第2話 河川敷グラウンド
土手の階段を上がり大川の堤防に立つとヨシの葉の大群が茂る河川敷《かせんじき》が一望できた。
「このあたりなんだけどな」
太郎は街に沈んでいく夕陽に顔を赤く染めて目の前の河川敷を見下ろした。
「あっ。あれかも」
少し遠くに草木が刈り取られて広く整地された場所が見えた。近づくと一角に高いフェンスが設置されていてそこが野球のグラウンドだとわかる。
前を歩いている太郎が俺の方を振り返ると屈託のない笑みを浮かべた。まるで遊園地でお目当てのアトラクションを見つけた子供のようだ。
ネットで見つけた野外のハッテン場。淫乱太郎は来たことがないって言ってるけどどうかな。まあ様子を見ていると本当に初めてのように思えるけど。
人に踏み固められて通り道になっているところを辿ってその河川敷のグラウンドに下りる。高いバックネットフェンスの両側に一塁側と三塁側のベンチが並んでいて一応球場の体《てい》をなしている。そのピッチャーマウンドの向こうには外野が広がっていてその先に大川の流れが見える。
「ベンチってこれのこと?」
「違うと思う。もっと外野の方だって」
この広いグラウンドでのハッテン場所はいくつか限られたところにあるらしい。太郎はスマホを片手に川の方を向いて歩いて行った。
「おい、あんまり川に近づくなよ」
「もう…… ガキじゃないんだから」
なんだかすごく積極的な太郎に笑ってしまう。
「わっ、ここだ!」
整地されたグラウンドから少し離れたヨシの葉の茂るその裏側に長ベンチがひとつ川に向いて置かれていた。どうやら外野の観覧用に置かれていたベンチを誰かが移動させたようだ。
「確かになあ。ここだと堤防からも見えないなあ」
「川の向こうからは丸見えだけどね」笑
「誰か双眼鏡でのぞいてるかもな」笑
「わっ、エッロ」笑
太郎はそう言ってその長ベンチに腰掛けた。
「誰もいないぜ。ほんとにこんなとこまで人来んのかな」
「そうだね。ここまで誰とも会わなかったし」
それでも太郎は初めてのハッテン場に少し高揚しているようだ。
俺はもう少し川縁に近づいてその辺りを歩いてみた。川面に漂う都会の水の匂いと辺り一面に生えたヨシの葉の草いきれに、なんだか幼い頃遊んでいた近所の河原を思い出す。
当時、その河原にへんなおじさんがいて子供を見ると近づいてきてズボンをめくってチンポを見せたりしていた。しばらくするとその話が広まって河原で遊ばないよう親に言われて、それからそのおじさんを見ることはなかった。
それでもそのときのおじさんの大きく太いチンポはよく覚えている。みんなそのおじさんに怖いもの見たさに近づいておじさんがズボンに手を掛けた途端に逃げ出すという遊びをしていたんだけど、俺は逃げ遅れたフリをして少しの間そのチンポを見ていた。
おじさんはゆっくりと皮をむいて亀頭を丸出しにして俺に見せた。するとだんだん大きく膨らんでツヤツヤに光沢ができた。その両手にも余るほどの巨大な大人のチンポが自分の小さなつぼみとは全く違う形だったからとても不思議だった。
陽が隠れて空が紫色になると急に川の風が冷たくなった。俺は川を背にして引き返し太郎のいるベンチに戻った。
すると太郎の座るベンチにもう一人男が座っていて太郎と話をしていた。ガタイがよく腕や脚の太いでっぷりと腹の出た男だ。近づくと短髪で後頭部が少し薄くなった60歳くらいのオヤジだった。
男は俺の登場に驚き少し身を固くした。確かに川から突然男が現れたらそりゃびっくりするよな。場所も場所だし。でも俺は見逃さなかった。男が太郎の太ももに手を置いていたことを! 笑 とっさに手を引いてなにもなかった顔をしている男だが。
太郎はもじもじ、男は視線を逸らしつつも横目で俺の動向をうかがっている様子。ふたりとも変だぜ。笑
「日が暮れたら急に寒くなってきたな」
ベンチ近くまで歩きながら太郎に話しかける。
「えっ、う、うん」
男は少し驚いて太郎に訊く。
「知り合い?」
「ここ人が全然いませんね」
