脅迫
夢から覚めた時、バスはちょうど次のサービスエリアに停車しているところだった。
さっき老人にされたあれは、いったい何だったのだろうか。夢だったのだろうか。
朦朧とする意識の中でそう思っていたのだが、身支度を整えるためにサービスエリアのトイレに立ち寄った時、それが夢ではなく現実だったことが嫌でも証明された。下着を下ろすと、射精のあとに老人が丁寧にティッシュで拭き取ってくれたらしいその生々しい跡がしっかりと残っていたのだ。
まさか、この歳になって、しかも同性の老人相手に、私はフェラチオをされてあろうことか射精してしまうなんて。人生で一度も想像すらしていなかった展開に、私は自分のことながら呆然とした。
さらに恐ろしいことに、あんな風に愛撫されるのが、男性相手であってもあれほど気持ちの良いものだとは知らなかった。ふと、心のどこかで「またあの感覚を味わいたいかもしれない」という背徳的な欲求が芽生えている自分に気づき、私は慌てて頭を振った。いや、何を考えているんだ、相手は男性なのだ。どうせ深夜バスという非日常の空間で起きた、最初で最後の過ちなのだから、これで終わりで大丈夫だと言い聞かせた。
用を済ませて外の喫煙所へと向かうと、そこにはまるで待ち構えていたかのように、あの老人が立っていた。
老人は私を見るなり声をかけてきた。世間話の流れで互いの年齢を確かめ合うと、彼は私よりちょうど2つ年上であることが分かった。ほぼ同世代だと知ると、老人はニヤリと笑い、「いやぁ、まだまだ現役バリバリで通じますね」とお世辞のような、しかし妙に生々しい褒め言葉を口にした。私は恥ずかしさから顔を赤らめつつも、老人に「さっきは、美味しかったですよ」と耳元でささやかれると、不思議と悪くない気すらしてしまっていた。
だが、次の瞬間、私の血の気は一気に引いた。
老人は何食わぬ顔で持っていたスマートフォンを取り出し、その画面を私に見せつけてきたのだ。そこには、薄暗いバスの車内で、老人が私のモノを熱心に咥え込んでいる生々しい動画が映し出されていた。それだけではない。私が快感のあまり頭をポンポンと叩き、絶頂を迎えて老人の口の中に大量の精液を放出する瞬間までが、あまりにも鮮明に記録されていたのだった。
「なっ……これを、どうするつもりだ……!」
震える声で尋ねる私に対し、老人はどこか冷酷な笑みを浮かべてこう言った。
「私にも、どうしても欲しいものがあるんですよ」
「金か? それならバスを降りた後でいくらでも用意する」
私が必死の思いでそう提案すると、老人は首を横に振った。
「お金じゃありません。私が欲しいのは……あなたと同じように、あなたの口で私のチンポを処理してほしいだけなんです」
頭を殴られたような衝撃だった。私は声を荒らげ、これまでの人生で男性経験など一度もないこと、そんなことは絶対にできないと拒絶した。しかし、老人はスマートフォンをひらひらと揺らしながら、容赦ない言葉を浴びせてきた。
「このご時世ですからね。この動画をネットにアップロードしたら、あなたの家族や職場の人たちが何て反応するか……。それに、あなたがこれから帰るあの因習に縛られた田舎で、この動画をばら撒いてもいいんですよ」
その言葉を聞いた瞬間、私の背筋に凍りつくような恐怖が走った。
都会に出てきて何十年も経つとはいえ、ただでさえ「裏切り者」と陰口を叩かれ、肩身の狭い思いをしてきた故郷の村だ。もしこんな醜態が親友の葬儀の場で知れ渡ろうものなら、どんな侮蔑と好奇の目に晒されるか想像もつかない。村にいられなくなるどころか、私のこれまでの人生のすべてが音を立てて崩れ去ってしまう。
選択肢など最初から用意されていなかった。私は震える手でスマートフォンから目を背け、老人の要求を受け入れるほかなかった。
私たちはすごすごとバスの車内へと戻り、老人の席へと促された。
席に座るやいなや、老人は自身のズボンを無造作に下ろしていった。その下から現れたのは、現代ではすっかり見かけなくなった古風な下着「越中褌」だった。老人は私に、その褌の紐を自分で外すようにと冷たく指示した。
震える手で紐を解くと、老人のチンポが露わになった。それは長年使い込まれてきたことを物語るような黒ずんだ色合いをしており、平常時であるにもかかわらず、私のチンポが最も大きくなった時と同等かそれ以上のサイズを誇っていた。おまけにかなり太く長く、しかも真性包茎で、厚い皮にすっぽりと包まれた状態だった。
「さぁ、同じように舐めなさい」
老人に命令され、私は意を決して顔を近づけた。しかし、鼻腔を突いたのは、むせ返るような強烈な悪臭だった。私は反射的に顔を背け、えずきそうになった。
「あ、そういえば……最後にちゃんと洗ったのは3日ほど前だったから、大分臭うかもしれませんね。それに、さっきサービスエリアで小便もしてきたばかりだから、中にまだ残っているかもなぁ」
老人はケラケラと笑いながらそう告げた。
こんなものを自分の口に入れるなど、耐えられるはずがない。私は本気で拒絶しようとしたが、老人は冷ややかな目でスマホの画面をちらつかせた。
「いいんですか? さっきの動画、今すぐ世間に公開してしまっても」
私には、もはや成す術もなかった。逃げ場のない密室の闇の中で、私は屈辱に満ちた奉仕へと顔を近づけていくしかなかったのだった。
