寝取られ温泉

高速を降りて旧い国道を北西へ走る。

正面に広がる低い山々に落ちていく夕日がまともに当りルーフのサンバイザーを下ろして目を細める。

あの人と別れてから気持ちの整理がつかず、もやもやしたまま数ヶ月が過ぎた。こんなご時世もあってなかなか外出するのもはばかられて……。

思い返せばもう半年が経つ。やっと仕事が一息つきどこかでゆっくりと自分を見つめ直そうと無計画に出かけたがやってきた場所が昔あの人と一緒に来た温泉街だった。

二人して夜の街にくり出して郷土料理を堪能し、射的や輪投げで子どもみたいにはしゃいでいたあの人。大きな身体に宿の浴衣がよく似合っていた。

忘れたい想いが募るほどによみがえる過ぎ去った記憶。…… こんなとこ来るんじゃなかった。

しかし引き返そうにももう日が暮れる。仕方なしに宿を探す。

ナビを街の中心にセットして確認しながらホテルの建ち並ぶメイン道路に入ったのだが、そこに目を疑うような光景が現れた。

きらびやかだった街の情景が跡形もなく、人のいない真っ暗な道が続くばかり。両側に建つホテル群は確かにあるがどこも照明がなくゴーストタウンと化してしる。

ここもこんなことになってるんだ…… 思い描いた街の景観が一変していることに喪失感が増す。なんてことだ。

どこかで飯でもと思っていたがそれもままならない。とりあえずここを抜けて隣町の駅前まで行くか。そう思いながらしばらく走ると一カ所だけ煌々と明かりの灯るところが見えた。普通の民家のように見えるがどうやら民宿のようだ。

と、客らしき小太りの若い男がその玄関から出てきて国道沿いの歩道を足早に歩いていった。どうやらここは営業しているみたいだ。

車を専用の駐車場に停めて受付へ。こんな時間の飛び込み客にもかかわらず気持ちよく対応してくれた。素泊まりで良いと言ったが訪れたことに何度も礼を言われ食事の用意も出来るとか。よほど客が少ないのか。

思っていたものとは少し違うが温泉宿で過ごせることはよかった。部屋へ案内されさっそく温泉へ。まあ小さな古民家を改築したようなところだし大きなホテルのようにはいかないだろうな。そう思いながらのれんをくぐる。

やはり狭い脱衣所。6畳ほどのスペース。その壁にロッカーが十数個。端に洗面台があってその奥がトイレのようだ。ロッカーには鍵がぶらさがっているが閉じられているものはない。服を脱いでロッカーへ仕舞う。まあ鍵をかけるまでもないかな。

すりガラスの扉を開ける。微かな硫黄の匂いがする。……が、狭い。脱衣所よりも少し広いくらいで半分ほどが旧いタイル貼りの湯船。学生の頃の宿舎の風呂を思い出す。どうやら露天風呂はなさそうだ。

あれっ。人がいた。どっしりとした下半身の大きな太った男が洗い場の鏡の前に座ってこっちを見た。

男は驚いたような表情を見せると股間に手をやって背を丸めた。60過ぎくらいだろうか、肌艶の良いでっぷりと腹の出たおとうさん。

なにか股間を隠すような仕草が気になってつい目がいく。カランに掛けたタオルを取って股間を隠す瞬間、陰毛が全くないパイパンチンポが見えた。えっ。

最近ジムなんかで若い子が剃ってたりするけどこれくらいのおとうさんがツルツルってあまり見ない。ん? もしや……

洗い場のカランが2つしか無く、その男の横にくっつくように座ると身体を洗い始めた。すると男は早々に掛け湯を済ませると大きな身体を丸めて申し訳なさそうに洗い場を離れた。

