連載小説
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主従の契り
ペットとなった彼に、まずは絶対的な主従関係を骨の髄まで教え込む必要があった。
私は男の身体を再び縄で厳重に縛り上げると、その無防備な臀部を鞭で容赦なく打ち据えた。かつては傲慢に美しさを誇っていた彼の白い肌に、鮮紅色の筋がくっきりと浮かび上がっていく。
続いて、声をもぎ取るように口枷をはめ、身悶えするお尻やペニスに向けて、容赦なく熱い蝋を垂らしていった。
男は熱さと痛みに狂ったように身を震わせたが、その反面、股間のペニスはさらに猛々しく反り立っていく。
「本当に、卑しい変態だな」
私が冷酷な言葉責めを浴びせると、男は歓喜に震えるように、ペニスの先端から止めどなく我慢汁を溢れさせた。己の排泄物の味すら、自らの舌に記憶させねばならない。私は彼のペニスに特殊な器具とホースを取り付け、身体を逆吊りに固定した。彼が放出した小便は、そのままホースを伝って彼自身の口へと逆流し、強制的に飲み干されていった。

私自身、数日間お風呂に入っていなかったこともあり、体からは男臭い匂いが強く立ち上っていた。だが、私は彼に命じ、私の脇の下から足の先まで、這いつくばって舐め上げさせた。用を足した後に軽く拭っただけのお尻ですら、彼は恍惚とした表情で綺麗に処理していく。
食事が出来上がると、彼専用のペット皿に移し、床に置いて「マテ」を命じた。その間、私は猛り立った自身のペニスを彼の口へとねじ込み、喉の奥深くを蹂躙する。そして、限界が訪れた瞬間、激しく溢れ出た熱い精液を床のドッグフードへとぶちまけ、それを残さず食べるよう命じた。

食事が終わる頃には、男の身体も排泄物と私の体液で汚れ、お尻の洗浄が必要な時間になっていた。浴室へと連れていくと、男は自ら進んでお尻の穴を突き出し、私がノズルを挿入しやすいように身を縒らせた。
洗浄を終え、プラグで蓋をしてから、私はふと思いついた。
「今日は、少し趣向を変えようか」
男の首にきつく首輪をはめ、リードを装着して、私は彼を外へと連れ出した。
真っ昼間の太陽が照りつける屋外だ。人通りは少ないとはいえ、遠目からであれば十分に視認できる距離に、時折、島民の影が通り過ぎていく。そんなスリルの中、私はリードを引いた。
「ほら、ここで出すんだよ」
命じられた男は、あろうことか片足を上げ、本物の犬のような格好で小便を漏らし始めた。お尻のプラグを引き抜くと、まるで自らの縄張りを主張するマーキングのように、勢いよく排泄物が地面を濡らしていく。以前の彼なら羞恥で死んでいただろう。しかし、調教されているという客観的な事実に激しく興奮した男のペニスは、白日の下で恐ろしいほどに膨らんでいた。
用を足したお尻に再び尻尾のディルドを装着しながら、私はこのまま人が多い場所へ連れ回してやろうかと本気で考えた。だが、私自身が法に触れるリスクを鑑み、それは次の機会へと引き延ばすことにした。

部屋に戻ると、私は男に命じた。
「お前のその緩みきった穴で、私を気持ちよくしなさい」
男は私の体の上に跨(跨)がると、自らのお尻で私のペニスを最奥まで迎え入れ、貪るように腰を上下させ始めた。しかし、過剰なまでのM性に目覚めた彼は、私のペニスをお尻で咥え込んだまま、信じられないことに、私の腹の上へと自らの精液を激しく噴き出させてしまったのだ。
私はその白濁を彼の舌で綺麗に舐め取らせ、喉の奥へと飲み込ませた。
そして、調教の総仕上げとして、私は用意していた特大のディルドを取り出した。人間の規格を外れた、驚くべき凶悪なサイズの代物だ。半分でも入れば上出来だと思っていたが、快楽に開発し尽くされた彼のお尻は、貪欲にそのすべてを飲み込んでいった。

東京へ引き返す船が来るまで、あと3日。私はようやく男の縄を解いてやることにした。
これまでの調教の様子は、すべて私の携帯電話に動画として克明に記録されている。後で訴えられるリスクはあったが、私としてはこれ以上ない満足感を得ていた。その時はその時だ、と腹は括っている。
以前であれば、縄を解いた瞬間に暴れ狂っていた男だったが、今の彼は違った。解放された後も、自らの身体に深く刻まれた縄の跡を、まるで愛おしい愛撫の記憶であるかのように、嬉しそうに眺めているのだ。
心まで完全に捧げたかのような姿。しかし、いつ寝首を掻かれるか分からないという一抹の緊迫感から、私は軽い睡眠不足に陥るほど、彼の一挙手一投足から目が離せなくなっていた。

連日の巨大ディルドによる拡張のせいで、彼のお尻はもはや緩いという次元を超え、手首まで容易に受け入れそうな暗黒の穴へと変貌していた。
その日の晩、私は男のお尻に自らの手を突き立て、俗に言う「フィストファック」を試みた。時間をかけてゆっくりと押し進めると、信じられないことに、私の拳が丸ごと一つ、彼のお尻の中に呑み込まれていった。
男のペニスは相変わらず猛り立っており、私がその肉壁の奥で拳を蠢(うごめ)かせるたび、鼓膜を震わせるほどの壮絶な喘ぎ声を部屋中に響かせた。仕上げに、先ほどのディルドと私のペニスを同時にその壊れた穴へと挿入し、その日もたっぷりと種付けをして眠りについた。

そして、ついに帰る日がやってきた。
船に乗り込めば、いつでも周囲に助けを求め、逃げられる環境だ。きっと彼は私の元を去るのだろう――そう思っていた。
しかし、船内でも男の肉体は、私のペニスがもたらす快楽を忘れることができなかったようだ。彼は自ら狭いトイレへと私を誘い、貪るようにフェラチオをして私の精液を口内で受け止めた。私の小便も、当然のように毎回、彼の口へと注ぎ込まれた。

東京へ戻ると、男はその足で、紛失した携帯電話の買い替えに向かった。
新しく手に入れた彼のスマートフォンの連絡先。そこに登録された私の名前は、かつての私の本名ではなく、ただ一言、
『ご主人様』
という文字に変わっていた。
彼の内側に眠っていた本物の「M」としての本質は、完全に目覚めたのだ。
私は微笑み、これからも遠慮なく、この愛しいペットの調教を続けていくことを、静かに心に誓った。
26/05/27 17:07更新 / 調教師の60代
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