太郎が口を開く前に俺が男に話しかけた。
「ええ?」
男は不意をつかれたように俺を見た。丸い顔立ちに黒目がちの一重まぶたで、なんだかおっとりとした優しそうなオヤジさんだ。
「なかなかこういうところに来ることも無いからなんだか懐かしい気分になりますね」
「は、はあ」
「この辺のかたなんですか?」
「えっ? わたしですか? ええ、まあ」
「そうですか。あのグラウンドって今も使われてるんですかね」
「ええ?」
オヤジさんは少し腰を浮かせて立ち上がろうとしたところに俺が話しかけてきたから、どうにも戸惑いが隠せない。
「ここで野球やってるのかなあってね」
「ああ…… 休みの日には子供たちが使ってるみたいです」
「へえ子供たちがね。なるほど」
太郎がさっきからもぞもぞしていて、見るとズボンのファスナーが開いてるじゃないか。笑 なにやってたんだよ。ごまかすように手で隠したりしてるけど見えてんぜ。笑
「昔俺も公園で野球やったなあ。公園が狭かったからすぐボールが飛び出して無くなっちゃうんだよなあ。ここはいいなあ広いから」
「ここでもホームランを打つと川に落ちて流れていってしまうことがありますよ」
「川まで飛ばすんだ。すげえなあ」
「子供の中には体の大きい子や力のある子もいますからね。最近特にそういう子が多いですね」
「へえ、詳しいんですね」
「えっ、ええ。まあ」
「よく来られるんですね。ここ」
「はっ? はあ。ま、まあ」
「こいつもね。一度来てみたいって言ってたんでちょっと散策に来たんですよ」
「そ、そう、ですか……」
オヤジさん困惑。
太郎口を尖らせて『そんなこと言ってないよ』と無言の抗議。笑
「若いからまだまだエロエロでね。ああ、エロいのは歳関係ないか。はははは」
「ははは」
なにをごまかしていいのか分からなくなっているオヤジさん。笑
俺は太郎の座っているベンチの後ろに立って太郎の胸あたりに手を置いてゆっくりとさすってやる。
「こいつ年上の親父さんが大好きなんですよ。おまけに淫乱野郎だからもう節操がなくって」笑
オヤジさんの顔がひきつりながら赤くなっていく。
股間を隠している太郎の手をゆっくりとはずして開いたファスナーからのぞいているチンポをさらす。
「隠さなくてもいいだろ」
するとオヤジさんが焦り顔で、
「い、いや。相方さんがいるとは思わなかったんで……」
「この子ね。人に見られるとすげえ興奮するんですよ。ほらっ、ねっ」
そう言って太郎のチンポを握るとみるみる伸びて大きく膨らんだ。
「あああ、す、すごい」
オヤジさんは太郎のチンポを凝視して口を開けた。
「もしよかったら触ってやってもらえませんか?」
「えっ、い、いいんですか?」
「太郎、いいよな?」
「はあ、はあ、はああ」
ああ、もう興奮してる。笑
「いいみたいです」
オヤジさんはゆっくりと手を伸ばして太郎のビンビンに勃起したチンポにそろりと触れた。
「ああ、す、すごいね。ガチガチだね」
なんとなく俺たちのノリを理解したオヤジさん。ちょっと安心した表情が優しい温和な普通のおじさんでそれなのに太郎のビンビンに勃起したチンポを触っているのがなんかエロい。
「太郎、もっと触ってもらうか?」
太郎は無言でうなずく。
俺は太郎の前に移動するとバギーズボンとパンツをいっきにずり下ろして脱がせた。
「あああ、す、すごい…… 脚太いね。触っていいの? 触るよ?」
「あああ」
そう言ってオヤジさんは太郎のデカい太ももに丸くて分厚い手を置いてさすった。手が動くたびに太郎のチンポが反応してビクンビクンと伸び上がった。
「太郎くんって言うの? いい身体してるね。顔もすごくかわいいし」
「かわいいって。よかったなあ太郎」
「はあ、はああ、ああ……」
「えっ? なにっ?」
俺は太郎の口元に耳を寄せた。太郎は黙ったままだけど。
「なに? チンポ欲しい? なに言ってるの」笑
「わああ、はあ、はあ、はああ」
「こんなとこでケツマンコにチンポ挿れるの?」
「わあああ、い、いやあああ」