カトンッ! コロコロコロ……

男の懐辺りからなにかが転がり落ちた。わっと一瞬慌てる男。

その容器が俺の足元に転がって止まる。見ると手のひらサイズのプラスチック製のミニボトルだ。俺はそれを拾うとその男に手渡した。

「ああ、す、すいません」

焦る男。ミニボトルを受け取ろうと手を伸ばしてタオルを落とし、そのタオルを拾おうとしてミニボトルを落とす。座っている俺の目の前で中腰になってパイパン包茎チンポをフリフリしながら結局全部見せつけられる。笑

男は顔を真っ赤にして温厚な表情で微笑むと湯船に向かって行った。

いまのあれはローションじゃないのか? あの定番の容器に透明の液体。携帯のシャンプーには見えなかったぞ。い、いや。でもまさかなあ。…… パイパンチンポに携帯ローション。疑惑は膨らむばかりだ。

軽く身体を洗うと俺も湯船へ。太った男は湯船の淵に座ってひざにタオルを掛けている。長湯なのか大量の汗。あああ、ちょっと見えそうで気になる股間。さっきのミニボトルは太ももの付け根あたりに置いてタオルで隠している。

「今日は我々だけだと宿の人が言ってたんでちょっと驚きました。はは」

なにか子どもが言い訳するように太い首を傾けて丸い顔で笑うと目が細くなってより柔和な感じになる。なんだかいろいろ気になってしかたがない。

「今来たところなんです。そちらはご夫婦で?」

「えっ、ああ。い、いえ。連れと二人なんですけどね」

ん? 変なこと聞いちゃったかな。ふと気になって左手の薬指を見る。根本に指輪の跡がくっきりとある。温泉に入るから外してるのか。もしかすると訳ありの女連れだったりして。いや。パイパンにミニボトル…… ま、まさかやっぱり男か!?

「ぼくも誰もいないと思って扉開けたんでびっくりしちゃいました」

そう言いながらチンポを少しいじる。透明な湯だから淵に腰掛けている男からは見えてるはず。すると男はぎゅーっと股間にタオルを押し付けるようにして座り直した。

「おひとりで来られたんですか?」

「ええ。ちょっと休みがとれたんでぶらっとドライブがてら」

「一人旅ですか、いいですね。気兼ねなくって」

「少し寂しく感じることもありますけどね。気の合う人となら一緒に旅したいなあなんて思いますし」

「気の合う人…… ですか」

「えっ、ええ」

男は少し俯き加減に俺の股間辺りに視線を向けているようだが。あれ? あれれ? タオルの陰から少しパイパン包茎チンポが見えてる。白い肌と対照的な結構使い込んだ色。さっきよりも太くなってる気がするが。

