第3話 高速道路サービスエリア
夜の高速道路をドライブするなんて何十年ぶりだろう。
太郎と遊びはじめてからなんだか気持ちの時計が逆回転している気分になる。そういや俺もむかしこんなことしてる時期もあったな。
俺たちの微妙な関係を太郎は都合よく利用しているみたいだ。行ってみたいところがあっても足(移動手段)がないから諦めていたところとか、ドライブがてらリクエストしてくるんだ。
高速道路のサービスエリアなんて土産物と不味いレストランくらいしか印象がなかったんだけど、最近は限定スイーツだとかご当地B級グルメだとかいろいろ流行りモノがあるらしい。
午後から信州方面へ向けて車を走らせ、せっせとサービスエリアのハシゴをしながら辛いモノ甘いモノ冷たいモノなどなどスマホで画像を撮ってはうまいうまいと食いまくって太郎は楽しそう。笑 オヤジには味濃すぎ。
いよいよ南アルプスの山々が見える辺りまで来て引き返す。サービスエリアの展望デッキでその雄大な景色を見ていた太郎、しばらくの間黙ってその山容を見つめていたがそのまま無言でデッキを降りた。こういうのはお気に召さないのかな?
それぞれのサービスエリアでたっぷりと時間をかけて楽しんできたから都心に近づいた頃にはもう結構遅い時間になっていた。晩飯を食って駐車場でのんびり話をしていたら眠くなってきてちょっと仮眠をとることに。さすがに一日中運転してたからな。……
ゴトンッと物音がして目を覚ます。
辺りは真っ暗。すげえ寝ちまった。太郎起こせよ。笑 そう思いつつ助手席の太郎を見ると外灯の薄明かりに照らされて不穏な動き…… ん?
「太郎?」
「はあ、はあ、はあ」
「たろう? なにやってるの?」
「の、のぞかれてる」
「えっ、覗かれてる? 誰に?」
「隣のトラックのオヤジ」
見ると太郎側の駐車スペースに中型の貨物トラックが並んで停まってる。
運転席にいる俺からはトラックの運転席の位置が高くて車の側面のボディしか見えない。
「で、なんでトラックのオヤジに覗かれて太郎がチンポ出してしごいてるの?」笑
「だ、だって。オレのチンポ見ながらオヤジもしごいてるから」
「だっての意味がわかんねえよ(笑)そこからオヤジがしごいてるの見えるのかよ?」
「トラックが停まってそれからオヤジがのぞいてて、見られてるなあって思いながらちょっと股間を触ってたら、一瞬トラックのドアが開いてさ。見たらガチデブオヤジが下半身裸でチンポしごいてるの見せつけてきてさ」
「なんだよ、それじゃあ覗かれてるんじゃなくって見せ合いじゃねえか」笑
「だって…… はあ、はあ、あああ」
「今も見られてるのか?」
「うん。窓からオヤジの顔がずっとこっち見てて、肩がシコシコ揺れてる」
「その位置だとオヤジからは見下ろす感じで助手席の太郎は丸見えなんだろうな。うまいこと外灯の明かりも当たってるし」
「はあ、はああ、はああ!」
「興奮しちゃってるよ。まったく……」笑
「ほらっ、シート倒してもっと見やすくしてやったら?」
「あ、ああ」
「パンツ脱いじゃえ」
「わっ、あ、ああああ」
「どう? オヤジ見てる?」
「すげえ目え見開いて口あんぐり。はあ、はああ」
「そんなにしごいたらイっちまうぜ」
「はあ、はあ、はあ。こ、興奮しちゃった」
また淫乱太郎にオヤジが吸い寄せられた。笑
俺はすっと腕を伸ばして仰向けで寝ている太郎のシャツを首元までまくり上げて乳首をさらした。ムッチリ全裸状態。ひとりでシコシコしてた太郎に突然俺が絡んできたのを見てオヤジは?
