第三の視線
あの夜、暗闇の公園で感じた「誰かの気配」は、決して私の見間違いや被害妄想ではなかった。その過酷な現実を突きつけられたのは、それから一週間ほど経った、ある日の夕方のことだった。
いつものように二人の主人のマンションを訪れ、衣服を脱ぎ捨てて床に這いつくばっていた私に、厳さんが冷ややかな視線を投げかけた。
「おい、犬。今日はお前に『お客様』を呼んでおいたぞ」
「お客様……ですか?」
私が首を傾げると、修さんが妖しげな笑みを浮かべながら、部屋の呼び出しインターホンを押した。やがて現れたのは、私たちと同年代か、あるいはもう少し年上に見える、酷く薄汚れた衣服を身に纏った一人の老人だった。顔には深く険しい皺が刻まれ、その目は獣のように濁った欲望をぎらつかせていた。
「この男はね、お前が先週、首輪をつけられて公園を這い回っていた姿を、ずいぶんと熱心に見ていたらしいんだよ」
修さんが私の髪を引っ張り上げ、その老人と目を合わせさせた。
「ひっ……っ!」
私は全身の血の気が引くのを感じた。あの夜の羞恥と背徳の光景を、本当に見られていたのだ。目の前の老人は、私の全裸の姿を、そして首輪をつけられて喜んでいた醜態を、すべて記憶している。激しいパニックが私を襲った。
「本当に、見事な飼い犬だったなぁ。あの時の姿が忘れられなくてねぇ……」
老人はねっとりとした濁った声で笑い、私の前に歩み寄ってきた。衣服からは、饐た汗とタバコの嫌な臭いが漂ってくる。
「この男がな、お前のことを気に入って、自分にも奉仕させろと言って聞かないんだ。どうだ、犬。この男の言うことを聞きなさい」
厳さんがソファに深く腰掛け、新しいタバコに火をつけながら、冷酷に言い放った。
「そんな……っ! 嫌です、厳さん、修さん! 私はあなたたちのペットです、こんな知らない人に……っ!」
私は必死で二人の主人に懇願した。厳さんと修さんになら、どんな汚れ仕事も喜んで捧げられる。だが、この見知らぬ、不潔な老人に身体を許すなど、人間としての、いや「二人の忠犬」としてのプライドがどうしても許さなかった。激しい拒絶の涙が頬を伝う。
「嫌かい? でもね、ペットに拒否権なんてないんだよ」
修さんが冷たく微笑み、私の首輪に繋がったリードを、その老人の手へと手渡した。
「ほら、ご主人様たちも許可してくれたぞ。色気のある、いい老犬だ……」
老人がリードをグイと力任せに引っ張った。首輪が喉に食い込み、私は「う、くっ……」と呻いて床に突き伏せられた。
恐怖と、嫌悪と、激しい拒絶。
私の心は「嫌だ」と叫び、全力で逃げ出したいと欲していた。しかし――信じられないことに、私の股間のペニスは、その圧倒的な凌辱のシチュエーションに対して、激しく、怒張を始めていたのだ。主人の目の前で見知らぬ男に組み敷かれ、強制されるという極限の背徳感。心が拒めば拒むほど、肉体が狂ったように熱を帯びていくのを、私は止めることができなかった。
「ほら、何をもたもたしている。主人の前で私を満足させてみせろ」
見知らぬ老人は、饐た匂いを放つズボンを乱暴に引き下げた。目の前に突き出されたのは、年老いて黒ずみ、およそ清潔とは言い難い、しかし確実に欲情して怒張している肉棒だった。
「嫌、です……っ、ううぅ……っ」
私は涙を流しながら頭を振った。だが、老人は私の白髪を容赦なく掴み、自身の股間へと強引に顔を押し付けてきた。鼻腔を突く男の濃厚な体臭と不潔な臭いに、胃の奥が激しく拒絶反応を起こす。
「いいから咥えろ!」
老人がリードを強く引くと、首輪が喉を締め付け、私は反射的に口を開けてしまった。その隙を突いて、太く硬い肉塊が私の口腔へと容徊なく突き入れられた。
「ん、ぐぅっ……! ぁ、ん、んぅ……っ!」
容赦のない、手荒な口淫の強制だった。老人は私の頭をがっしりと固定し、自ら腰を激しく振って私の喉の奥を衝き動かした。涙と涎が溢れ、顔中がぐしゃぐしゃに濡れていく。
その様子を、厳さんと修さんはソファから静かに見つめていた。
「いいザマじゃないか、犬のくせに随分とエロい顔をして鳴く」
厳さんの冷ややかな声が聞こえた瞬間、私の身体の中に、悍ましいほどの電流が走った。
(ああ、ご主人様が見ている……私が、他の男のモノを口に加えている姿を、あの方たちが見つめている……!)
