継承
ハプニングバーでの狂乱の夜から数週間が経った頃、私の世界は突如として凍りついた。
彼からの連絡が、完全に途絶えたのだ。
何度もスマートフォンを確認し、いつもの電車、いつもの車両で待ち伏せしても、彼の端正な姿は二度と現れなかった。
「飽きられたんだ……。私は、捨てられたんだ……」
自宅の炬燵で一人、絶望に打ちひしがれる。しかし、本当に恐怖したのは彼を失ったことだけではない。彼によって極限まで開発され、開き癖のついてしまった私のお尻と、暴走する肉体の性だった。一度知ってしまった快楽の味は、彼がいないからといって消えてはくれない。むしろ、飢餓感は日に日に増し、下腹部の奥は狂ったようにキュウキュウと疼き続けていた。
悶々とした気持ちを抑えきれなくなった私はある日、ついに「禁断の手」に打って出た。
いつもの通勤電車。混雑する車内で、私は獲物を探すように目を光らせていた。視線の先に留まったのは、かつての私のように実直そうで、白髪交じりの、どこか彼に面影が似た上品な老人だった。
(あの人の手を、私のここに……)
理性がパチンと弾け飛んだ。私は背後からその老人にぴったりと身体を寄せると、衣服の暗闇のなかで、老人の手を強引に掴み、私自身の猛烈に硬くなったモノへと導いた。
「な、何をするんだ……っ!?」
老人が驚き、声を上げようとする。すかさず私は老人の耳元に顔を寄せ、かつて彼が私に囁いたような、低く妖しい声で囁いた。
「静かに……。声を出すと、周囲にあなたが痴漢をしていると思われますよ。……嫌なら、次の駅で降りましょう」
恐怖と困惑に震える老人を促し、私は手を引いて駅のホームへと降り立った。向かう先は、かつて私が彼に初めて暴かれた、あの公衆トイレの個室だった。
狭く薄暗い個室に老人を連れ込んで鍵をかける。
「お、おい、警察を呼ぶぞ……! 私はそんな趣味は……」
怯える老人の前に、私は音を立てて膝をついた。そして、迷うことなく老人のズボンのチャックを引き下げ、下着の中から溢れ出さんばかりに硬くなりかけている肉塊を、自らの口内へと一気に迎え入れた。
「んむぐぅっ……!」
1年間の調教で、私の口はおもちゃのように開発されている。喉の奥を突く絶妙な愛撫、舌の絡ませ方、すべてが彼から直伝されたプロの技だった。
「う、あぁ……っ! な、なんだこれは……っ!?」
最初は拒絶していた老人の身体が、私の圧倒的な奉仕の前に、みるみるうちに歓喜の震えへと変わっていく。老人のペニスは怒張し、先っぽからドロリとした粘液を溢れさせ始めた。実直に生きてきたであろう老人の理性が、私の口によって一枚一枚剥ぎ取られていくのが分かった。
「は、激しく……もっと奥まで吸ってくれ……っ!」
ついに老人が快楽に屈し、私の白髪を掴んで腰を激しく押し付けてきた。
ガツガツと喉の奥を叩かれる衝撃に、私は涙を流しながらも、至上の悦びを感じていた。
(ああ、私は今、あの人と同じことをしている……!)