「あああ。オ、オヤジちょっと身体止めた。…… けど、さっきより動きが速くなった」
「オヤジも興奮してんじゃん。よかったな」笑
「はあ、はあ、はああ」
「じゃあもっと見せつけてやるか」
そう言って俺は太郎の乳首に舌をはわせた。
「ああああっ!」
ベッチュッ、ブッチュッ。
「はああ、オ、オヤジが窓開けて見てる。はああああ」
「太郎がエロいからだろ」
「ヒ、ヒロさんが…… あああんっ」
「こっちも窓開けるぞ」
「わああああ」
「こ、声でかいよ!」
「あああ……」
「ほら脚上げてケツマンコ見せてやれよ」
「ええ? へえ? ああああ」
太郎のゴツい身体が自動車のなかでマングリ返し。両足をルーフ(天井)につけて完全に穴が上を向く。
「ほらっ、穴ヒクヒクやってみ。ほら、そうそう。わあエッロ!」
「ああ、い、いやああ」
「いやあって、おもいっきり興奮してんじゃん!」笑
「わっ、あああ! ド、ドアが開いたよ!」
トラックのドアが少し開いてオヤジが頭を出す。どうやらこの体勢では見えにくいようだ。
「じゃあこっちもドア開けるか」
「えっ、ええええ」
俺は身体を伸ばして助手席のドアを開けて外を見た。たしかに、横に停まっているトラックの運転席のドアが開いていて、そこから男がこっちを見ている。
右足を外のステップに掛けて白の肌シャツ一枚のガチデブオヤジが下半身丸出しでチンポをしごいている。日焼けした太い腕をもりもり動かしてなにか珍しい生き物を見つけたような表情で口を半分あけてこっちをにらみつけている。
オヤジと目が合う。しかしオヤジはこの状況でもはや警戒することなくチンポをしごき続けている。ボサボサのチン毛さらして、肌に密着した白いシャツから黒い乳首が透けて見えている。
車のドアを半分ほど開けるとオヤジはトラックから降り立ち、直《じか》に太郎の大きく開いて上を向いているケツマンコを見に近づいてきた。
「おら、オヤジが見に来たよ」
「はあ、わあああ」
とうとうオヤジはドアの内側まできて太郎の横でモリモリとチンポをしごいている。
「ほら、むこう向いて。よく見えるように。脚上げたままだよ。そうそう」
太郎を開いたドアに向きを変えて座らせ、脚を持ち上げてオヤジの正面でケツマンコをさらした。オヤジはそれを見ながら顔をこわばらせて無言でしごいている。
俺はローションを取り出してそれをオヤジの目の前で太郎のケツマンコに塗りたくった。オヤジはなにか悲痛な表情で口を尖らせ、ジリジリと太郎の方に身体を寄せてきた。
「あああ、あああん」
「ケツマンコ気持ちいい?」
「いい。マンコきもちいい」
「チンポ欲しい?」
「ああ、あああ。ほ、ほ!」
「ん? なに?」
「はあああ! 欲しい!」
「なにが?」
「うわああ、チ、チンポ。チンポほしい」
「ケツマンコにチンポ欲しいの?」
「はあんっ! あっはあああ!」
俺たちのやりとりを黙って聞いているオヤジ。腰を落としてビンビンのチンポをしごきながら近づく。パンパンに膨れ上がった亀頭がケツの前まで。
「もっとグッと脚持ち上げて。そうそう」
「わあああ、は、入りそう。チンポ入りそう……」
オヤジは脚を震わせながら無言で腰を前に突き出す。ゆっくりと大きな亀頭が太郎の穴に触れる。
「ほら、生チンポが入っていくよ」
「ああ、ああああ」
「うわあ、入る入る入る! あああすっげえ!」
「あっ! はあああ! くぁあああ!」
オヤジの息遣いが聞こえる。終始無言のガチデブオヤジ。ゴッツい太ももを膨らませて中腰になり身体を太郎に寄せる。ほのかな汗とタバコの匂いを漂わせながらズブズブと勃起チンポが挿入されていく。
「太郎。こっち向いて」
太郎はオヤジにチンポを突っ込まれつつ顔を上げて後ろで支えている俺の顔を見る。
「気持ちいいの?」
「ああん、はああん! すっげえ! すっげええよお!」
オヤジは無言で腰を動かす。
「チンポ入ってるの?」
「はあああ、すげえ! チンポ入ってる! あああ」
「生チンポ入ってるの?」
「う、うわあああ、生チンポきもちいいい! あああ!」
オヤジは額に汗をにじませ、興奮して太郎に密着し、より力強く腰を打ち付ける。
「はんっ! はんっ! はんっ! はあんっ!」
ブッチュッ! ベッチュッ! ブッチュッ! ベッチュッ!