その強烈な認識が、私の理性を完全に破壊した。心がどれほど「嫌だ、汚い」と拒絶していても、主人の視線に晒され、他の男に貪られているという絶対的な屈辱が、私の肉体にとっては最高のご馳走になっていたのだ。触れられてもいない私のペニスは、これまでにないほど赤黒く肥大化し、先端から先走りの汁を床にボトボトと滴らせていた。
「ほう、口だけでこんなに硬くしてやがる。本当に極上の変態犬だな」
老人は私の狂ったような興奮を察知すると、ニヤリと下品に笑い、私の頭を乱暴に床へと押し付けた。
「次は、その生意気なケツの穴を寄こせ」
老人はローション代わりに自身の唾液を私のお尻の窄みに塗りつけると、まだ他の男のモノを受け入れたことのないその場所へ、強引に自らの肉棒を突き立てた。
「ひぎぃっ……! あ、あぁぁぁっ!」
厳さんのものとは違う、粗暴で、思いやりのない痛みが私の身体を貫いた。お尻の肉が引き裂かれるような激痛。しかし、その痛みが深ければ深いほど、私の脳内には爆発的な快感が溢れ出していった。
「あ、あ、嫌、なのに、気持ちいい、おかしくなるぅっ!」
私は床に爪を立て、狂ったように叫んでいた。背後では老人が荒い息を吐きながら、私の奥を何度も乱暴に抉っている。そして正面からは、厳さんと修さんが、憐れみと愉悦の混ざった目で見下ろしている。二人の主人への絶対的な服従と、第三の男による陵辱。その二重の支配の中で、私は激しく腰を振られ続けた。
「いくぞ、おらっ!」
老人が低く唸り、私の胎内深くへ熱く不潔な精液を吐き出した。
同時に、私もまた、誰に触られることもなく、床に向けて大量の精液を勢いよく噴き出していた。
行為が終わり、老人が満足して去った後、私は精液と涙に塗れたまま、床に力なく横たわっていた。
厳さんがゆっくりと近づき、私の首輪のリードを再びその手に取り戻した。
「よく耐えたな、可愛い犬。お前が他の男に汚される姿、最高に美しかったぞ」
修さんが私の身体を優しく抱き起こし、汚れを拭き取ってくれる。その瞬間の圧倒的な安堵感と満たされた幸福感。私は確信していた。私はもう、この地獄のような快楽の園から、一生抜け出すことはできないのだと。
いつものように二人の主人のマンションを訪れ、衣服を脱ぎ捨てて床に這いつくばっていた私に、厳さんが冷ややかな視線を投げかけた。
「おい、犬。今日はお前に『お客様』を呼んでおいたぞ」
「お客様……ですか?」
私が首を傾げると、修さんが妖しげな笑みを浮かべながら、部屋の呼び出しインターホンを押した。やがて現れたのは、私たちと同年代か、あるいはもう少し年上に見える、酷く薄汚れた衣服を身に纏った一人の老人だった。顔には深く険しい皺が刻まれ、その目は獣のように濁った欲望をぎらつかせていた。
「この男はね、お前が先週、首輪をつけられて公園を這い回っていた姿を、ずいぶんと熱心に見ていたらしいんだよ」
修さんが私の髪を引っ張り上げ、その老人と目を合わせさせた。
「ひっ……っ!」
私は全身の血の気が引くのを感じた。あの夜の羞恥と背徳の光景を、本当に見られていたのだ。目の前の老人は、私の全裸の姿を、そして首輪をつけられて喜んでいた醜態を、すべて記憶している。激しいパニックが私を襲った。
「本当に、見事な飼い犬だったなぁ。あの時の姿が忘れられなくてねぇ……」
老人はねっとりとした濁った声で笑い、私の前に歩み寄ってきた。衣服からは、饐た汗とタバコの嫌な臭いが漂ってくる。
「この男がな、お前のことを気に入って、自分にも奉仕させろと言って聞かないんだ。どうだ、犬。この男の言うことを聞きなさい」
厳さんがソファに深く腰掛け、新しいタバコに火をつけながら、冷酷に言い放った。
「そんな……っ! 嫌です、厳さん、修さん! 私はあなたたちのペットです、こんな知らない人に……っ!」
私は必死で二人の主人に懇願した。厳さんと修さんになら、どんな汚れ仕事も喜んで捧げられる。だが、この見知らぬ、不潔な老人に身体を許すなど、人間としての、いや「二人の忠犬」としてのプライドがどうしても許さなかった。激しい拒絶の涙が頬を伝う。
「嫌かい? でもね、ペットに拒否権なんてないんだよ」
修さんが冷たく微笑み、私の首輪に繋がったリードを、その老人の手へと手渡した。