「ねっ、ほんとに淫乱でしょ。ダメですよねえ。こんなとこで。……おじさんの見てる前でなに言ってるの」笑
オヤジさん、胸を大きく膨らませて困り顔で俺と太郎を交互に見ながら、
「ど、どうかな。だ、誰もいないから、…… い、いいんじゃないかなあ。わ、わたしはぜんぜんかまいませんよお」
「はああああ、い、いやあああ」
「いいんですか? ここでケツマンコ掘っても。ああすっげえなあ。太郎いいんだって。じゃあチンポ挿れようか」
オヤジさんはズボンの上から自分の股間をさすりながら、このおかしなやりとりを期待しながら見ているようだ。
俺はズボンとパンツを取るとオヤジさんの目の前でギンギンになったチンポをしごいてローションを塗りたくった。
「ああああ、す、すごい……」
「太郎脚上げてケツマンコ見せて」
太郎はもう泣き出しそうな表情で大きな太ももを両腕で抱えて上に持ち上げた。はずかしいケツマンコがオヤジさんの目の前にさらされて丸見えになった。
「すいません。太郎のマンコにこれ塗ってもらえますか?」
俺はオヤジさんにそのローションの小瓶を差し出した。
「はああ、ええ。は、はい……」
オヤジさんは震える手でローションを出してそれを太郎の穴に塗りつけた。
「ああ、はああん」
「もっといっぱい。そう、そうですね。ああ、中のほうにも。ええ、たっぷりと。そうそう」
オヤジさんの太い指が2本太郎のケツマンコにローションと共に突っ込まれた。
ブッチョッ、グッチョッ、ブッチョッ、グッチョッ。
「あああん。はあああん」
「あああ、す、すごいマンコだね。ああすごい」
「もう気持ちよくなってんのか? なあ。おじさんの指気持ちいいのか?」
ブッチュン! ベッチュン! ブブッチュン! ブブブブッ!
オヤジさんは指を付け根まで突っ込んで中でかき回した。
「はああっ! あああっ! わああああっ!」
「じゃあ、チンポ挿れるぞ。いいか? もっと脚上げて」
オヤジさんが指を抜くと太郎の緩んだケツマンコにヌラヌラになった亀頭を押し付けてそのままゆっくりと突き挿れた。
「はあ、ああああ! わあああ、あああああ」
オヤジさんは目の前で太郎のケツマンコに飲み込まれていくチンポを口を開けたまま凝視した。
「あああ! はああああ! いやああああ」
「す、すごい。すごいね。気持ちいい? 太郎くん、気持ちいい?」
「あああ、はあああ! いい! いい!」
「動かすぞ」
ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ!
「はあんっ! はあんっ! はあんっ! はあんっ!」
「ああ、こ、こんな…… ああ、すごい。いやらしい……」
ブッチョッ! ボッチョッ! ブッチョッ! ボッチョッ!
「ああんっ! ああんっ! ああんっ! あああんっ!」
ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ!
「ああ? な、なに? なんだって?」
俺はあえいでいる太郎の口に耳を近づけた。
「ええ! おじさんに? なに? おじさんのチンポ欲しいの?」
「へえ!? はあ、はあ、はあ、い、いや」
オヤジさんの驚いた顔に期待の表情が見え隠れ。
「じ、じゃあ、自分でお願いしてみたら? ふんっ、ふんっ、ふんんっ!」
「ああっ! ああっ! ああん! ああんっ!」
「ダメだよ。そ、そんなあ。相方さんがいるのに」
「ふんっ、ふんっ、ふんっ。お、俺はいいですよ」
「えええ……」
オヤジさんは股間を強く握って身体を震わせた。
「おらっ、自分で言ってみ。ほらっ」
「ああっ、ああっ、あああ、お、お、おじさんの、はあああ、あんっ! あんっ! ああんっ! ああんっ!」
「ふんっ! ふんっ! ふんっ! ほ、ほらあ! ちゃんと言わないと! ほらっ! ふんっ! ふんっ! ふうんっ!」
ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ!