「わあんっ! わあんっ! はあんっ! い、いやああ!」
ブッチュッ! ベッチュッ! ブッチュッ! ベッチュッ!
太郎のムッチリとした下半身にオヤジのでっぷりとした腹が波打っていやらしい音が響く。
オヤジはますます太郎に乗っかかりふんっふんっという激しい鼻息が二人の顔にかかるほどにに接近した。
「キスする?」
「はあんっ! はあんっ! はあんっ! はあんっ!」
「太郎、キスしたい?」
「はあん、あああ、う、うん」
オヤジはそれを聞いてもふたりがするものだと思って無言で堀り続けていたが、しばらくして顔を上げて俺を見た。俺はオヤジには視線を向けず、太郎に向いてまた話を続ける。
「キスして欲しいんだよな?」
「ああんっ! ああんっ! ほ、ほしい!」
そこでオヤジはようやくその意図に気付いて再び俺の顔をうかがった。オレがキスするのか? やっていいのか? っていう少し驚いている表情。
いっそう高速に腰を打ち付けるオヤジ。なにかタガが外れたような激しさでブッチュッ! ブッチュッ! といやらしい音をさせて太郎に顔を近づけ唇を合わせた。
その瞬間! オヤジは日焼けしたゴッツい腕で太郎に抱きつき身を硬直させてブルブルと震えた。
「あっ! わっ! す、すっげえ! 中に! ああああ、すっげえ! わあああ、中に入ってきた! あ、当たってる! 中に当たってる! あっ! わっ! わっ! す、す、すげすげすげえ! んんっ。んんっ。んんっ。ああああ……」
しばらくオヤジはゆっくりと動かして腰を太郎に押し付けていた。その間ずっとザーメンが太郎の中に流し込まれているようだった。太郎は中出しされながら自らもザーメンを漏らして俺を見ていた。知らないオヤジのザーメンを流し込まれながら俺の顔をずっと見つめていた。
…………
太郎がトイレから帰ってきたときには停まっていたトラックはもう無かった。
昼間さんざん買い物をしたのにまたなにか袋を抱えていた。太郎は助手席に座るとその袋から買ってきた缶コーヒーを取り出して俺に手渡した。
「ありがとう。ってか、またなにか買ったの?」
「へへっ。いいものみつけた。これっ」
取り出されたのは箱詰めされた入浴剤だ。
「ほら、信州各地の温泉の素だって。家で温泉入れるう」笑
「へえ」
「これで温泉に行った気分になれるっしょ。はは、一緒に入る?」笑
「温泉に行きたかったの?」
「そりゃさあ、あんなすげえ山を眺めながら温泉入れるなんてさあ。そりゃあ最高じゃん」
俺ちょっと誤解してたかも。
太郎って案外律儀で素直なんだなあと思った。俺たちの関係をどう考えているのかはわからないけど、恋人未満を通す太郎にとって彼氏気分でわがまま言っちゃいけないみたいな、そんな太郎なりの線引きがあるんだなあ。
「今度温泉行こうか」
「えっ! ほんとに?」
「うん。あの山の麓にある温泉でのんびりと」
「うっほお! マジで! じゃあいいとこネットで探そうかなあ」
「ああ。行きたいところがあったら言いなよ」
「ええ、どうしようかなあ。そうだなあ。やっぱ若いのが集まるとこより、地元のオヤジとかが来る秘湯とかの方がいいよね!」
「勝手にしてくれっ」
つづく
太郎と遊びはじめてからなんだか気持ちの時計が逆回転している気分になる。そういや俺もむかしこんなことしてる時期もあったな。
俺たちの微妙な関係を太郎は都合よく利用しているみたいだ。行ってみたいところがあっても足(移動手段)がないから諦めていたところとか、ドライブがてらリクエストしてくるんだ。
高速道路のサービスエリアなんて土産物と不味いレストランくらいしか印象がなかったんだけど、最近は限定スイーツだとかご当地B級グルメだとかいろいろ流行りモノがあるらしい。
午後から信州方面へ向けて車を走らせ、せっせとサービスエリアのハシゴをしながら辛いモノ甘いモノ冷たいモノなどなどスマホで画像を撮ってはうまいうまいと食いまくって太郎は楽しそう。笑 オヤジには味濃すぎ。
いよいよ南アルプスの山々が見える辺りまで来て引き返す。サービスエリアの展望デッキでその雄大な景色を見ていた太郎、しばらくの間黙ってその山容を見つめていたがそのまま無言でデッキを降りた。こういうのはお気に召さないのかな?