さっき老人にされたあれは、いったい何だったのだろうか。夢だったのだろうか。
朦朧とする意識の中でそう思っていたのだが、身支度を整えるためにサービスエリアのトイレに立ち寄った時、それが夢ではなく現実だったことが嫌でも証明された。下着を下ろすと、射精のあとに老人が丁寧にティッシュで拭き取ってくれたらしいその生々しい跡がしっかりと残っていたのだ。
まさか、この歳になって、しかも同性の老人相手に、私はフェラチオをされてあろうことか射精してしまうなんて。人生で一度も想像すらしていなかった展開に、私は自分のことながら呆然とした。
さらに恐ろしいことに、あんな風に愛撫されるのが、男性相手であってもあれほど気持ちの良いものだとは知らなかった。ふと、心のどこかで「またあの感覚を味わいたいかもしれない」という背徳的な欲求が芽生えている自分に気づき、私は慌てて頭を振った。いや、何を考えているんだ、相手は男性なのだ。どうせ深夜バスという非日常の空間で起きた、最初で最後の過ちなのだから、これで終わりで大丈夫だと言い聞かせた。
用を済ませて外の喫煙所へと向かうと、そこにはまるで待ち構えていたかのように、あの老人が立っていた。
老人は私を見るなり声をかけてきた。世間話の流れで互いの年齢を確かめ合うと、彼は私よりちょうど2つ年上であることが分かった。ほぼ同世代だと知ると、老人はニヤリと笑い、「いやぁ、まだまだ現役バリバリで通じますね」とお世辞のような、しかし妙に生々しい褒め言葉を口にした。私は恥ずかしさから顔を赤らめつつも、老人に「さっきは、美味しかったですよ」と耳元でささやかれると、不思議と悪くない気すらしてしまっていた。
だが、次の瞬間、私の血の気は一気に引いた。
老人は何食わぬ顔で持っていたスマートフォンを取り出し、その画面を私に見せつけてきたのだ。そこには、薄暗いバスの車内で、老人が私のモノを熱心に咥え込んでいる生々しい動画が映し出されていた。それだけではない。私が快感のあまり頭をポンポンと叩き、絶頂を迎えて老人の口の中に大量の精液を放出する瞬間までが、あまりにも鮮明に記録されていたのだった。
「なっ……これを、どうするつもりだ……!」
震える声で尋ねる私に対し、老人はどこか冷酷な笑みを浮かべてこう言った。
「私にも、どうしても欲しいものがあるんですよ」
「金か? それならバスを降りた後でいくらでも用意する」
私が必死の思いでそう提案すると、老人は首を横に振った。
「お金じゃありません。私が欲しいのは……あなたと同じように、あなたの口で私のチンポを処理してほしいだけなんです」
頭を殴られたような衝撃だった。私は声を荒らげ、これまでの人生で男性経験など一度もないこと、そんなことは絶対にできないと拒絶した。しかし、老人はスマートフォンをひらひらと揺らしながら、容赦ない言葉を浴びせてきた。
「このご時世ですからね。この動画をネットにアップロードしたら、あなたの家族や職場の人たちが何て反応するか……。それに、あなたがこれから帰るあの因習に縛られた田舎で、この動画をばら撒いてもいいんですよ」
その言葉を聞いた瞬間、私の背筋に凍りつくような恐怖が走った。
都会に出てきて何十年も経つとはいえ、ただでさえ「裏切り者」と陰口を叩かれ、肩身の狭い思いをしてきた故郷の村だ。もしこんな醜態が親友の葬儀の場で知れ渡ろうものなら、どんな侮蔑と好奇の目に晒されるか想像もつかない。村にいられなくなるどころか、私のこれまでの人生のすべてが音を立てて崩れ去ってしまう。
選択肢など最初から用意されていなかった。私は震える手でスマートフォンから目を背け、老人の要求を受け入れるほかなかった。
私たちはすごすごとバスの車内へと戻り、老人の席へと促された。
席に座るやいなや、老人は自身のズボンを無造作に下ろしていった。その下から現れたのは、現代ではすっかり見かけなくなった古風な下着「越中褌」だった。老人は私に、その褌の紐を自分で外すようにと冷たく指示した。
震える手で紐を解くと、老人のチンポが露わになった。それは長年使い込まれてきたことを物語るような黒ずんだ色合いをしており、平常時であるにもかかわらず、私のチンポが最も大きくなった時と同等かそれ以上のサイズを誇っていた。おまけにかなり太く長く、しかも真性包茎で、厚い皮にすっぽりと包まれた状態だった。
「さぁ、同じように舐めなさい」
老人に命令され、私は意を決して顔を近づけた。しかし、鼻腔を突いたのは、むせ返るような強烈な悪臭だった。私は反射的に顔を背け、えずきそうになった。
「あ、そういえば……最後にちゃんと洗ったのは3日ほど前だったから、大分臭うかもしれませんね。それに、さっきサービスエリアで小便もしてきたばかりだから、中にまだ残っているかもなぁ」
老人はケラケラと笑いながらそう告げた。
こんなものを自分の口に入れるなど、耐えられるはずがない。私は本気で拒絶しようとしたが、老人は冷ややかな目でスマホの画面をちらつかせた。
「いいんですか? さっきの動画、今すぐ世間に公開してしまっても」
私には、もはや成す術もなかった。逃げ場のない密室の闇の中で、私は屈辱に満ちた奉仕へと顔を近づけていくしかなかったのだった。
26/09/18 18:40更新 / 調教師の60代
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