かつて彼にゲイの道へと引きずり込まれた私が、今度は別の実直な老人を、同じ底なしの深淵へと引きずり込んでいる。その支配感、背徳的な「反転」の快感が、誰も触れていない私のお尻の窄みをキュウキュウと激しく蠢かせ、先っぽから熱い涙を溢れさせた。
「くっ、出る、いくぞ……っ!」
老人が低く唸ると同時に、私の口内へと、ドクドクと熱く濃密な液体が勢いよく噴き出された。私はそれを、一滴も溢すことなくゴクリと喉の奥へ飲み干した。
チャックを整え、呆然と、しかし確実に「新しい世界」の味を知ってしまった表情で個室を出ていく老人。その背中を見送りながら、私は唇を拭った。
あの公衆トイレの一件以来、私の中の「何かが」完全に壊れ、そして覚醒した。
彼に捨てられたという絶望は、いつしか「彼から受け継いだ技術で、自ら新しい獲物を開拓する」という歪んだ使命感へと昇華されていた。73歳になったこの老体は、今やただの玩具ではなく、新たな獲物を底なしの深淵へと引きずり込む「捕食者」となっていた。
それからの私は、毎日のように電車内に乗り込んでは、新しい獲物を探し続けた。
ターゲットがゲイなのか、それとも全く男に興味のないノンケなのかは関係なかった。むしろ、これまで女性しか知らず、実直に、堅実に生きてきた同年代の老人であればあるほど、私の加虐心は激しく燃え上がった。かつての私が彼によって一瞬で理性を狂わされたように、ノーマルな男たちの隠された本能を暴き立てることに、私は言葉にできない全能感を覚えるようになっていたのだ。
ある日の夕暮れ時、混雑する私鉄の車内。
私の目に留まったのは、吊り革を掴んで難しそうな顔で文庫本を読んでいる、いかにも定年退職したばかりといった風貌の、お堅そうな紳士だった。仕立てのいい格子柄のジャケットを着て、眼鏡の奥の瞳は理性的だ。間違いなく、こちら側の世界とは無縁のノンケだろう。
(ふふ……あなたも、私と同じにしてあげますよ)
私は背後から音もなく近づき、電車の軽い揺れに紛れて、その紳士の背中に私の胸をぴったりと押し付けた。
そして、他人の視線の死角となる衣服の隙間から、躊躇なく自分の手を滑り込ませ、彼のスラックスの上から、まだ眠っているその股間の肉塊を容赦なく掴み取った。
「っ……!? な、何をするんだ……!」
紳士が驚愕し、血相を変えて私を振り返る。その理性的な瞳が、恐怖と困惑で激しく揺れていた。しかし、私は動じない。むしろ、その狼狽する顔を見るだけで、私のスラックスの中のモノは猛烈に硬く反り返り、お尻の窄みはキュウキュウとおねだりするように蠢き始めていた。
私は彼の耳元に顔を寄せ、低く、しかし逆らいがたい色気を孕んだ声で囁いた。
「静かに。ここで大声を上げれば、周囲の人間はあなたが私に悪戯をしていると思うでしょうね。この年齢で『痴漢』として駅員室に連れて行かれたいですか? 嫌なら……次の駅で私と降りなさい」
「貴様……狂っているのか……?」
紳士は怒りに震えながらも、世間体という名の、お堅い男ならではの弱みを完全に握られ、それ以上声を出すことができなかった。
プシューッと音を立てて電車が駅に止まる。私は彼の冷たくなった手を強く握り締め、半ば引きずるようにしてホームへと連れ出した。向かう先は、もう私の「仕事場」となった、あの駅の多目的トイレだ。
個室に入り、カチャリと頑丈な鍵をかける。その狭い密室のなかで、紳士はなおも私を睨みつけていた。
「いい加減にしろ! 私は男などには絶対に興味はない! 警察に――」
「まあ、そう焦らないでください」
私はふっと微笑むと、その場に静かに膝をついた。そして、彼のスラックスのチャックを容赦なく引き下げ、下着を剥ぎ取って、その質量を露わにさせた。まだ完全に硬くなりきっていない、しかし私の手のひらの熱で微かに脈打ち始めた肉塊。
私はそれを、自らの開発され尽くした口内へと、迷うことなく喉の奥まで一気に吸い込んだ。
「ん、んむぐぅぅっ……!」
舌の柔らかい部分を巧みに使い、先端の敏感な部分を執拗に転がす。さらに、彼のペニスの根元を指先で優しく愛撫しながら、吸い上げる圧力を絶妙に変化させていく。彼から1年間、それこそ死ぬほどの快楽とともに叩き込まれた「最高の奉仕」の技術。それを、今度は私がこのお堅い紳士にすべて注ぎ込んでいた。
「う、あ……あぁっ!? な、なんだ、これは……っ!?」
紳士の口から、先ほどまでの怒声とは明らかに違う、情けない喘ぎ声が漏れ出た。
男に口で吸われるなどという、彼の人生において想定すらしていなかったであろう背徳的な行為。しかし、私の舌がもたらす圧倒的な快感の前に、彼の強固だった理性の壁が、みるみるうちに音を立てて崩壊していくのが分かった。
「ひ、引き抜いてくれ……あぁ、もう駄目だ、狂ってしまう……っ!」
紳士は私の白髪を両手で強く掴み、自ら腰をガツガツと私の口内へと押し付け始めた。その瞳は完全に快楽の泥沼に溺れ、ただの飢えたオスのそれへと変貌していた。
(ああ、気持ちいい……! 別の老人を、こんなに変態にしていくなんて……!)