それぞれのサービスエリアでたっぷりと時間をかけて楽しんできたから都心に近づいた頃にはもう結構遅い時間になっていた。晩飯を食って駐車場でのんびり話をしていたら眠くなってきてちょっと仮眠をとることに。さすがに一日中運転してたからな。……
ゴトンッと物音がして目を覚ます。
辺りは真っ暗。すげえ寝ちまった。太郎起こせよ。笑 そう思いつつ助手席の太郎を見ると外灯の薄明かりに照らされて不穏な動き…… ん?
「太郎?」
「はあ、はあ、はあ」
「たろう? なにやってるの?」
「の、のぞかれてる」
「えっ、覗かれてる? 誰に?」
「隣のトラックのオヤジ」
見ると太郎側の駐車スペースに中型の貨物トラックが並んで停まってる。
運転席にいる俺からはトラックの運転席の位置が高くて車の側面のボディしか見えない。
「で、なんでトラックのオヤジに覗かれて太郎がチンポ出してしごいてるの?」笑
「だ、だって。オレのチンポ見ながらオヤジもしごいてるから」
「だっての意味がわかんねえよ(笑)そこからオヤジがしごいてるの見えるのかよ?」
「トラックが停まってそれからオヤジがのぞいてて、見られてるなあって思いながらちょっと股間を触ってたら、一瞬トラックのドアが開いてさ。見たらガチデブオヤジが下半身裸でチンポしごいてるの見せつけてきてさ」
「なんだよ、それじゃあ覗かれてるんじゃなくって見せ合いじゃねえか」笑
「だって…… はあ、はあ、あああ」
「今も見られてるのか?」
「うん。窓からオヤジの顔がずっとこっち見てて、肩がシコシコ揺れてる」
「その位置だとオヤジからは見下ろす感じで助手席の太郎は丸見えなんだろうな。うまいこと外灯の明かりも当たってるし」
「はあ、はああ、はああ!」
「興奮しちゃってるよ。まったく……」笑
「ほらっ、シート倒してもっと見やすくしてやったら?」
「あ、ああ」
「パンツ脱いじゃえ」
「わっ、あ、ああああ」
「どう? オヤジ見てる?」
「すげえ目え見開いて口あんぐり。はあ、はああ」
「そんなにしごいたらイっちまうぜ」
「はあ、はあ、はあ。こ、興奮しちゃった」
また淫乱太郎にオヤジが吸い寄せられた。笑
俺はすっと腕を伸ばして仰向けで寝ている太郎のシャツを首元までまくり上げて乳首をさらした。ムッチリ全裸状態。ひとりでシコシコしてた太郎に突然俺が絡んできたのを見てオヤジは?