「ああっ、ああっ、あああっ。お、おじさんのあああ、おじさんのチンポおお、ああんっ! ああんっ! あああんっ!」
「ふんっ! ふんっ! おじさんのチンポが、ふんっ! ふんっ! なんだって?」
ブッチョッ! ボッチョッ! ブッチョッ! ボッチョッ!
「お、お、おじさんのチンポをおお! チンポをケツマンコに入れてええええ、ああああ! あんっ! あんっ! あんんっ!」
「す、すいません。いいですか? チンポ入れてやってもらえますか?」
バッチュッ! ベッチュッ! バッチュッ! ベッチュッ!
「は、はい。わ、わたしてよかったら」
オヤジさんはチンポが突っ込まれている太郎のケツマンコをにらみつけたままベルトをはずしてズボンとパンツを素早く脱いだ。ゴツい腰をかがめると丸々とした白い大きな尻が揺れた。
太郎の穴からチンポを抜き出すとオヤジさんと交代した。
「ゴムは…… コンドームは? わたし持ってなくて」
「太郎?」
「はあ、はあ、はああ。いい、です」
「そのまま挿れてやってください」
「な、生で、生でいいんですか?」
「はい」
「いいの? 挿れるよ」
「ほら、太郎。ちゃんと言わないと」
「はあ、はああ。おじさんのチンポを。生チンポをオレのケツマンコに挿れてください」
「あああ、す、すごい…… すごいね」
オヤジさんのチンポは長さはほどほどだけどものすごく太く、むき出しの大きな亀頭から根元までチンポ全体が膨らんだなすびのようだ。
そのなすびのようなチンポにローションを塗ってゆるんだケツマンコに押し付けるとヌルッと半分ほどいっきに入っていった。チンポは竿の中程が一番太くいびつに盛り上がっている。
「ああっ」
「あああいい! いいマンコ。いいマンコだあ」
オヤジさんは太郎の顔を見つめたままゴツい腰を押し付けてチンポを根元まで挿入した。
「はあああ! す、すっげ! あっはあああ!」
「は、はいった! 全部入ったよ!」
「う、うわああ、気持ちいい! すっげえ! はあああ!」
オヤジさんはゴツい腰をゆっくりと前後させてチンポを出し入れした。
プッチョッ、ペッチョッ、パッチュッ、ボッキュッ。
中程の太い部分が穴から出ると一気に空気が漏れていやらしい音がする。
ポッチュッ! ブッチュッ! ペッチュッ! プッチュッ!
「はあっ! はああっ! はああっ! あっはあああっ!」
プッチュッ! ペッチュッ! ポッチュッ! ブッチュッ!
