読切小説
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老舗風洋服店
来年還暦を迎える俺。町内会などに関わっていると自分だけの為でなく何かと還暦行事があるらしい。折角なので、この際、スーツを新調しようと思いカミさんに頼んでみた。撃沈されるかと思いきや丁度機嫌が良かったのか、しばらく買ってないしいいんじゃない、とすんなり了解してくれた。あまりにスムーズだったので調子に乗って、オーダーメイドのを買ってみたいな、と追加するも、じゃあ上限はこれね、足が出た分は自分で何とかして頂戴、と奮発してくれた。何だか肩透かしを食った様だったが資金が出来たことは上々だった。早速調べて、老舗で高級そうな洋服店を選んで電話で連絡してみた。

俺『すみません、そちらの店は初めてなんですがオーダーメイドでスーツをお願いしたいんですけど。』
マスター『はい、ありがとうございます。オーダーメイドですと採寸などございますので、出来ましたらご来店の予約をお願いしたいのですが。当店は私一人でやっとりますので、不在時にお越しいただくと申し訳ございませんので。』
なかなか感じの良い対応だったので即、訪問日と時間を決めて早速伺う事とした。そして、当日。

俺『こんにちはー、予約していた斉藤ですー。』
マスター『ああ、斉藤様。ようこそいらっしゃいました。ささ、こちらへどうぞ。採寸なんかがありますから、一応、店は閉めておきますね。』
マスターは、電話の声から想像した通り、お腹は少しだけ出ているが、がっちりとした体格で白髪交じりの60代後半といった感じの全く俺のタイプのオジサンだった。
オーダーメイドであること、タイプのマスターであることでちょっと上気した気持ちは抑えつつ辺りを見回すと、高級そうな生地のスーツがずらりと並んでいて如何にも高そうだったが、ビビった様子を見せると足元みられると思い、
俺『なかなかいい素材を使っておられますね。』
と、背伸びしながらコメントしてみた。
マスター『ありがとうございます。生地はイタリアやフランスから取り寄せています。まずはザッとご覧いただき、イメージを膨らませておいてください。5分後くらいから採寸に入りますので。』
一通り見て回って、マスターのいる所へ向かった。
マスター『はい、こちらへどうぞ。』
入っていくと、シャーっとカーテンで周りを覆った。
マスター『誰も来ないんですけど、一応ですね。 お客様にピッタリのお洋服をお渡ししたいので採寸は正確にさせていただきます。ですので、着ておられるお召し物はこちらの棚に置いて、アンダーウェアだけになってください。』
オーダーメイドのスーツなんて初めての事だったので、マスターに言われるまま従うしかなかった。ただ、いきなり下着姿になるとは。。。俺は洋服屋なのでズボンを履き替えることもあるだろうと、でその時などにチラッと見えると面白いだろうなと思って、今日に限ってピチピチのビキニパンツを履いていた。メジャーや記録用のメモ帳などを持って戻ってきたマスターは、俺のビキパンを見てちょっとだけ目を見開いた。そのまま、採寸を始めるかと思いきや、
マスター『まず、スーツを着た時でも動きはありますので、最初に、そのツッパリ感などをチェックします。このスーツを上下、着てみてください。』
良くは分からないが普通な感じのスーツ上下を渡されたので言われるままに着た。
マスター『はい、前にならえして。はい、横に広げて。はい、バンザイして。。』
と言いながら、肩の膨らみや脇のツッパリなど手で押さえながら確認していた。そんなので分かるのかなーとは思ったが、プロなので、そういうものだろうと。。。
マスター『はい、この椅子に座って。はい、正座して。はい、つま先で座って(蹲踞)。』
所謂、蹲踞をした時、内股やお尻を触ってきたのでちょっとびっくりした。
マスター『はい、大体分かりました。では、これは脱いでください。採寸に入ります。』