相手がノンケであればあるほど、その堕落していく姿は美しく、私の下腹部を激しく焦がした。誰も触れていない私のお尻の門は、彼の激しい突き上げに連動するように、ドロドロとした我慢汁を床へとボタボタと滴らせていた。
「くっ、出る! いくぞ、あぁぁっ!」
紳士が短く絶叫した瞬間、私の喉の奥へと、ドクドクと熱く、濃密な液体が勢いよく発射された。私はそれを、一滴の無駄もなく、ゴクリと音を立てて全て喉の奥へと飲み干した。
「はぁ、はぁ……素晴らしいお味でしたよ」
口元を拭いながら見上げると、紳士は自らのモノを露出させたまま、壁に背中を預けて呆然と立ち尽くしていた。その顔には、自分が男に果ててしまったという絶望と、そして、抗いがたい快楽の余韻がべっとりと張り付いていた。彼はもう、二度と「元の世界」の実直な男には戻れないだろう。
「また、この電車でお会いしましょうね」
私がそう囁くと、彼は怯えたような、しかしどこか期待を孕んだ目で私を見つめ、逃げるように個室を去っていった。
彼はもういない。しかし、私の中の飢えが満たされることはなかった。
一人残された多目的トイレのなかで、私はズボンを脱ぎ、開ききった自分のお尻を鏡に映してみた。彼に捨てられた空虚な窄みは、見知らぬ男の種を口から流し込まれたことで、さらに激しく、次の獲物を求めてヒクヒクと蠢いていた。
電車に乗れば、そこにはまだ見ぬ獲物が無数に揺られている。ゲイだろうとノンケだろうと関係ない。私は明日も、あの満員電車の暗闇に紛れ、新しい獲物をこの底なしの迷宮へと引きずり込み続けるのだ。
彼からの連絡が、完全に途絶えたのだ。
何度もスマートフォンを確認し、いつもの電車、いつもの車両で待ち伏せしても、彼の端正な姿は二度と現れなかった。
「飽きられたんだ……。私は、捨てられたんだ……」
自宅の炬燵で一人、絶望に打ちひしがれる。しかし、本当に恐怖したのは彼を失ったことだけではない。彼によって極限まで開発され、開き癖のついてしまった私のお尻と、暴走する肉体の性だった。一度知ってしまった快楽の味は、彼がいないからといって消えてはくれない。むしろ、飢餓感は日に日に増し、下腹部の奥は狂ったようにキュウキュウと疼き続けていた。
悶々とした気持ちを抑えきれなくなった私はある日、ついに「禁断の手」に打って出た。
いつもの通勤電車。混雑する車内で、私は獲物を探すように目を光らせていた。視線の先に留まったのは、かつての私のように実直そうで、白髪交じりの、どこか彼に面影が似た上品な老人だった。
(あの人の手を、私のここに……)
理性がパチンと弾け飛んだ。私は背後からその老人にぴったりと身体を寄せると、衣服の暗闇のなかで、老人の手を強引に掴み、私自身の猛烈に硬くなったモノへと導いた。
「な、何をするんだ……っ!?」
老人が驚き、声を上げようとする。すかさず私は老人の耳元に顔を寄せ、かつて彼が私に囁いたような、低く妖しい声で囁いた。
「静かに……。声を出すと、周囲にあなたが痴漢をしていると思われますよ。……嫌なら、次の駅で降りましょう」
恐怖と困惑に震える老人を促し、私は手を引いて駅のホームへと降り立った。向かう先は、かつて私が彼に初めて暴かれた、あの公衆トイレの個室だった。
狭く薄暗い個室に老人を連れ込んで鍵をかける。
「お、おい、警察を呼ぶぞ……! 私はそんな趣味は……」
怯える老人の前に、私は音を立てて膝をついた。そして、迷うことなく老人のズボンのチャックを引き下げ、下着の中から溢れ出さんばかりに硬くなりかけている肉塊を、自らの口内へと一気に迎え入れた。
「んむぐぅっ……!」
1年間の調教で、私の口はおもちゃのように開発されている。喉の奥を突く絶妙な愛撫、舌の絡ませ方、すべてが彼から直伝されたプロの技だった。
「う、あぁ……っ! な、なんだこれは……っ!?」
最初は拒絶していた老人の身体が、私の圧倒的な奉仕の前に、みるみるうちに歓喜の震えへと変わっていく。老人のペニスは怒張し、先っぽからドロリとした粘液を溢れさせ始めた。実直に生きてきたであろう老人の理性が、私の口によって一枚一枚剥ぎ取られていくのが分かった。
「は、激しく……もっと奥まで吸ってくれ……っ!」
ついに老人が快楽に屈し、私の白髪を掴んで腰を激しく押し付けてきた。
ガツガツと喉の奥を叩かれる衝撃に、私は涙を流しながらも、至上の悦びを感じていた。
(ああ、私は今、あの人と同じことをしている……!)