「はあんっ! あんっ! あんっ! あんっ! き、き、きもっちいいい」
「ふっ、ふっ、ふんっ、ふんっ。…… ああ、あああ。も、もう。もう、で、出そう。もう出そうだよ」
「はああ! あああっ! あああっ! わあああっ!」
「ほらあ、太郎もうイキそうだって。どうする?」
「はあんっ! はあんっ! な、中…… 中にい」
「中に? 中に出してもらうの?」
「はあああっ! な、な……」
「あっ! でるでるでるうう! うっ! うっ! うんっ! うんっ! ああああ」
「わっ! ああっ! はっ! すっ! すっげ! ああっ! い、いっぱい。 あああ、すっげえ! いっぱい入っ!」
エロ太郎、身体を震わせながらオヤジさんに中出しされた。
…………
辺りはすっかり暗くなり向こう岸の街の明かりが川面《かわも》に反射してヨシの葉叢《はむら》を照らしている。
オヤジさんはなにか申し訳なさそうになんども頭を下げながら帰って行った。
俺と太郎はしばらくの間ベンチに座って恋人同士のように肩を寄せ、思いのほか綺麗に輝く川向こうの夜景を眺めていた。
つづく
「このあたりなんだけどな」
太郎は街に沈んでいく夕陽に顔を赤く染めて目の前の河川敷を見下ろした。
「あっ。あれかも」
少し遠くに草木が刈り取られて広く整地された場所が見えた。近づくと一角に高いフェンスが設置されていてそこが野球のグラウンドだとわかる。
前を歩いている太郎が俺の方を振り返ると屈託のない笑みを浮かべた。まるで遊園地でお目当てのアトラクションを見つけた子供のようだ。
ネットで見つけた野外のハッテン場。淫乱太郎は来たことがないって言ってるけどどうかな。まあ様子を見ていると本当に初めてのように思えるけど。
人に踏み固められて通り道になっているところを辿ってその河川敷のグラウンドに下りる。高いバックネットフェンスの両側に一塁側と三塁側のベンチが並んでいて一応球場の体《てい》をなしている。そのピッチャーマウンドの向こうには外野が広がっていてその先に大川の流れが見える。
「ベンチってこれのこと?」
「違うと思う。もっと外野の方だって」
この広いグラウンドでのハッテン場所はいくつか限られたところにあるらしい。太郎はスマホを片手に川の方を向いて歩いて行った。
「おい、あんまり川に近づくなよ」
「もう…… ガキじゃないんだから」
なんだかすごく積極的な太郎に笑ってしまう。
「わっ、ここだ!」
整地されたグラウンドから少し離れたヨシの葉の茂るその裏側に長ベンチがひとつ川に向いて置かれていた。どうやら外野の観覧用に置かれていたベンチを誰かが移動させたようだ。
「確かになあ。ここだと堤防からも見えないなあ」
「川の向こうからは丸見えだけどね」笑
「誰か双眼鏡でのぞいてるかもな」笑
「わっ、エッロ」笑
太郎はそう言ってその長ベンチに腰掛けた。
「誰もいないぜ。ほんとにこんなとこまで人来んのかな」
「そうだね。ここまで誰とも会わなかったし」
それでも太郎は初めてのハッテン場に少し高揚しているようだ。
俺はもう少し川縁に近づいてその辺りを歩いてみた。川面に漂う都会の水の匂いと辺り一面に生えたヨシの葉の草いきれに、なんだか幼い頃遊んでいた近所の河原を思い出す。
当時、その河原にへんなおじさんがいて子供を見ると近づいてきてズボンをめくってチンポを見せたりしていた。しばらくするとその話が広まって河原で遊ばないよう親に言われて、それからそのおじさんを見ることはなかった。
それでもそのときのおじさんの大きく太いチンポはよく覚えている。みんなそのおじさんに怖いもの見たさに近づいておじさんがズボンに手を掛けた途端に逃げ出すという遊びをしていたんだけど、俺は逃げ遅れたフリをして少しの間そのチンポを見ていた。
おじさんはゆっくりと皮をむいて亀頭を丸出しにして俺に見せた。するとだんだん大きく膨らんでツヤツヤに光沢ができた。その両手にも余るほどの巨大な大人のチンポが自分の小さなつぼみとは全く違う形だったからとても不思議だった。
陽が隠れて空が紫色になると急に川の風が冷たくなった。俺は川を背にして引き返し太郎のいるベンチに戻った。
すると太郎の座るベンチにもう一人男が座っていて太郎と話をしていた。ガタイがよく腕や脚の太いでっぷりと腹の出た男だ。近づくと短髪で後頭部が少し薄くなった60歳くらいのオヤジだった。