また下着姿になってちょっと恥ずかしかったが、首回り、肩巾、袖丈から始まった。腕の太さや肘の周り、手首の太さまで細かく測っていった。胸囲を測る時、メジャーが上下し乳首を刺激したので、ちょっとビクッとしたがマスターは動じず、胸囲、肋骨の下部、へそ回りなど淡々と進め、記録していった。
マスター『はい。次はズボンの採寸に移ります。』
それまではシャツが股間部分を覆っていたのでビキパンは見えていなかったが、マスターはシャツの裾を捲り上げてピンで留めた。ビキパンが露わになりちょっと緊張した。相変わらず真正面からマスターにメジャーを巻かれるので、少々心臓が高鳴った。今一度、へそ回りを測り、腰回りときてお尻周りを測る時、チンポの付け根でメジャーを交差させるのだが、その時、マスターの手の甲がビキパンの上からだがチンポに触れた。俺は勃起しない様に必死に堪えた。マスターは少し硬めのメジャーに変えて、
マスター『次は股下を測りますね。』
と言って、しゃがんだのでマスターの顔は俺のビキパン、つまりチンポの真ん前にきた。そして、おもむろに俺の金玉を持ち上げ、メジャーの端を会陰、所謂、蟻の門渡りにツンツンと当てて、シャーっと踵の方へ伸ばした。これには俺もビクッと大きく体全体で反応した。
マスター『はい、そのままそのまま。』
全く気にしていない様子。右足が終わると左足へ。また、金玉を持ち上げ、会陰をツンツンと。股下なんて、片方で良くない?と思いながらも頭の中は勃起しない様に、勃起しない様にと冷や汗が出てきた。その気持ちとは裏腹に俺のチンポは半立ちし、少し膨らんできた。足の付け根周り、太もも、膝、ふくらはぎ、足首と進んだが、足の付け根周りを測る時、やっぱり俺の金玉に手の甲が当たってきた。俺のチンポはもうすっかり大きくなってビキパンはパッツンパッツンだった。一人狼狽えている俺をよそにマスターは、また、腰回りを測り、次にお尻周りを測ってきて、チンポの付け根で俺のチンポを今度ははっきりと意思を持って手の甲で押さえてきた。
マスター『敏感なムスコさんですね。』
俺『いえいえ、こういう状況は初めてなのでちょっと緊張しまして、、、すみません。』
マスター『大丈夫ですよ、慣れていますので。あ、ウチはアンダーウェアのオーダーメイドもしているのです。当店で初めてスーツを作られる方にはサービスでご提供しているんですよ。如何ですか?』
俺『え、そうなんですか?』
下着のオーダーメイドなんて聞いたことないし、市販品とどう違うんだろうかと興味が湧いた。
俺『そういうこともやられているんですね。お願いしても良いんですか?』
マスター『はい、もちろんです。ただ、最初に言ったようにお客様にはぴったりの商品をご提供したいので、その、、、持ち物のサイズも測らないといけません。』
俺『あ、そうか。。。でも、ご存知の通り、ちょっと緊張して大きくなっちゃってるんで・・・』
マスター『その内萎むでしょうから、玉から測りますよ。』
もう、俺のチンポはビキパンの上からほとんど見られていて、大きさや形も知られているだろうからいいや、と思いビキパンを脱いで股間をマスターに曝け出した。マスターは玉袋を下からちょんちょんと持ち上げて、
マスター『袋は温度で伸び縮みしますから気にされなくて結構です。玉の実質を測ります。』
と言って、玉袋全体をメジャーで包む様に測ったり、一個ずつ大きさを測ったり、手で握ったり、縦・横の大きさを測るように摘まんだり、縦横無人に弄りだした。俺のチンポは萎むどころか、金玉を弄られて益々ギンギンにフル勃起した。先走りまで出てきた。どうでもいいマスターならここまでならなかっただろうけど、タイプのオジサン風のマスターだったから、どうしても気持ちが入ってしまっていた。
マスター『玉は終わりましたけど、、益々元気になっちゃいましたねー。』
俺『すみませーん。もうすぐ萎むと思うんですけどねー。』
マスター『抜いちゃいましょうか。そうすればすぐに萎むでしょう。大丈夫です、奇麗に拭きますから。』