「ほら、ご主人様たちも許可してくれたぞ。色気のある、いい老犬だ……」
老人がリードをグイと力任せに引っ張った。首輪が喉に食い込み、私は「う、くっ……」と呻いて床に突き伏せられた。
恐怖と、嫌悪と、激しい拒絶。
私の心は「嫌だ」と叫び、全力で逃げ出したいと欲していた。しかし――信じられないことに、私の股間のペニスは、その圧倒的な凌辱のシチュエーションに対して、激しく、怒張を始めていたのだ。主人の目の前で見知らぬ男に組み敷かれ、強制されるという極限の背徳感。心が拒めば拒むほど、肉体が狂ったように熱を帯びていくのを、私は止めることができなかった。
「ほら、何をもたもたしている。主人の前で私を満足させてみせろ」
見知らぬ老人は、饐た匂いを放つズボンを乱暴に引き下げた。目の前に突き出されたのは、年老いて黒ずみ、およそ清潔とは言い難い、しかし確実に欲情して怒張している肉棒だった。
「嫌、です……っ、ううぅ……っ」
私は涙を流しながら頭を振った。だが、老人は私の白髪を容赦なく掴み、自身の股間へと強引に顔を押し付けてきた。鼻腔を突く男の濃厚な体臭と不潔な臭いに、胃の奥が激しく拒絶反応を起こす。
「いいから咥えろ!」
老人がリードを強く引くと、首輪が喉を締め付け、私は反射的に口を開けてしまった。その隙を突いて、太く硬い肉塊が私の口腔へと容徊なく突き入れられた。
「ん、ぐぅっ……! ぁ、ん、んぅ……っ!」
容赦のない、手荒な口淫の強制だった。老人は私の頭をがっしりと固定し、自ら腰を激しく振って私の喉の奥を衝き動かした。涙と涎が溢れ、顔中がぐしゃぐしゃに濡れていく。
その様子を、厳さんと修さんはソファから静かに見つめていた。
「いいザマじゃないか、犬のくせに随分とエロい顔をして鳴く」
厳さんの冷ややかな声が聞こえた瞬間、私の身体の中に、悍ましいほどの電流が走った。
(ああ、ご主人様が見ている……私が、他の男のモノを口に加えている姿を、あの方たちが見つめている……!)
その強烈な認識が、私の理性を完全に破壊した。心がどれほど「嫌だ、汚い」と拒絶していても、主人の視線に晒され、他の男に貪られているという絶対的な屈辱が、私の肉体にとっては最高のご馳走になっていたのだ。触れられてもいない私のペニスは、これまでにないほど赤黒く肥大化し、先端から先走りの汁を床にボトボトと滴らせていた。
「ほう、口だけでこんなに硬くしてやがる。本当に極上の変態犬だな」
老人は私の狂ったような興奮を察知すると、ニヤリと下品に笑い、私の頭を乱暴に床へと押し付けた。
「次は、その生意気なケツの穴を寄こせ」
老人はローション代わりに自身の唾液を私のお尻の窄みに塗りつけると、まだ他の男のモノを受け入れたことのないその場所へ、強引に自らの肉棒を突き立てた。
「ひぎぃっ……! あ、あぁぁぁっ!」
厳さんのものとは違う、粗暴で、思いやりのない痛みが私の身体を貫いた。お尻の肉が引き裂かれるような激痛。しかし、その痛みが深ければ深いほど、私の脳内には爆発的な快感が溢れ出していった。
「あ、あ、嫌、なのに、気持ちいい、おかしくなるぅっ!」
私は床に爪を立て、狂ったように叫んでいた。背後では老人が荒い息を吐きながら、私の奥を何度も乱暴に抉っている。そして正面からは、厳さんと修さんが、憐れみと愉悦の混ざった目で見下ろしている。二人の主人への絶対的な服従と、第三の男による陵辱。その二重の支配の中で、私は激しく腰を振られ続けた。
「いくぞ、おらっ!」
老人が低く唸り、私の胎内深くへ熱く不潔な精液を吐き出した。
同時に、私もまた、誰に触られることもなく、床に向けて大量の精液を勢いよく噴き出していた。
行為が終わり、老人が満足して去った後、私は精液と涙に塗れたまま、床に力なく横たわっていた。
厳さんがゆっくりと近づき、私の首輪のリードを再びその手に取り戻した。
「よく耐えたな、可愛い犬。お前が他の男に汚される姿、最高に美しかったぞ」
修さんが私の身体を優しく抱き起こし、汚れを拭き取ってくれる。その瞬間の圧倒的な安堵感と満たされた幸福感。私は確信していた。私はもう、この地獄のような快楽の園から、一生抜け出すことはできないのだと。
26/06/15 10:14更新 / 調教師の60代
戻る
次へ