男は俺の登場に驚き少し身を固くした。確かに川から突然男が現れたらそりゃびっくりするよな。場所も場所だし。でも俺は見逃さなかった。男が太郎の太ももに手を置いていたことを! 笑 とっさに手を引いてなにもなかった顔をしている男だが。
太郎はもじもじ、男は視線を逸らしつつも横目で俺の動向をうかがっている様子。ふたりとも変だぜ。笑
「日が暮れたら急に寒くなってきたな」
ベンチ近くまで歩きながら太郎に話しかける。
「えっ、う、うん」
男は少し驚いて太郎に訊く。
「知り合い?」
「ここ人が全然いませんね」
太郎が口を開く前に俺が男に話しかけた。
「ええ?」
男は不意をつかれたように俺を見た。丸い顔立ちに黒目がちの一重まぶたで、なんだかおっとりとした優しそうなオヤジさんだ。
「なかなかこういうところに来ることも無いからなんだか懐かしい気分になりますね」
「は、はあ」
「この辺のかたなんですか?」
「えっ? わたしですか? ええ、まあ」
「そうですか。あのグラウンドって今も使われてるんですかね」
「ええ?」
オヤジさんは少し腰を浮かせて立ち上がろうとしたところに俺が話しかけてきたから、どうにも戸惑いが隠せない。
「ここで野球やってるのかなあってね」
「ああ…… 休みの日には子供たちが使ってるみたいです」
「へえ子供たちがね。なるほど」
太郎がさっきからもぞもぞしていて、見るとズボンのファスナーが開いてるじゃないか。笑 なにやってたんだよ。ごまかすように手で隠したりしてるけど見えてんぜ。笑
「昔俺も公園で野球やったなあ。公園が狭かったからすぐボールが飛び出して無くなっちゃうんだよなあ。ここはいいなあ広いから」
「ここでもホームランを打つと川に落ちて流れていってしまうことがありますよ」
「川まで飛ばすんだ。すげえなあ」
「子供の中には体の大きい子や力のある子もいますからね。最近特にそういう子が多いですね」
「へえ、詳しいんですね」
「えっ、ええ。まあ」
「よく来られるんですね。ここ」
「はっ? はあ。ま、まあ」
「こいつもね。一度来てみたいって言ってたんでちょっと散策に来たんですよ」
「そ、そう、ですか……」
オヤジさん困惑。
太郎口を尖らせて『そんなこと言ってないよ』と無言の抗議。笑
「若いからまだまだエロエロでね。ああ、エロいのは歳関係ないか。はははは」
「ははは」
なにをごまかしていいのか分からなくなっているオヤジさん。笑
俺は太郎の座っているベンチの後ろに立って太郎の胸あたりに手を置いてゆっくりとさすってやる。
「こいつ年上の親父さんが大好きなんですよ。おまけに淫乱野郎だからもう節操がなくって」笑
オヤジさんの顔がひきつりながら赤くなっていく。
股間を隠している太郎の手をゆっくりとはずして開いたファスナーからのぞいているチンポをさらす。
「隠さなくてもいいだろ」
するとオヤジさんが焦り顔で、
「い、いや。相方さんがいるとは思わなかったんで……」
「この子ね。人に見られるとすげえ興奮するんですよ。ほらっ、ねっ」
そう言って太郎のチンポを握るとみるみる伸びて大きく膨らんだ。
「あああ、す、すごい」
オヤジさんは太郎のチンポを凝視して口を開けた。
「もしよかったら触ってやってもらえませんか?」
「えっ、い、いいんですか?」
「太郎、いいよな?」
「はあ、はあ、はああ」
ああ、もう興奮してる。笑
「いいみたいです」
オヤジさんはゆっくりと手を伸ばして太郎のビンビンに勃起したチンポにそろりと触れた。
「ああ、す、すごいね。ガチガチだね」
なんとなく俺たちのノリを理解したオヤジさん。ちょっと安心した表情が優しい温和な普通のおじさんでそれなのに太郎のビンビンに勃起したチンポを触っているのがなんかエロい。
「太郎、もっと触ってもらうか?」
太郎は無言でうなずく。
俺は太郎の前に移動するとバギーズボンとパンツをいっきにずり下ろして脱がせた。
「あああ、す、すごい…… 脚太いね。触っていいの? 触るよ?」
「あああ」
そう言ってオヤジさんは太郎のデカい太ももに丸くて分厚い手を置いてさすった。手が動くたびに太郎のチンポが反応してビクンビクンと伸び上がった。
「太郎くんって言うの? いい身体してるね。顔もすごくかわいいし」
「かわいいって。よかったなあ太郎」