かつて彼にゲイの道へと引きずり込まれた私が、今度は別の実直な老人を、同じ底なしの深淵へと引きずり込んでいる。その支配感、背徳的な「反転」の快感が、誰も触れていない私のお尻の窄みをキュウキュウと激しく蠢かせ、先っぽから熱い涙を溢れさせた。
「くっ、出る、いくぞ……っ!」
老人が低く唸ると同時に、私の口内へと、ドクドクと熱く濃密な液体が勢いよく噴き出された。私はそれを、一滴も溢すことなくゴクリと喉の奥へ飲み干した。
チャックを整え、呆然と、しかし確実に「新しい世界」の味を知ってしまった表情で個室を出ていく老人。その背中を見送りながら、私は唇を拭った。
あの公衆トイレの一件以来、私の中の「何かが」完全に壊れ、そして覚醒した。
彼に捨てられたという絶望は、いつしか「彼から受け継いだ技術で、自ら新しい獲物を開拓する」という歪んだ使命感へと昇華されていた。73歳になったこの老体は、今やただの玩具ではなく、新たな獲物を底なしの深淵へと引きずり込む「捕食者」となっていた。
それからの私は、毎日のように電車内に乗り込んでは、新しい獲物を探し続けた。
ターゲットがゲイなのか、それとも全く男に興味のないノンケなのかは関係なかった。むしろ、これまで女性しか知らず、実直に、堅実に生きてきた同年代の老人であればあるほど、私の加虐心は激しく燃え上がった。かつての私が彼によって一瞬で理性を狂わされたように、ノーマルな男たちの隠された本能を暴き立てることに、私は言葉にできない全能感を覚えるようになっていたのだ。
ある日の夕暮れ時、混雑する私鉄の車内。
私の目に留まったのは、吊り革を掴んで難しそうな顔で文庫本を読んでいる、いかにも定年退職したばかりといった風貌の、お堅そうな紳士だった。仕立てのいい格子柄のジャケットを着て、眼鏡の奥の瞳は理性的だ。間違いなく、こちら側の世界とは無縁のノンケだろう。
(ふふ……あなたも、私と同じにしてあげますよ)
私は背後から音もなく近づき、電車の軽い揺れに紛れて、その紳士の背中に私の胸をぴったりと押し付けた。
そして、他人の視線の死角となる衣服の隙間から、躊躇なく自分の手を滑り込ませ、彼のスラックスの上から、まだ眠っているその股間の肉塊を容赦なく掴み取った。
「っ……!? な、何をするんだ……!」
紳士が驚愕し、血相を変えて私を振り返る。その理性的な瞳が、恐怖と困惑で激しく揺れていた。しかし、私は動じない。むしろ、その狼狽する顔を見るだけで、私のスラックスの中のモノは猛烈に硬く反り返り、お尻の窄みはキュウキュウとおねだりするように蠢き始めていた。
私は彼の耳元に顔を寄せ、低く、しかし逆らいがたい色気を孕んだ声で囁いた。
「静かに。ここで大声を上げれば、周囲の人間はあなたが私に悪戯をしていると思うでしょうね。この年齢で『痴漢』として駅員室に連れて行かれたいですか? 嫌なら……次の駅で私と降りなさい」
「貴様……狂っているのか……?」
紳士は怒りに震えながらも、世間体という名の、お堅い男ならではの弱みを完全に握られ、それ以上声を出すことができなかった。
プシューッと音を立てて電車が駅に止まる。私は彼の冷たくなった手を強く握り締め、半ば引きずるようにしてホームへと連れ出した。向かう先は、もう私の「仕事場」となった、あの駅の多目的トイレだ。
個室に入り、カチャリと頑丈な鍵をかける。その狭い密室のなかで、紳士はなおも私を睨みつけていた。
