連載小説
[TOP][目次]
新たな出会いA
白髪の男性は公園から歩いて20分くらいにあった場所へと入っていきました。

そこはゲイの方しかいないサウナで、気持ちを押し殺してきた私でもそういう場所だと分かっていました。

長年守った制約でしたが、私の中には白髪の男性が既に年配さんに見えていて、意を決して入ってしまいました。

中に入ってみると、平日の昼過ぎでしたが多くの人で賑わっていました。

昔は映画館もカプセルホテルも私が最年少でしたが、今では若い子もチラホラ見えていました。

ロッカーで着がえている白髪の男性を捕まえて、勇気を出して声をかけてみました。

相手の方は『やっぱりお仲間さんだったんだ』と私がゲイであることを分かっていたようでした。

私としては長年封印していたのですが、自然と年配の男性を目で追っていたようでしたね。

白髪の男性は同年代くらいが好きらしく、私自身の見た目は年配さんに憧れを持っていたためか、白髪染めをしないで総白髪にしていたのが目に留まったきっかけみたいでした。

相手の方は当時のタチさんを彷彿とさせるような方で『良かったらエッチしない?』というお誘いが物凄く早かったと思います。

そんな状況で私が年配さんにそっくりな彼のお誘いを断れるわけがなく、いそいそと着ていた服を脱ぎ、軽くシャワーだけを浴びて彼の元へ向かうのでした。

彼は白髪で優しそうな顔立ちをしていたためか、若い子から同年代までひっきりなしに声がかかるような人でした。

私は誘われたけどシャワーへ行ったせいか、彼が他の人と出来ていたらどうしようと不安になっていました。

シャワーから出ると彼は近くの場所で待っていてくれたらしく、人が多くタイプでもない若い子からちょっかいをかけられるので個室にしようと提案され、受付で個室の鍵を受け取りました。
26/04/22 10:37更新 / 舐め爺
戻る 次へ

TOP | 感想

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c