「はあ、はああ、ああ……」
「えっ? なにっ?」
俺は太郎の口元に耳を寄せた。太郎は黙ったままだけど。
「なに? チンポ欲しい? なに言ってるの」笑
「わああ、はあ、はあ、はああ」
「こんなとこでケツマンコにチンポ挿れるの?」
「わあああ、い、いやあああ」
「ねっ、ほんとに淫乱でしょ。ダメですよねえ。こんなとこで。……おじさんの見てる前でなに言ってるの」笑
オヤジさん、胸を大きく膨らませて困り顔で俺と太郎を交互に見ながら、
「ど、どうかな。だ、誰もいないから、…… い、いいんじゃないかなあ。わ、わたしはぜんぜんかまいませんよお」
「はああああ、い、いやあああ」
「いいんですか? ここでケツマンコ掘っても。ああすっげえなあ。太郎いいんだって。じゃあチンポ挿れようか」
オヤジさんはズボンの上から自分の股間をさすりながら、このおかしなやりとりを期待しながら見ているようだ。
俺はズボンとパンツを取るとオヤジさんの目の前でギンギンになったチンポをしごいてローションを塗りたくった。
「ああああ、す、すごい……」
「太郎脚上げてケツマンコ見せて」
太郎はもう泣き出しそうな表情で大きな太ももを両腕で抱えて上に持ち上げた。はずかしいケツマンコがオヤジさんの目の前にさらされて丸見えになった。
「すいません。太郎のマンコにこれ塗ってもらえますか?」
俺はオヤジさんにそのローションの小瓶を差し出した。
「はああ、ええ。は、はい……」
オヤジさんは震える手でローションを出してそれを太郎の穴に塗りつけた。
「ああ、はああん」
「もっといっぱい。そう、そうですね。ああ、中のほうにも。ええ、たっぷりと。そうそう」
オヤジさんの太い指が2本太郎のケツマンコにローションと共に突っ込まれた。
ブッチョッ、グッチョッ、ブッチョッ、グッチョッ。
「あああん。はあああん」
「あああ、す、すごいマンコだね。ああすごい」
「もう気持ちよくなってんのか? なあ。おじさんの指気持ちいいのか?」
ブッチュン! ベッチュン! ブブッチュン! ブブブブッ!
オヤジさんは指を付け根まで突っ込んで中でかき回した。
「はああっ! あああっ! わああああっ!」
「じゃあ、チンポ挿れるぞ。いいか? もっと脚上げて」
オヤジさんが指を抜くと太郎の緩んだケツマンコにヌラヌラになった亀頭を押し付けてそのままゆっくりと突き挿れた。
「はあ、ああああ! わあああ、あああああ」
オヤジさんは目の前で太郎のケツマンコに飲み込まれていくチンポを口を開けたまま凝視した。
「あああ! はああああ! いやああああ」
「す、すごい。すごいね。気持ちいい? 太郎くん、気持ちいい?」
「あああ、はあああ! いい! いい!」
「動かすぞ」
ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ!
「はあんっ! はあんっ! はあんっ! はあんっ!」
「ああ、こ、こんな…… ああ、すごい。いやらしい……」
ブッチョッ! ボッチョッ! ブッチョッ! ボッチョッ!
「ああんっ! ああんっ! ああんっ! あああんっ!」
ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ!
「ああ? な、なに? なんだって?」
俺はあえいでいる太郎の口に耳を近づけた。
「ええ! おじさんに? なに? おじさんのチンポ欲しいの?」
「へえ!? はあ、はあ、はあ、い、いや」
オヤジさんの驚いた顔に期待の表情が見え隠れ。
「じ、じゃあ、自分でお願いしてみたら? ふんっ、ふんっ、ふんんっ!」
「ああっ! ああっ! ああん! ああんっ!」
「ダメだよ。そ、そんなあ。相方さんがいるのに」
「ふんっ、ふんっ、ふんっ。お、俺はいいですよ」
「えええ……」
オヤジさんは股間を強く握って身体を震わせた。
「おらっ、自分で言ってみ。ほらっ」
「ああっ、ああっ、あああ、お、お、おじさんの、はあああ、あんっ! あんっ! ああんっ! ああんっ!」
「ふんっ! ふんっ! ふんっ! ほ、ほらあ! ちゃんと言わないと! ほらっ! ふんっ! ふんっ! ふうんっ!」
ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ! ボッチュッ!