「あああ。オ、オヤジちょっと身体止めた。…… けど、さっきより動きが速くなった」
「オヤジも興奮してんじゃん。よかったな」笑
「はあ、はあ、はああ」
「じゃあもっと見せつけてやるか」
そう言って俺は太郎の乳首に舌をはわせた。
「ああああっ!」
ベッチュッ、ブッチュッ。
「はああ、オ、オヤジが窓開けて見てる。はああああ」
「太郎がエロいからだろ」
「ヒ、ヒロさんが…… あああんっ」
「こっちも窓開けるぞ」
「わああああ」
「こ、声でかいよ!」
「あああ……」
「ほら脚上げてケツマンコ見せてやれよ」
「ええ? へえ? ああああ」
太郎のゴツい身体が自動車のなかでマングリ返し。両足をルーフ(天井)につけて完全に穴が上を向く。
「ほらっ、穴ヒクヒクやってみ。ほら、そうそう。わあエッロ!」
「ああ、い、いやああ」
「いやあって、おもいっきり興奮してんじゃん!」笑
「わっ、あああ! ド、ドアが開いたよ!」
トラックのドアが少し開いてオヤジが頭を出す。どうやらこの体勢では見えにくいようだ。
「じゃあこっちもドア開けるか」
「えっ、ええええ」
俺は身体を伸ばして助手席のドアを開けて外を見た。たしかに、横に停まっているトラックの運転席のドアが開いていて、そこから男がこっちを見ている。
右足を外のステップに掛けて白の肌シャツ一枚のガチデブオヤジが下半身丸出しでチンポをしごいている。日焼けした太い腕をもりもり動かしてなにか珍しい生き物を見つけたような表情で口を半分あけてこっちをにらみつけている。
オヤジと目が合う。しかしオヤジはこの状況でもはや警戒することなくチンポをしごき続けている。ボサボサのチン毛さらして、肌に密着した白いシャツから黒い乳首が透けて見えている。
車のドアを半分ほど開けるとオヤジはトラックから降り立ち、直《じか》に太郎の大きく開いて上を向いているケツマンコを見に近づいてきた。
「おら、オヤジが見に来たよ」
「はあ、わあああ」
とうとうオヤジはドアの内側まできて太郎の横でモリモリとチンポをしごいている。
「ほら、むこう向いて。よく見えるように。脚上げたままだよ。そうそう」
太郎を開いたドアに向きを変えて座らせ、脚を持ち上げてオヤジの正面でケツマンコをさらした。オヤジはそれを見ながら顔をこわばらせて無言でしごいている。
俺はローションを取り出してそれをオヤジの目の前で太郎のケツマンコに塗りたくった。オヤジはなにか悲痛な表情で口を尖らせ、ジリジリと太郎の方に身体を寄せてきた。
「あああ、あああん」
「ケツマンコ気持ちいい?」
「いい。マンコきもちいい」
「チンポ欲しい?」
「ああ、あああ。ほ、ほ!」
「ん? なに?」
「はあああ! 欲しい!」
「なにが?」
「うわああ、チ、チンポ。チンポほしい」
「ケツマンコにチンポ欲しいの?」
「はあんっ! あっはあああ!」
俺たちのやりとりを黙って聞いているオヤジ。腰を落としてビンビンのチンポをしごきながら近づく。パンパンに膨れ上がった亀頭がケツの前まで。
「もっとグッと脚持ち上げて。そうそう」
「わあああ、は、入りそう。チンポ入りそう……」
オヤジは脚を震わせながら無言で腰を前に突き出す。ゆっくりと大きな亀頭が太郎の穴に触れる。
「ほら、生チンポが入っていくよ」
「ああ、ああああ」
「うわあ、入る入る入る! あああすっげえ!」
「あっ! はあああ! くぁあああ!」
オヤジの息遣いが聞こえる。終始無言のガチデブオヤジ。ゴッツい太ももを膨らませて中腰になり身体を太郎に寄せる。ほのかな汗とタバコの匂いを漂わせながらズブズブと勃起チンポが挿入されていく。
「太郎。こっち向いて」
太郎はオヤジにチンポを突っ込まれつつ顔を上げて後ろで支えている俺の顔を見る。
「気持ちいいの?」
「ああん、はああん! すっげえ! すっげええよお!」
オヤジは無言で腰を動かす。
「チンポ入ってるの?」
「はあああ、すげえ! チンポ入ってる! あああ」
「生チンポ入ってるの?」
「う、うわあああ、生チンポきもちいいい! あああ!」
オヤジは額に汗をにじませ、興奮して太郎に密着し、より力強く腰を打ち付ける。
「はんっ! はんっ! はんっ! はあんっ!」
ブッチュッ! ベッチュッ! ブッチュッ! ベッチュッ!
