■ オオカミの夜 1 - オオカミの夜 4
「このイヤらしい尻と体で俺を何度も誘惑しやがって。この手で自分のモノにするのを繰り返し妄想したよ」私は大学までずっと柔道やっていた。そのおかげか、かなり体は緩んだが肉付きは良く体形はガッチリとしている。男はその事を言っているのであろうか。
「扱きあいなんて子供だましだ」ほらっ!とドラッグストアの袋を渡してくる。中を見ると大量のグリセリン浣腸とローションと肛門内に入れるであろうおもちゃが入っている。「あんたがぐっすり寝てる間に調達しておいた。男同士はここを使うんだ」と指でアナルを軽く擦った「いいか、俺に会う前には必ず洗浄しておけ。汚したりしたら厳しい罰を与えるからな。ここはハッテン公園だから先生を裸でベンチに拘束するのも面白いな。金曜は朝からこのプラグを入れて尻を解しておけ。しっかりと拡げておかないと苦しむのは自分だからな」と言われたが、そんな事自分にはできないと言うと「あんたは、もう俺のモノだって言った意味分かってないようだな。俺の命令には絶対服従だ」「今から俺の体をあんたに憶えさせる。足を抱えて尻を見せろ」すでに羞恥や自尊心は完全に恐怖と疲れで男に征服されていた。浣腸を続けて3本入れられる。すぐに腸がグルグルと音を立て動き回り、激しい腹痛と便意に襲われる。男は脂汗を流し苦悶する私の表情をじっくりと観察している。私が苦しむほど男は興奮してくるのだ。「恥ずかしい、見ないでくれ」泣きながら男の目前で長々と排便してしまった。それからまた完全に綺麗になるまで2度浣腸された。人前で排便するなんて、私の尊厳まで男に蹂躙されたのである。しかもすべて動画を撮影している。もうこの男から永遠に逃げられないという絶望でまた涙が出てきた。しかし、これは私を落としていく序章に過ぎなかったのである。
男は白いゴム手袋を手にパチンと付け、ローションをたっぷり手に取った。その無機質に見える手を見て、私は恐怖を覚えた。自分にこれからされることが、急に実感を伴って襲ってきたのだ。「嫌だ、そんな事止めてくれ。お願いだ」体を深く折り曲げられているため呼吸が苦しい。腹に力が入るたび苦しく冷汗が滴る。私の肛門の肉ひだをローションでヌルヌルとゆっくり開きながら弄られる。肛門が自分の意思に反して徐々に指を迎え入れるように開き始めた。「嫌だ。それ以上入れないでくれ」「止めてくれ、何で私なんだ!」と言うと「初めて診察をしてもらった時の担当が先生だった。その時に先生に一目惚れしたんだ。それから何回もクリニックへ行って先生を指名したのに別の医者ばかり。散々俺を誘惑しておいて無視しやがって」クリニックは主治医制ではないので、初回に偶然私が診察しただけだ。毎日たくさんの患者さんを診察してるので、正直顔まで覚えていられない。もちろん誘惑なんてするわけがないのに。これではまるで被害妄想の逆恨みではないか。やはり、こいつはいかれてる。男への恐怖と悔しさのあまり涙が溢れてきた。
ローションをたっぷりまぶした男の大きな中指が肛門にあてがわれた。その様をスマホを手に持ち録画を続けている。「息を吐いて力を抜け」徐々に指に力が入り少しづつ私の未知の部分が慮辱されていく。「嫌だ、止めてくれ。それ以上入れないで」男の太い指が、私の肛門にめり込む。強烈な異物感と痛みに私は腰を引き男の指から逃れようともがく。「ガァッ!、痛い止めてくれ。誰か助けてくれ!」と外に聞こえるように大声を出した。その行為が男を怒らせ鳩尾を一発強く殴られた。あまりの苦痛に涎が大量に滴りおちる。続いて頬を激しくビンタされた。赤く充血して痛みでジンジンしてくる。 「もう一発欲しいか?」「俺だってこんな事したくないんだ。動画を今すぐネットに上げてもいいんだぞ。大人しくしてないと本当にキレるよ」恐怖による支配はすべての抵抗する気力を失くしてしまう。泣きながら「ごめんなさい」と男に謝ってしまった。それからまた私のキツい肛門を容赦なく指で犯していく。