「いい加減にしろ! 私は男などには絶対に興味はない! 警察に――」
「まあ、そう焦らないでください」
私はふっと微笑むと、その場に静かに膝をついた。そして、彼のスラックスのチャックを容赦なく引き下げ、下着を剥ぎ取って、その質量を露わにさせた。まだ完全に硬くなりきっていない、しかし私の手のひらの熱で微かに脈打ち始めた肉塊。
私はそれを、自らの開発され尽くした口内へと、迷うことなく喉の奥まで一気に吸い込んだ。
「ん、んむぐぅぅっ……!」
舌の柔らかい部分を巧みに使い、先端の敏感な部分を執拗に転がす。さらに、彼のペニスの根元を指先で優しく愛撫しながら、吸い上げる圧力を絶妙に変化させていく。彼から1年間、それこそ死ぬほどの快楽とともに叩き込まれた「最高の奉仕」の技術。それを、今度は私がこのお堅い紳士にすべて注ぎ込んでいた。
「う、あ……あぁっ!? な、なんだ、これは……っ!?」
紳士の口から、先ほどまでの怒声とは明らかに違う、情けない喘ぎ声が漏れ出た。
男に口で吸われるなどという、彼の人生において想定すらしていなかったであろう背徳的な行為。しかし、私の舌がもたらす圧倒的な快感の前に、彼の強固だった理性の壁が、みるみるうちに音を立てて崩壊していくのが分かった。
「ひ、引き抜いてくれ……あぁ、もう駄目だ、狂ってしまう……っ!」
紳士は私の白髪を両手で強く掴み、自ら腰をガツガツと私の口内へと押し付け始めた。その瞳は完全に快楽の泥沼に溺れ、ただの飢えたオスのそれへと変貌していた。
(ああ、気持ちいい……! 別の老人を、こんなに変態にしていくなんて……!)
相手がノンケであればあるほど、その堕落していく姿は美しく、私の下腹部を激しく焦がした。誰も触れていない私のお尻の門は、彼の激しい突き上げに連動するように、ドロドロとした我慢汁を床へとボタボタと滴らせていた。
「くっ、出る! いくぞ、あぁぁっ!」
紳士が短く絶叫した瞬間、私の喉の奥へと、ドクドクと熱く、濃密な液体が勢いよく発射された。私はそれを、一滴の無駄もなく、ゴクリと音を立てて全て喉の奥へと飲み干した。
「はぁ、はぁ……素晴らしいお味でしたよ」
口元を拭いながら見上げると、紳士は自らのモノを露出させたまま、壁に背中を預けて呆然と立ち尽くしていた。その顔には、自分が男に果ててしまったという絶望と、そして、抗いがたい快楽の余韻がべっとりと張り付いていた。彼はもう、二度と「元の世界」の実直な男には戻れないだろう。
「また、この電車でお会いしましょうね」
私がそう囁くと、彼は怯えたような、しかしどこか期待を孕んだ目で私を見つめ、逃げるように個室を去っていった。
彼はもういない。しかし、私の中の飢えが満たされることはなかった。
一人残された多目的トイレのなかで、私はズボンを脱ぎ、開ききった自分のお尻を鏡に映してみた。彼に捨てられた空虚な窄みは、見知らぬ男の種を口から流し込まれたことで、さらに激しく、次の獲物を求めてヒクヒクと蠢いていた。
電車に乗れば、そこにはまだ見ぬ獲物が無数に揺られている。ゲイだろうとノンケだろうと関係ない。私は明日も、あの満員電車の暗闇に紛れ、新しい獲物をこの底なしの迷宮へと引きずり込み続けるのだ。
26/06/26 17:54更新 / 調教師の60代
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