「わあんっ! わあんっ! はあんっ! い、いやああ!」
ブッチュッ! ベッチュッ! ブッチュッ! ベッチュッ!
太郎のムッチリとした下半身にオヤジのでっぷりとした腹が波打っていやらしい音が響く。
オヤジはますます太郎に乗っかかりふんっふんっという激しい鼻息が二人の顔にかかるほどにに接近した。
「キスする?」
「はあんっ! はあんっ! はあんっ! はあんっ!」
「太郎、キスしたい?」
「はあん、あああ、う、うん」
オヤジはそれを聞いてもふたりがするものだと思って無言で堀り続けていたが、しばらくして顔を上げて俺を見た。俺はオヤジには視線を向けず、太郎に向いてまた話を続ける。
「キスして欲しいんだよな?」
「ああんっ! ああんっ! ほ、ほしい!」
そこでオヤジはようやくその意図に気付いて再び俺の顔をうかがった。オレがキスするのか? やっていいのか? っていう少し驚いている表情。
いっそう高速に腰を打ち付けるオヤジ。なにかタガが外れたような激しさでブッチュッ! ブッチュッ! といやらしい音をさせて太郎に顔を近づけ唇を合わせた。
その瞬間! オヤジは日焼けしたゴッツい腕で太郎に抱きつき身を硬直させてブルブルと震えた。
「あっ! わっ! す、すっげえ! 中に! ああああ、すっげえ! わあああ、中に入ってきた! あ、当たってる! 中に当たってる! あっ! わっ! わっ! す、す、すげすげすげえ! んんっ。んんっ。んんっ。ああああ……」
しばらくオヤジはゆっくりと動かして腰を太郎に押し付けていた。その間ずっとザーメンが太郎の中に流し込まれているようだった。太郎は中出しされながら自らもザーメンを漏らして俺を見ていた。知らないオヤジのザーメンを流し込まれながら俺の顔をずっと見つめていた。
…………
太郎がトイレから帰ってきたときには停まっていたトラックはもう無かった。
昼間さんざん買い物をしたのにまたなにか袋を抱えていた。太郎は助手席に座るとその袋から買ってきた缶コーヒーを取り出して俺に手渡した。
「ありがとう。ってか、またなにか買ったの?」
「へへっ。いいものみつけた。これっ」
取り出されたのは箱詰めされた入浴剤だ。
「ほら、信州各地の温泉の素だって。家で温泉入れるう」笑
「へえ」
「これで温泉に行った気分になれるっしょ。はは、一緒に入る?」笑
「温泉に行きたかったの?」
「そりゃさあ、あんなすげえ山を眺めながら温泉入れるなんてさあ。そりゃあ最高じゃん」
俺ちょっと誤解してたかも。
太郎って案外律儀で素直なんだなあと思った。俺たちの関係をどう考えているのかはわからないけど、恋人未満を通す太郎にとって彼氏気分でわがまま言っちゃいけないみたいな、そんな太郎なりの線引きがあるんだなあ。
「今度温泉行こうか」
「えっ! ほんとに?」
「うん。あの山の麓にある温泉でのんびりと」
「うっほお! マジで! じゃあいいとこネットで探そうかなあ」
「ああ。行きたいところがあったら言いなよ」
「ええ、どうしようかなあ。そうだなあ。やっぱ若いのが集まるとこより、地元のオヤジとかが来る秘湯とかの方がいいよね!」
「勝手にしてくれっ」
つづく
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評価、感想いつもありがとうございます。
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