連載小説
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濃厚な泥臭さ
私は自然と舌を使ってしまっていて、彼は容赦なく私の口内に腰を使ってきている。
最初は無理だと思っていた老人の珍棒だったが、不思議なことに、私はどんどん厭らしい気持ちになってきていた。拒絶するはずだった老人の太腿に手をやり、最初こそは押し返そうと抵抗をしていたはずなのに、その肉体の熱に触れるうち、段々ともっとやって欲しいという欲望のほうが大きくなってしまったのだ。

太腿で抵抗していたはずの両手は、いつの間にか老人のお尻をガッチリと掴んでいて、逃げるどころか、むしろ私の方から貪るように頭を動かしてしまっていた。
老人は「久しくやっていない」と言っていたが、その言葉は本当だったらしい。ものの1分もしないうちに、彼は激しく息を荒げ、私の口内へ出していいかと聞いてきた。

私は日頃から、若い彼から毎回のように精液を飲まされていて、その行為自体にすっかり慣れてしまっていた。だから特に躊躇することもなく、無言で老人の珍棒をさらに強く啜り続けた。
私のその態度を察してくれたのだろう、老人は低くうなり声を上げると、そのまま私の口腔内へとドロリとした精液を放出してきたいくつもの熱い塊が流し込まれていく。

驚いたのは、それが老人とは言い難いくらい、非常に濃厚で量も多かったことだ。
私はいつも若い彼のものを飲んでいたから、老人から放たれたこのドロドロとした精液も、何の抵抗もなく自然と喉の奥へと飲み干してしまっていた。

たっぷりと精液を飲まされ、満足した老人は「先に出るよ」と低く言い残すと、火照った体を冷やすために水風呂の方へと向かっていった。
私もすぐに後を追って出ようとしたが、半ば無理矢理に咥えさせられたあの生々しいやり取りがよほど刺激的だったのか、私の珍棒はすっかり大きく硬く勃起してしまっていた。脱衣所や外にはまだ他のお客さんもいる。このままの姿で出るわけにはいかず、私はサウナの隅で息を潜め、それが鎮まるのをじっと待つしかなかった。

数分が経過し、ようやく落ち着いた頃を見計らって私も水風呂へと向かった。その後、外の風に当たろうと露天風呂の椅子に腰掛けていると、先ほどの老人がふらりと私の隣にやってきた。

彼は私をじっと見つめながら、「若いのしか無理って言っていた割に、さっきは随分と積極的だったな」とニヤリと笑った。
図星を突かれた私は、何だか急に恥ずかしさがこみ上げてきて、顔に血が上るのを感じた。
気まずさを誤魔化すように他愛ない話を交わすうち、彼は「いつもはどういったことをやってるのか?」と、さらに踏み込んだ質問をしてきた。私は観念し、若い子たちからお尻を激しく突かれていること、そしてウケの快感を覚えてしまったことを赤裸々に伝えた。

私の口から「お尻を使える」という言葉を聞いた瞬間、老人の瞳がギラリと光った。
「そうか……。だったら良かったら、この後、儂の家に来てやらないか?」

その言葉は、私の胸を激しく揺さぶった。
七十五歳というこの年齢になって、誰かから面と向かってこんな風に誘われたのは、これが人生で初めての体験だった。そして何より、先ほどサウナで突然頭を掴まれ、無理矢理に咥えさせられて濃厚な精液を飲まされたあの時の余韻が、今も体の芯にこびりついて離れない。

若い彼とは違う、年老いた男の持つ独特の泥臭さと、濃厚な支配欲。
それを思い出しているうちに、私の内側で眠っていた別の扉が音を立てて開き、今度は「口だけではなく、お尻もこの老人に犯されたい」という強烈な欲求がむくむくと頭をもたげてきた。

私は断るどころか、吸い寄せられるように頷いていた。
こうして私は、老人の後を追うようにして、彼の家へとついていくことにしたのだ。
26/09/04 18:58更新 / 調教師の60代
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