奥から道具を取り出した。ぼやけた視界の中で何やら棒状の物が見えたが何かは分からなかった。さわっ。アンッ。さわさわっ。アッダメッ。さわさわさわっ。車の埃を払う羽根・毛ばたきの様だった。そのソフトタッチの絶妙な刺激でいきなり感じ過ぎた俺は、我慢などする間もなく、
俺:『あああーーー、ダメダメダメッ、いっちゃうーっ、いっちゃうううー!!!』
と、あっけ無く、しかしながら、派手にドバーッと射精した。
竹山:「やっぱり早いけど、いいねいいねー。効果抜群だねこの薬。すっげーよ。」
妙に落ち着いた感じで俺の放出を見ていた。かと思ったら、何やらロープを持ち出して、殆ど動けない俺の手足をベッドに縛り付けていった。もう俺の状態は完全に無視。
俺:『竹山さん、な、何をするんです? 私はもういっちゃったし、ほとんど動けないですよ。』
竹山:「大丈夫、大丈夫。別に命まで奪おうという訳じゃないんだから。まだまだいけるでしょう、とっても気持ちいいから、安心して。」
俺:『ね、ね、何、何。何が始まるの? ちょっと、怖いなー。』

薬とロープでほとんど動けなくなった俺に今度は前回はなかった乳首への愛撫が俺の体を突き抜けた。指先でコリツ、コリっと乳首が弾かれた。アンッ、オンッと俺の体がエビの様に痙攣した。俺のはまたギンギンに勃起していた。かと思うと、亀頭を手のひらで包み込み、2,3度ゆっくり擦った。一旦、間があったので射精直後の敏感な時期は過ぎていたが、それでも感じ過ぎることには変わりはなかった。
俺:『あっ、あっ、それっ、そのっ、ソフトタッチがっ、あっ、堪らないっ!』
悶絶を始めた俺を尻目に、彼は俺の亀頭を少し引っ張り上げると何やら紐の様な物を取り付けていた。はっきりと見えないところがとても不安である。
俺:『あ、ね、それっ、な、何ですか?』
竹山:「あはは、心配ないですよ。天国に行ける小道具ですよ。」 何だか彼の顔が少しいっちゃってる感じがした。
兎に角、身動きできない体と物がはっきり見えない事が俺を恐がらせていた。ただ、相手がお隣さんの竹山さんだということだけが救いの神なのだが、それすらちょっと信頼が薄れてきて益々恐怖感が募った。自分のチンポを見ようと首をもたげようとするもなかなか上手くいかない。ただただ、亀頭の辺りにゴソゴソされる感覚があるだけだ。
竹山:「よし! 準備オッケーだ。」 その掛け声で俺の恐怖感は絶頂に達した。
俺:『なになになにー、何が始まるのー??? ねえ、竹山さん! お願い、無茶はしないで!』 彼は聞く耳を持っていなさそう・・・
竹山:「いくよー。」  カチッ。
俺:『あああああわわわわあー−−!!はいっ、はいっ、あんっ、あああー−−−っ、ねっ、ねっ、ぎゃあああー−−−!!! ちょっ、ちょっ、ちょっとおおおおおー−−−!!! あーっ、だめっ、だめっ、死ぬぅううううー!! ねえっ、ねえっ、あああー−−!!! はんっ、はんっ、はんっ!!!!ううううううううううおおおおおおおー−−−−っ!!!!』
竹山:「お、ほっほほ。そんなにー?すげーなー。」
動けないもののこれ以上ないくらいに腰がガクガクガクッとなり、チンポの根本というかお尻の奥から、体中の全ての臓器が飛び出すんじゃないかというくらい激しい射精をそこら中にぶっ放した。
俺:『はあっ、はあっ、はあー。ね、それっ、もしかしたらバイブですか。俺っ、そ、そんなの使ったことないですよ。はあー、はあー、はあー。もー、だめ。』
竹山:「いやー、はっはー。ベッドの上が凄いことになってますよ。ビニールシーツ敷いて置いて良かった。」
俺:『いやいや、そういうことじゃなくて。あっ、それっ、それっ、外してくださいっ! あああー−−んんっ、あっ、だめだめ。あーっ、それっ、それっ!止めてぇーっ!あっ、はっ、だめっ、ちょっとっ、ちょっ、あああー−−−!うおおおー−−!! また、またっ、またきたー−−っ!! あっ、ちょっ、やめっ、あっ、あああああああああああああー−−−−−−!!!!!!』
射精直後の敏感亀頭を休むことなくバイブの振動で刺激され、もう、何が何だか分からない。
俺:『あああー−−、いっちゃうっ、いっちゃう、いっ、、ちゃ、、、、う。。。ふんっ、ふんっ、ふんっ!   はっ、はーっ、はー、はあ。』
竹山:「おおおー、すげー、すげー。立て続けだっ! すっげー。」 やっとスイッチを切った。
もう、何もなかった。ちょっと蟻の門渡りのところが少し痛かった。ただ、茫然と、きっと無表情になっていたに違いない。これが快感地獄なのだろうか。。。
竹山:「いやはや。薬物とバイブのセットは人を駄目にするかもね。」
すげーすげーとしか言わない彼に少し腹が立ってきたが、今は、良きに計らって貰うしかない。チンポに巻き付けられたバイブを外し、ロープで縛っていた手足も解いて貰い、俺は精液まみれの体とベッドに構わず今一度仰向けのまま両手両足を広げた。流石にチンポは萎んでいた。

俺:『今回は初めから私だけをいたぶる予定だったのですね。』
竹山:「いたぶるだなんて、そんな人聞きの悪い。私はただただ横田さんに気持ちよくなってもらおうと、いろいろ考えた結果ですよ。」
俺:『気持ちが良いというか、あっという間の出来事で気持ち良さを感じる間もなく発射しましたから、何なんでしょうね。因みにそういう道具はどこで手に入れるんですか?』
竹山:「ああ、これですか? 実はこれもバイト先のオジサンに借りてきたんですよ。」 またオジサンが出てきた。一体誰?今度はちゃんと聞いてみよう。
俺:『その、バイト先のオジサンって誰なんですか?怪しい人ではないんですよね?どういう関係ですか?』
竹山:「私と同じ様にシルバー人材センターから来ている人ですから、身元ははっきりしていますよ。」
そういうことはこの際どうでもいいんだけどな。ま、あまり突っ込むのもアレだろうし、いいやもう。
竹山:「今度、一度、呼んでみましょうか。」
俺:『え?』
そんなの止めてくださいよ、と言おうと思ったが、どんなオジサンか全く興味がない訳でもなかった。ちょいちょい出てくるうちに気にはなっていた。その点にははっきり答えないまま、彼の家を出た。自分の家に帰ってからも、しばらくはボーっとしていた。気が付いたら夜になっていて、カミさんも帰ってきていた。
妻:「あなたー、今日、何してたの?」
俺:『あー、撮り貯めていた録画番組観ていたよ。』
本当の事など言えるはずもなかった。。  (終)      

25/09/14 08:28更新 /

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