嘘と蜜月
老人らしからぬ、年齢を忘れるような激しい腰使いに、私はただ身を任せるしかなかった。奥の奥、お尻の芯まで彼の珍棒が届くのではないかと思えるほど、執拗に、そして深く突かれ続ける。
若い男たちとのエッチは、どこか自分さえ気持ちよくなればそれでいいという若さゆえの自己中心的な激しさがあり、終わった後にどこか満たされない感覚が残ることも少なくなかった。しかし、この老人の巧みなピストンは、私の体を芯から労わるように、そして慈しむように快楽のツボを正確に突いてくる。
激しく突き上げられながらも、老人は私から唇を離さず、何度も濃厚なキスを交わしては自身の唾液を私に飲み込ませた。そのねっとりとした交わりが、私をますます蕩けさせていく。
それから十分ほどが経った頃、老人は息を荒げ、「そろそろ限界だ……」と低く呻いた。
私はその言葉を待っていたかのように、愛おしさを込めて彼に懇願した。
「お願いだ……中で出して、私の中に全部種付けしてくれ……!」
私のその言葉に背中を押されたように、老人は最後の力を振り絞るように腰を一段と激しく打ち付けた。そして、私のお尻の奥底へドロリとした熱い精液を何度も波のように放出してくる。その強烈な射精の振動と余韻に当てられ、私自身も刺激を受けて、自らの珍棒からピュッと精液を噴き出させていた。
すべてを出し尽くした私たちは、さすがに年齢的な疲れもあったのだろう、激しい息を切らせたまま、お互いに結合した繋がった状態のまま、いつの間にか深い眠りに落ちてしまっていた。
どれくらい時間が経っただろうか。一時間ほど眠ったあとで目が覚めると、老人は優しく微笑みながら、ゆっくりとその珍棒を私のお尻から引き抜いた。
ベッドの上に並んで横たわり、老人は私に腕枕をしてくれた。そして、ふとこんな禁断の質問を投げかけてきた。
「なぁ……正直に教えてくれ。若い子と、儂と、どっちが気持ちよかった?」
私は少し言葉に詰まった。
実は、若い彼はいつも1発では終わらず、平均して3発は私のお尻に濃厚な種付けをしていく。その体力と若さの圧倒的な物量は凄まじい。しかし、一回あたりの悦びの深さ、技術の円熟味、そして心まで満たされるような気持ち良さで言えば、明らかにこの老人のほうが勝っていた。
「……気持ち良さだけで言えば、あなたのほうが凄いです。でも、若い子は何度も何度もやってくれますから……やっぱり、数も求めるなら若い子の方が……」
正直にそう答えると、老人は少し寂しそうな、だがどこか嬉しそうな複雑な笑みを浮かべた。
「はは、やっぱり若い奴には敵わんか。でもな、儂とも……たまにはこうして遊んでくれんか?」
その誘いは、私の生活を思いがけず大きく変えることになった。
それから私たちは、私が週に二回通っているあの銭湯を待ち合わせの目印にし、定期的に彼の家へ通う仲になってしまった。若い彼とは週に一回の逢瀬だったから、皮肉にも、この老人のほうと過ごす回数のほうが遥かに多くなっていたのだ。
そんなある日、いつものように若い彼と体を重ねる機会が訪れた。
激しく抱かれている最中、彼はふと動きを止め、私の耳元でニヤリと笑いながらこう言った。
「ねえ源さん、最近なんだかお尻がすごく柔らかく……それに、なんだかよく使い込まれてる感じがするけど、他の男でも出来たの?」
私は心臓が跳ね上がるのを必死に抑えた。
彼もまた、私の他にも相手がいることは知っていたし、私も彼の遊蕩を責めるつもりはなかった。しかし、この年齢になって私を抱いてくれるのは彼だけだと、心のどこかで依存していたのも事実だ。
もし、自分が同年代の、あの銭湯の老人に週に二回もお尻をハメられているなどと知られたら、若さに執着する彼はきっと幻滅してしまうに違いない。そう恐れた私は、咄嗟に言い訳を取り繕った。
「ば、馬鹿だな……。そんなわけないでしょ。ただ、最近は自分でお尻を広げられるように、家でディルドを使ってストレッチしてるからだよ……」
口から出まかせの嘘だった。
若い彼は「ふーん、相変わらず変態だな」と笑って再び激しく突入してきたが、私の胸のうちは冷や汗で濡れていた。
老人に溺れ、快楽の泥沼に足を踏み入れていく私。そして、若い彼を失いたくないがために重ねていく小さな嘘。私の晩年は、想像もしなかったほどに激しく、そして歪な蜜月に満ちていたのだ。