「ああっ、ああっ、あああっ。お、おじさんのあああ、おじさんのチンポおお、ああんっ! ああんっ! あああんっ!」
「ふんっ! ふんっ! おじさんのチンポが、ふんっ! ふんっ! なんだって?」
ブッチョッ! ボッチョッ! ブッチョッ! ボッチョッ!
「お、お、おじさんのチンポをおお! チンポをケツマンコに入れてええええ、ああああ! あんっ! あんっ! あんんっ!」
「す、すいません。いいですか? チンポ入れてやってもらえますか?」
バッチュッ! ベッチュッ! バッチュッ! ベッチュッ!
「は、はい。わ、わたしてよかったら」
オヤジさんはチンポが突っ込まれている太郎のケツマンコをにらみつけたままベルトをはずしてズボンとパンツを素早く脱いだ。ゴツい腰をかがめると丸々とした白い大きな尻が揺れた。
太郎の穴からチンポを抜き出すとオヤジさんと交代した。
「ゴムは…… コンドームは? わたし持ってなくて」
「太郎?」
「はあ、はあ、はああ。いい、です」
「そのまま挿れてやってください」
「な、生で、生でいいんですか?」
「はい」
「いいの? 挿れるよ」
「ほら、太郎。ちゃんと言わないと」
「はあ、はああ。おじさんのチンポを。生チンポをオレのケツマンコに挿れてください」
「あああ、す、すごい…… すごいね」
オヤジさんのチンポは長さはほどほどだけどものすごく太く、むき出しの大きな亀頭から根元までチンポ全体が膨らんだなすびのようだ。
そのなすびのようなチンポにローションを塗ってゆるんだケツマンコに押し付けるとヌルッと半分ほどいっきに入っていった。チンポは竿の中程が一番太くいびつに盛り上がっている。
「ああっ」
「あああいい! いいマンコ。いいマンコだあ」
オヤジさんは太郎の顔を見つめたままゴツい腰を押し付けてチンポを根元まで挿入した。
「はあああ! す、すっげ! あっはあああ!」
「は、はいった! 全部入ったよ!」
「う、うわああ、気持ちいい! すっげえ! はあああ!」
オヤジさんはゴツい腰をゆっくりと前後させてチンポを出し入れした。
プッチョッ、ペッチョッ、パッチュッ、ボッキュッ。
中程の太い部分が穴から出ると一気に空気が漏れていやらしい音がする。
ポッチュッ! ブッチュッ! ペッチュッ! プッチュッ!
「はあっ! はああっ! はああっ! あっはあああっ!」
プッチュッ! ペッチュッ! ポッチュッ! ブッチュッ!
「はあんっ! あんっ! あんっ! あんっ! き、き、きもっちいいい」
「ふっ、ふっ、ふんっ、ふんっ。…… ああ、あああ。も、もう。もう、で、出そう。もう出そうだよ」
「はああ! あああっ! あああっ! わあああっ!」
「ほらあ、太郎もうイキそうだって。どうする?」
「はあんっ! はあんっ! な、中…… 中にい」
「中に? 中に出してもらうの?」
「はあああっ! な、な……」
「あっ! でるでるでるうう! うっ! うっ! うんっ! うんっ! ああああ」
「わっ! ああっ! はっ! すっ! すっげ! ああっ! い、いっぱい。 あああ、すっげえ! いっぱい入っ!」
エロ太郎、身体を震わせながらオヤジさんに中出しされた。
…………
辺りはすっかり暗くなり向こう岸の街の明かりが川面《かわも》に反射してヨシの葉叢《はむら》を照らしている。
オヤジさんはなにか申し訳なさそうになんども頭を下げながら帰って行った。
俺と太郎はしばらくの間ベンチに座って恋人同士のように肩を寄せ、思いのほか綺麗に輝く川向こうの夜景を眺めていた。
つづく
■作者メッセージ
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