やっぱそうなのかなあ。ちょっと不自然なくらいにチンポを揉んだりしごいたりしてみる。すると微かに男の目が泳いで眉毛が震えた。

「ここにはよく来られるんですか?」

チンポをいじりつつ話しを続ける。

「いえ、初めてなんですけどね。このあたりたくさんホテルとかあったんですね。昔は賑わってたんでしょうね」

「ええ。ぼくも昔一度来たきりだったんでこんなに廃[すた]れてしまってるとは思いませんでした」

心なしか男のパイパン包茎チンポがますます太く大きくなっているように見える。さっきからずっと俺のチンポ見てるし。

「静かな温泉宿でと思ったんですけど連れが気に入らないみたいで。怒られちゃって。はは」

「そうなんですか」

「一緒に来たんですけどこの風呂場見たら入らずに出て行っちゃいました」

連れって男なんだ。…… やっぱり。…… より大胆にチンポをしごく。ちょっと勃ってきちゃった。

「温泉ホテルとかと比べたらやっぱり見劣りするかなあ。普通の風呂場みたいですもんね」

「まあ彼とはずっとこんな感じでね。前は気の合う者同士だったんですけどね」

「あ、ああ。お連れさんと、ですか?」

「ええ。いつからかギクシャクしちゃいましてね」

おとうさん。俺のちょい勃起チンポずっと見ながら自分のチンポをタオル越しにワサワサしてる。

「お連れさんとは昔からのお知り合いなんですか?」

「えっ、ええ。まあ」

「じゃあ学生の時の同級生とかなか」

「い、いえ。彼はかなり年下でして」

「ああ。息子さん……」

「いえ、違うんですけどね」

もう話聞いてりゃ男同士のカップルそのまんまじゃないか。おとうさんも俺のことなんだか感づいてるようにみえるし。

湯の中で大きく脚を開いてデカくなってきたチンポをしごきながらちょっと話を変えた。俺ももう我慢できない。笑

「下の毛綺麗に処理されてるんですね。カミソリで剃るんですか?」

「えっ、ああ。ははは。そ、そうですね」

そうして湯に浸かったままおとうさんの股間の前に。

「さっきちらっと見えちゃって。よかったらじっくり見たいなあ」

「え、ははは。いやいや」

おとうさんのタオルをゆっくりと剥ぐとツルツルのパイパンチンポが目の前に現れた。おとうさんは顔を赤らめて、それでもされるがまま。使い込んだ包茎チンポが大きく膨れて皮がめくれあがり、赤黒い亀頭が顔を出した。おとうさん、やっぱりそうだったんですね。……

「いやらしいチンポ。さっきぼくが入ってきた時何してたんですか?」

おとうさんのパイパンチンポに口をつけてゆっくりとほおばる。

「い、いやあ。べつに。あああ」

「風呂にローション持ち込んで何するんですか?」

「えっ! へっ? あ、い、いや。あああ、はあああ!」

「お連れさんって彼氏なんですか?」

「ま、まあ……」

おとうさんは俺の身体をやさしく押し除けて湯から上がると洗い場のカランの前に座った。

俺も湯から上がるとおとうさんの横に座った。

「誰もいないからここで彼と…… と思って」

「ここで彼氏さんと楽しもうと」

「てっきり彼が戻ってきたと思ったんであなたが入ってきて驚きました」

「どんなことしようと思ってたんですか?」

「えっ、いやあ」

そっとおとうさんの大きく柔らかな尻に触れた。おとうさんの身体がピクンッとした。

「お尻感じるんですか?」

「あああ」

「ここで彼氏さんにチンポ入れてもらおうと思ってたんですね。いやらしいなあ」

おとうさんの大きな腰に腕を廻してツルツルの股間に手を伸ばす。パイパンチンポはギンギンに膨らんで赤黒い亀頭が全部むけて現れた。

「わあ、チンポこんなに大きくなってますよ。ケツ疼いてるんじゃないですか?」

おとうさんをこっちに向かせて座っている風呂イスを横に除ける。そして股を大きく開いたまま床に尻をつけて座らせると丸見えになったケツマンコに指をはわせた。

「はああああ」

「ほらあ、こんなに穴ユルユルにして。欲しくてしかたがないんでしょ」

俺はおとうさんの持ってたミニボトルからローションを大量に垂らしてケツマンコをヌルヌルにした。

「ああ、はあああ!」

「も、もうケツマンコ開いて指がズルズル入っていく…… あああ、いやらしいマンコ。そうとうズボズボされてるんですね。ここで彼氏さんにこんなふうにしてもらいたかったんでしょ」

「ああ、ああん、ああん! はあ! はああ!」

「ぼくのチンポはどうですか? ぼくのコレ。こんなチンポですけど、どうですか?」

おとうさんにギンギンになった俺のチンポを握らせる。

「わああ、お、おおきい! はああ、す、すごい」

俺もM字に脚を開いて床に尻をつき、おとうさんと向かい合ったままゆっくりと身体を寄せていく。ゆっくりゆっくりおとうさんが俺のチンポを握ったまま、ゆっくりゆっくり腰を押し出すように身体を近づけていく。

「ほ、ほらっ。それじゃあ穴にチンポ入らないですよ。そうそう、もっと下。もっともっと下です。ああああ、お、おとうさん自分でぼくのチンポ挿れるんですね。そんなにチンポが欲しかったんですね。すげえいやらしい」

