連載小説
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ダブルカミングアウト
彼は『あいつどうしたんだろう?』って不思議に思っていましたが、いつかは息子が言うかもしれないので、モノが抜かれた後に実はあの子は私の実の息子なんですって告白。

彼はビックリしてましたが、少しだけ納得していて『入れてる時に大きくなってるのは血筋なんだね』っていう冗談をかましてくれました。

私は今後息子とどう接していいかも分からないし、彼とも付き合いを続けられるか不安になりました。

とりあえず落ち着くためにお風呂に入ってから、息子とちゃんと話し合いをしたいので彼とは暫く会わないことにしました。

その日は家に帰ったんですが、息子はどこかに出かけたままで帰ってくる気配はありませんでした。

それから1週間くらい経過しても息子と顔を合わせる機会は全然なく、どうしたらいいのか悩んでいる時に彼から連絡がありました。

そうだ、彼なら息子を呼び出せるし間に入ってくれたら話が出来るかもしれないということで、彼にお願いをしました。

息子はまんまと?釣られたようで、彼の家にやってくることになりました。

待ってる間に、彼から息子との関係を聞いてみたところ、ゲイ同士がハッテンする場所があってそこで知り合ったらしい。

実の父親が好きなんだけど、ノンケだったから手を出せないでいて、父親の代わりになる人を探していたんだそう。

息子はどうやら恋人という意味で私を好きだったらしく、手を出されていたら息子と関係になったのかもしれません。

だけど、私は年下というのがどうも好きになれず、岩田が私より年上だったからこそ今の私がいるんです。

話によれば、息子は岩田との関係になったのは3年以上前で、岩田のことはお父さんと呼ぶ関係になっていたんだとか。

私との関係も続けながら、息子とも関係を切らずに同時期に遊んでいたという酷い男でした。

だけどもその前に息子との関係を修復したいという思いが強く、お互いにゲイではあるが私には守るべき家庭があるので、バラされたら私の方が圧倒的不利なんです。

その時、玄関のチャイムが鳴り、息子がやってきたらしく、私がいるとまた逃げられる可能性があるので、押し入れの中に隠れることにしました。
26/04/23 16:37更新 / 玉梟
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