と言って、いきなり俺のチンポを扱きだした。
俺『あっ、ちょっ、マ、マスタアー。やめっ、あっ、ああー、気持ち良いー。あっ。』
俺は、突然の出来事に慌てたが、タイプのオジサンに攻められているということで、ちょっと対応に困ってしまっていた。
ただ、俺は50歳までは普通の男でカミさんともエッチはしていたが、男に興味が出てきてからセックスレスになった。とは言うものの、あのラーメン屋の親爺は好きだなとか、あのスーパーで商品を陳列しているオジサンは良い感じだなとか、一人で心の中で妄想するだけで、実際はホモビデオをみてセンズリするばかりであった。殿方と絡んだことなどなかった。つまり、初めて他の人にチンポを扱かれていた。その感覚はセンズリとは全く異なり、凄く気持ち良かった。
マスター『立っているのがきつかったらそこの椅子に座ってください。』
確かに、立っているのはやっとだったので椅子に座って足を投げ出した。マスターもきっとこっち系の人だなと思い、俺はマスターに身を委ねることに決めた。マスターは一生懸命にチンポを扱いてくれていた。気持ち良いのに何故かなかなかいきそうになかった。苦しそうに、アッ、アッと言っていると、ゼリーが入った小瓶を持ってきて、チンポの上から垂らしてきた。オオオオー、何だ、この感触は!今までゼリーなどは使ったことがなった俺は、全身がクネクネして急に絶頂感がきた。足もつっぱり、
俺『あっ、マスターっ、いくっ、いくっ、いきそうです!』
マスター『いいですよー。思いっきりいっちゃってください。』
アアアアーーー! 俺は好みのマスターの顔を見ながら、ガクッ、ガクッと腰を使って大量の白液を放った。マスターはタオルで俺の射精を全部受け止めてくれた。
マスター『おー、結構出ましたねー。やっぱり、随分と溜まってましたね。』
俺『いやー、お恥ずかしい。』
マスターは暖かく湿らせたタオルでチンポを拭いてくれたが、まだ敏感な俺の亀頭、くすぐったくて腰が引けた。
マスター『あははは。まだ、感じますか。』
一通り拭いてくれて、仕上げに新しいタオルを持ってきてくれたが、
俺『あ、あとは自分でします。』
と言って、タオルを受け取り、自分で奇麗に吹き上げた。萎んできた俺のチンポを見て、
マスター『ようやくおさまってきましたね。』
でも、お互い、本来の目的を忘れていて、暫し、ボーっとしていた。すると、マスターが、
マスター『あ、そうそう、サイズ、サイズ。サイズ測らなきゃ。』
と言って、メジャーを手にして、だらしなく萎んだ俺のチンポの根元から先っちょまでの長さ、竿の周囲、雁の周囲などなど測っていた。
マスター『はい、これでスーツと一緒にビキニパンツも作っておきますね。』
俺『あのー、、、実は、、、私、、、普段はトランクス履いていて、、、ビキパンは、、今日の為に遊びで履いてきたんです。だから、本当はトランクスが欲しかったのですが。。』
マスター『存じてましたよ、普段、ビキパンは履いておられないと。ビキパンを履く人は、少なくとも余分なチン毛は剃っているものです。お客様は、ビキパンからチン毛がはみ出していましたからね。』
俺『えー!!そーなんですかー。じゃあ、こんなにきちんとチンポのサイズとか測らなくても良かったんじゃないですかあ?』
俺はチンポ出したままの姿で、ちょっと抗議した。
マスター『まあ、成り行きですから。』
ニコニコしながら言われると、俺も惚れた弱みで何も言い返せなかった。

取敢えず、俺は自分の服を着て、新調するスーツの生地を決めて、カードで支払いを済ませた。仕上がりはひと月後とのこと。受け取りに行った時、また何か起こるのかな、とか考えるとまた胸が熱くなった。あ、出来上がりの確認の為に絶対試着するよな。今度はどんな下着を着て行こうかな、チンポに何か細工して行こうかな、など妄想した自分をほんとバカなエロ親父だよな、と思いながら家路を急いだ。(終)
23/10/03 07:53更新 /

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