ゆっくりと腰を押しつけるとヌルッと太いチンポがおとうさんのケツマンコに飲み込まれた。入り口は少し締まっていて中はねっとりと熱く肉ヒダが絡みつく。

「お、おとうさん。入った。ぼくのチンポ入ったよ。根元まですっげえ奥まで入ったよ」

「ああ、す、す、あああ、すごい。わああ、おっきい」

ゆっくりと出し入れするとバキュッボクッブリュッと穴からいやらしい音が漏れる。

そのとき! 脱衣所の方から音がした。入り口のすりガラスに人影が! 人影はそのすりガラスにくっつくように身体を寄せて立ち止まった。服は着たままのようだ。

「ノブさん。ノブさん。いるんでしょ。聞こえる?」

「あ、あああ」

俺のギンギンチンポをケツマンコに突っ込まれたままおとうさんが返事をした。

若い男の声だ。男はすりガラスの向こうに身体をつけたまま話し始めた。

「ノブさん、ごめんなさい。俺……」

声を詰まらせる男。

「ああああ」



俺はなんだかおかしな状況に興奮してしまい腰を前後に揺らしてゆっくりとチンポを出し入れした。グッチュン、グッチュン、グッチュンといやらしい音がする。

「こんなガキみたいなことするつもりなかったんだ。でも、でもね。この風呂が気に入らないから怒ってるわけじゃないんだよ」

ジュボン、ジュボン、ジュボン、ジュボン。チンポを激しく出し入れするとローションや腸汁が噴き出ておとうさんのケツマンコがびちょびちょになってる。使い込んだケツマンコのヒダがめくれ上がってチンポが引き出される度に穴が広がっていく。

「な、なあ、ああああ」

「ノブさんが優しすぎるから……。俺どこだっていいんだよ。ノブさんと一緒なら。でもノブさん、ごめんねごめんね。こんな汚いとこでごめんねってずっと謝ってばっかでさ。……もう謝んないでよ。おれ二人でいるだけで、それだけで楽しいんだよ」

彼氏の横でおとうさんのケツマンコズボズボやってることに興奮してたまらなくなる!

「す、すいま、せ、せん。 イ、イキます」

小さな声で言うとおとうさんは悲しそうな顔で俺の腰にぐいっとケツマンコを押し付けて身体を密着させるとチンポを奥に突き刺した。俺はそんな淫乱おとうさんにますます興奮して中におもいっきりザーメンを発射した! ジュッ! ジュッ! ジュッ! ジュッ! と何度も勢いよく奥の方に種付けした。

おとうさんは無言のまま奥にザーメンが当たるたびに、わっ! わっ! わっ! と目を大きくし、口を開いて情けない表情をみせた。

「さっき角の店で見てた地酒あったでしょ。あれ買ってきたんだ。あとでいっしょに飲も」

「あああ」

男はおとうさんの声を聞くと扉から離れてそのまま脱衣所を出て行った。

おとうさんは真っ赤な顔で興奮し、俺のチンポをケツマンコに突き刺したまま大股を広げて自分のチンポを激しくしごいた。

「おとうさん、それはあとでじっくり彼氏さんと」

そう言っておとうさんの手を止めた。おとうさんはようやく冷静になって息を整えた。

「ああ、よかった」

俺がつぶやくと。

「わたしもすごくよかったです」

と、おとうさん。

「いえ。お二人が仲直りできてよかったなあと思って」

おとうさん再び顔面を真っ赤にして身体を丸めた。

そんなおとうさんを見ていると、ふとあの人を思い出した。でもそんなに嫌な気持ちにはならなかった。


おしまい

評価、コメントありがとうございます。励みになります!
挿絵を入れました。『大学教授の好奇心』にも挿絵を追加しました。
よろしくお願いします。

22/09/27 01:43 友野勇

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