連載小説
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絶海の監獄
小笠原の地を踏んだ私たちが向かったのは、私が事前に手配していた、周囲に民家も人通りもない僻地に佇む貸切の一軒家だった。玄関のタッチ式パスワードを入力し、静まり返った館内へと足を踏み入れる。
男は相変わらず、旅の疲れへの不満と、紛失したスマートフォンへの未練をブツブツと呪詛のように溢れさせていた。
窓の外からは、私たちが乗ってきた船がゆっくりと波を穿ち、東京へと引き返していくのが見えた。
「これで1週間は、誰もこの島から戻れないね」
私は小さく呟いた。ついに、私の本当の目的を果たす時が来たのだ。

男は自分が「何を言っても許されるお姫様」であるかのように、私に甘え、傲慢な態度を崩さない。
夜になり、私が作った夕食を平らげたあと、私は再び彼に頃合いの酒を勧めた。船内であれほどの失態を演じながら、男は学習という言葉を知らないらしい。泥酔し、ベッドの上で酩酊する男の衣服を、私は冷徹な手つきで剥ぎ取っていった。

下着のトランクスを脱がせ、代わりに自宅から持参した真っ白な「越中褌」を締め直す。
時折、男はうつらうつらと目を覚ましたものの、アルコールに冒された脳では何が起きているのか理解できていない。
これまで私に送りつけられてきた、数々の卑劣な嫌がらせメール。SMの世界を体験したこともないくせに、己の狭い価値観だけで他者を否定してきたこの男に、本当の「世界の広さ」を教えてやるのだ。

自宅の薄い壁では通報されかねない。男の家に行くことも叶わない。だからこそ、この絶海の孤島での逃げ場のないロケーションが必要だった。
私は手慣れた手つきで、褌の上から男の身体に縄を這わせ、強固に縛り上げた。一人では身動きひとつ取れない緊迫の姿勢が完成する。私は男をそのまま残し、翌朝からの過酷な儀式に備えて眠りについた。

「おい……っ! 起きやがれ! 今すぐこれを解け!」
翌朝、静寂を破る男の狂ったような怒声で私は目を覚ました。
身動きの取れない恐怖と、生理的な限界。怒り狂う男を、私は冷ややかな目で見下ろした。
「せめてトイレに行かせてくれ……!」
懇願する男を私は冷酷に浴室へと引きずり、命じた。
「ここで見ててあげるから、そのまま漏らしなさい」

前夜にあれだけの酒と水分を摂取しているのだ。我慢できるはずがなかった。半泣きで許しを請う男の目の前で、私はただ冷たい沈黙を貫く。
数分後、男の限界が訪れた。
「あ、あぁ……ッ!」
真っ白な褌の前掛けが、じわじわと黄金色の温熱に染まり、大量の水分が溢れ出て床を濡らしていく。私は将来的に訴えられるリスクなど微塵も恐れず、その屈辱に塗れた男の姿を、自分の携帯電話のカメラに克明に収めた。
「漏らしちゃったね」
冷たく言い放ち、私は濡れた褌を切り離した。

「何でこんなことするんだ……っ!」
喚き散らす男に、私は囁いた。
「身に覚えがないのも、罪なんだよ」

私は剃刀を手に取り、男の首から下のすべての体毛を無慈悲に剃り上げ始めた。SMをあれほど嫌悪し、不潔だと叩いていた男だった。しかし、どうだろう。縄で縛られ、冷たい刃で剃毛されているその最中、男の股間のペニスは、私の視線を浴びてギンギンに猛り立っていたのだ。肉体は、私の支配に狂喜していた。

「今ならまだ、許してあげるから……! 縄を解いて、ここを、舐めなさいよ……!」
極限状態にあっても、男の口からはまだ上から目線の言葉が漏れる。調教の生ぬるさを痛感した私は、男を四つん這いにさせ、次の段階へと移った。

これまで、この男との行為では、お尻の洗浄をしていないという理由で、先端を少し挿入しただけだがペニスを汚され、私のストレスは限界に達していた。
私は男の秘部に大量の水を注入し、徹底的な洗浄を試みた。男の腹は水でパンパンに膨れ上がり、今すぐすべてをぶちちまけたいと悲鳴をあげる。
だが、私は男のその場所に、冷たい「プラグ」を容赦なく挿入し、自力での排出を完全に封じた。

激しい腹痛と、内側から破裂しそうな排泄欲。人間にとって、これ以上の恐怖はない。
「何でもする……何でもするから、抜いてくれ……ッ!」
涙を流して屈服する男の目の前に、私は前々日から一切洗っていない、野卑な匂いを放つ自身の雄々しいペニスを突きつけた。
「舐めて、綺麗にしなさい」

嫌々ながらも、男は舌先でペロペロと私の中心を舐め始めた。強烈な男の臭気に、今にも吐き出しそうな表情を浮かべている。
「……これで、いいんでしょ?」
まだどこかプライドを捨てきれない男に、私は最後通牒を突きつけた。
「俺を果てさせるまで、そのプラグは絶対に抜かないよ」

男の顔から血の気が引く。狂いそうな腹の痛みに耐えかね、男は必死になって私のペニスに貪りついてきた。しかし、その程度のぬるい愛撫で、私の楔が折れるはずもない。

「そんなぬるい手つきじゃ、いつまで経っても終わらないよ」
私は男の後頭部を大きな手でガッシリと掴むと、そのまま容赦なく、彼の喉の奥深くへと、私の巨大な質量を根元まで突き立てた。

「ウグッ、ウーッ……!」
喉を直撃する熱に、男は窒息しそうな声をあげてのたうち回る。口を離して何かを喚こうとするたびに、私は容赦なくその肉の塊で彼の呼吸を塞いだ。
「噛みたければ噛めばいい。私はそのまま病院に行く。私が戻ってくるまで、お前はその格好のまま放置されるだけだ」
その冷徹な脅しに、男は牙を剥くことすらできず、ただ涙と涎に塗れながら、私のペニスを喉の奥で受け入れ続けるしかなかった。
26/05/27 16:50更新 / 調教師の60代
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