若い男たちとのエッチは、どこか自分さえ気持ちよくなればそれでいいという若さゆえの自己中心的な激しさがあり、終わった後にどこか満たされない感覚が残ることも少なくなかった。しかし、この老人の巧みなピストンは、私の体を芯から労わるように、そして慈しむように快楽のツボを正確に突いてくる。
激しく突き上げられながらも、老人は私から唇を離さず、何度も濃厚なキスを交わしては自身の唾液を私に飲み込ませた。そのねっとりとした交わりが、私をますます蕩けさせていく。
それから十分ほどが経った頃、老人は息を荒げ、「そろそろ限界だ……」と低く呻いた。
私はその言葉を待っていたかのように、愛おしさを込めて彼に懇願した。
「お願いだ……中で出して、私の中に全部種付けしてくれ……!」
私のその言葉に背中を押されたように、老人は最後の力を振り絞るように腰を一段と激しく打ち付けた。そして、私のお尻の奥底へドロリとした熱い精液を何度も波のように放出してくる。その強烈な射精の振動と余韻に当てられ、私自身も刺激を受けて、自らの珍棒からピュッと精液を噴き出させていた。
すべてを出し尽くした私たちは、さすがに年齢的な疲れもあったのだろう、激しい息を切らせたまま、お互いに結合した繋がった状態のまま、いつの間にか深い眠りに落ちてしまっていた。
どれくらい時間が経っただろうか。一時間ほど眠ったあとで目が覚めると、老人は優しく微笑みながら、ゆっくりとその珍棒を私のお尻から引き抜いた。
ベッドの上に並んで横たわり、老人は私に腕枕をしてくれた。そして、ふとこんな禁断の質問を投げかけてきた。
「なぁ……正直に教えてくれ。若い子と、儂と、どっちが気持ちよかった?」
私は少し言葉に詰まった。
実は、若い彼はいつも1発では終わらず、平均して3発は私のお尻に濃厚な種付けをしていく。その体力と若さの圧倒的な物量は凄まじい。しかし、一回あたりの悦びの深さ、技術の円熟味、そして心まで満たされるような気持ち良さで言えば、明らかにこの老人のほうが勝っていた。
「……気持ち良さだけで言えば、あなたのほうが凄いです。でも、若い子は何度も何度もやってくれますから……やっぱり、数も求めるなら若い子の方が……」
正直にそう答えると、老人は少し寂しそうな、だがどこか嬉しそうな複雑な笑みを浮かべた。
「はは、やっぱり若い奴には敵わんか。でもな、儂とも……たまにはこうして遊んでくれんか?」
その誘いは、私の生活を思いがけず大きく変えることになった。
それから私たちは、私が週に二回通っているあの銭湯を待ち合わせの目印にし、定期的に彼の家へ通う仲になってしまった。若い彼とは週に一回の逢瀬だったから、皮肉にも、この老人のほうと過ごす回数のほうが遥かに多くなっていたのだ。
そんなある日、いつものように若い彼と体を重ねる機会が訪れた。
激しく抱かれている最中、彼はふと動きを止め、私の耳元でニヤリと笑いながらこう言った。
「ねえ源さん、最近なんだかお尻がすごく柔らかく……それに、なんだかよく使い込まれてる感じがするけど、他の男でも出来たの?」
私は心臓が跳ね上がるのを必死に抑えた。
彼もまた、私の他にも相手がいることは知っていたし、私も彼の遊蕩を責めるつもりはなかった。しかし、この年齢になって私を抱いてくれるのは彼だけだと、心のどこかで依存していたのも事実だ。
もし、自分が同年代の、あの銭湯の老人に週に二回もお尻をハメられているなどと知られたら、若さに執着する彼はきっと幻滅してしまうに違いない。そう恐れた私は、咄嗟に言い訳を取り繕った。
「ば、馬鹿だな……。そんなわけないでしょ。ただ、最近は自分でお尻を広げられるように、家でディルドを使ってストレッチしてるからだよ……」
口から出まかせの嘘だった。
若い彼は「ふーん、相変わらず変態だな」と笑って再び激しく突入してきたが、私の胸のうちは冷や汗で濡れていた。
老人に溺れ、快楽の泥沼に足を踏み入れていく私。そして、若い彼を失いたくないがために重ねていく小さな嘘。私の晩年は、想像もしなかったほどに激しく、そして歪な蜜月に満ちていたのだ。
26/09/04 18:58更新 / 調教師の60代
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